U字工事のおかげ?ですっかり全国メジャーとなり、大人気の赤福朔日餅(ついたちもち)、1月を除き2月~12月まで毎月違った季節のお餅をお値打ちに楽しむことができるんです。
伊勢本店に早朝から並ぶ姿がすっかり有名になってしまいましたが、関西・東海エリアではデパ地下で予約も可能。毎月の楽しみにしている方も多いんです。
おいしいお饅頭も楽しみですが、それぞれ季節に合わせて包まれた美しい伊勢千代紙も見どころ、一年をまとめてご紹介しますね。
ジェイアール名古屋タカシマヤでの予約の仕方も合わせてご紹介しているので、ぜひ予約をして手に入れてみてください!
朔日餅とは?
伊勢神宮には昔から毎月一日には早起きをして神宮へ参拝する「朔日(ついたち)参り」というならわしがあります。
無事に過ごせた一ヶ月を感謝し、また新しい月の無事を願ってお参りに赴きます。
そのため毎月一日はおはらい町やおかげ横丁は朝早くからお店をあけて賑わいます。
「朔日餅」昭和53年から元日を除く毎月朔日(ついたち)に季節に合わせた餅菓子を販売するようになったそうです。
他のお店も参拝が始まる5時からお店をあけて「朔日がゆ」などを用意し参拝客を迎えてくれます。
朔日餅まとめ
そんなおもてなしの心から生まれた「朔日餅」を風情ある伊勢千代紙とご紹介しましょう。
2月の朔日餅はめでたい「立春大福餅」
2月朔日餅まとめ
- 立春大福餅
- 黒大豆と大豆を使った二種類の豆大福
- 価格:■6個入り・・740円■10個入り・・1,240円■化粧箱入り・・1,600円(すべて税込価格)
- カロリー(一個当たり):(大豆)131kcal/(黒豆)130kcal
- 賞味期限(日持ち):当日中
絵柄は、版画家の徳力富吉郎先生に描いていただきました。
見ていると、つい春の歌を口ずさみたくなります。
春を満喫する曼陀羅(まんだら)そのもので“立春大吉餅”を包んでいます。
(*赤福公式サイトから引用させていただいてます。)
なんとも目出度い名前のついた朔日餅は贅沢に2種類!黒大豆が入った豆大福、大豆が入った大福にはきな粉をまぶしています。
名前も「立春大福」と目出度くて、お気に入りの朔日餅。
3月の朔日餅は春が香る「よもぎ餅」
3月朔日餅まとめ
- よもぎ餅
- よもぎの持つ色と香りをそのまま練り込んだ餅生地に粒あんがたっぷり
- 価格:6個入/620円■10個入/1,030円■化粧箱入/1,600円(すべて税込価格)
- カロリー(一個当たり):122kcal
- 賞味期限(日持ち):当日中
三月、女の子の節句、ひな祭りの月です。
春らしく、若草色や桃色、黄色をあしらって、明るく華やいだ色合いになっています。
女児の健やかな成長を願って、版画家の徳力富吉郎先生におひな様の絵を描いていただきました。
(*赤福公式サイトから引用させていただいてます。)
よもぎの香が春の訪れを感じさせる和菓子です、中は粒あん。
4月は道明寺のもっちり「さくら餅」
4月朔日餅まとめ
- さくら餅
- 道明寺でこしあんを包む関西風、選び抜いた塩漬けの桜の葉と一緒にどうぞ
- 価格:■6個入/740円■10個入/1,240円■化粧箱入/1,600円(すべて税込価格)
- カロリー(一個当たり):114kcal
- 賞味期限(日持ち):当日中
伊勢には桜にまつわる伝記や名木が種々あります。 若草のさわやかな色合いに、伊勢に咲きほこる桜の花を版画家の徳力富吉郎先生に描いていただきました。
春のよろこびを感じさせる千代紙です。
(*赤福公式サイトから引用させていただいてます。)
塩気のきいた桜の葉とこしあんが絶妙においしい春を代表する和菓子ですよね。
5月は節句にかかせない「かしわ餅」
5月朔日餅まとめ
- かしわ餅
- こし餡の入った餅を柏葉で包んだ和菓子
- 価格:■6個入/620円■10個入/1,030円■化粧箱入/1,600円(すべて税込価格)
- カロリー(一個当たり):121kcal
- 賞味期限(日持ち):当日中
昔から薬草として使われてきました菖蒲(しょうぶ)がちりばめられています。
咲きほこる厄よけの花菖蒲を、版画家の徳力富吉郎先生に描いていただきました。
(花菖蒲は三重県の県花になっています)
(*赤福公式サイトから引用させていただいてます。)
ぷるんとしたお餅がおおきなかしわの葉に包まれたかしわ餅は端午の節句にかかせない和菓子ですね。
6月の朔日餅は素朴な味わい「麦手餅」
6月朔日餅まとめ
- よもぎ餅
- もち麦粉が入った餅生地で黒糖味の餡を包み、麦粉をまぶした素朴なお餅
- 価格:■6個入/620円■10個入/1,030円■化粧箱入/1,500円(すべて税込価格)
- カロリー(一個当たり):118kcal
- 賞味期限(日持ち):当日中
六月は麦の収穫月で、喜びも深い祝いの月です。
麦畠(むぎばたけ)を一面に施した千代紙です。
豊作の喜びあふれる小麦色で、版画家の徳力富吉郎先生に描いていただきました。
(*赤福公式サイトから引用させていただいてます。)
麦の粉をまぶした素朴な味わいの和菓子、箱の中に一緒に入っている「麦粉」で懐かしい麦かきを味わえます。
7月の朔日餅は竹の香る「竹流し」
7月朔日餅まとめ
- 竹流し
- 赤福の餡で特製した水ようかんを青竹に流し込み、笹の葉でふたをした風情のある水ようかん
- 価格:■5本入/780円■10個入/1,550円■化粧箱入/1,800円■特大/1,000円(すべて税込価格)
- カロリー(一個当たり):一本当たり110kcal
- 賞味期限(日持ち):当日中
七月には夏の風物詩「七夕」があります。 蛙の鳴く声の中、川の瀬に笹舟を浮かべ、蛍の光を追いかける・・・夏の思い出が浮かんでくるような情緒あふれる色合いで、版画家の徳力富吉郎先生に描いていただきました。
(*赤福公式サイトから引用させていただいてます。)
竹筒に水ようかんを流し込んだ風流な和菓子、水ようかんに竹の香がほんのりと染み込んで味わい深いのです。
こちらは「特大(1,000円税込)」、太めの竹に水ようかんが流し込んであります。
カットしていただきますが、どちらもおいしいです。竹の香がお好きな方は定番の竹流しがおすすめ。
8月の朔日餅は粟餅と黒糖あん「八朔粟餅」
8月朔日餅まとめ
- 八朔粟餅
- 粒を残して作ったあわ餅に、昔ながらの黒糖味の餡をのせたもの
- 価格:8個入/720円■12個入/1,030円■化粧箱入/1,500円(すべて税込価格)
- カロリー(一個当たり):94kcal
- 賞味期限(日持ち):当日中
8月の朔日餅は伊勢千代紙が使われているのは化粧箱のみだそうです。
実って頭を垂れた麦の穂が風情ありますね。
一見は普通の赤福と変わりませんが中のお餅は粟を、こしあんには黒糖を使っておりコクがあり素朴な味わいです。
9月は塩のきいた粒あんがうまい「萩の餅」
9月朔日餅まとめ
- 萩の餅
- 季節菓子としてなじみ深いおはぎをご用意いたします。
ほんのり塩味をきかせた「萩の餅」はあたたかいお茶がよく合います。 - 価格:■6個入/620円■10個入/1,030円■化粧箱入/1,500円(すべて税込価格)
- カロリー(一個当たり):115kcal
- 賞味期限(日持ち):当日中
一面に秋の草花をちりばめています。
“実りの秋”“収穫の秋”の喜びを、扇面に秋草を描き、錦おりなす季節を美しく版画家の徳力富吉郎先生に描いていただきました。
(*赤福公式サイトから引用させていただいてます。)
いわゆる”おはぎ”ですね、塩味が効いた粒あんがおいしいです。
10月:栗尽くしの「栗餅」
10月朔日餅まとめ
- 栗餅
- もち米の食感を程よく残した生地で、風味豊かな栗餡(あん)を包み、栗ようかん
- 価格:■6個入/930円■10個入/1,550円■化粧箱入/1,800円(すべて税込価格)
- カロリー(一個当たり):114kcal
- 賞味期限(日持ち):当日中
秋の山の実り、秋の味覚が幸福感となって伝わって来る、そんな気がする版画家の徳力富吉郎先生の絵です。
形を残したもち米で栗の甘露煮をくるみ、さらに中のあんも栗あん、上には栗のトッピングと栗づくしの贅沢なお餅なのです。
11月は柚子と黒糖香る「ゑびす餅」
11月朔日餅まとめ
- ゑびす餅
- 打ち出の小槌に見立てた餅は餡も生地も黒糖、黄金色の小判に見立てた餅はさっぱりとした柚子風味。
- 価格:6個入/740円■10個入/1,240円■化粧箱入/1,600円(すべて税込価格)
- カロリー(一個当たり):1個あたり(柚子)123kcal、(黒糖)123kcal
- 賞味期限(日持ち):当日中
あざやかな黄色の上に、縄を張り巡らせて鳴子をかけた収穫前の田んぼとたくさんの米俵が描かれています。
五穀豊穣の感謝を版画家の徳力富吉郎先生に表現していただきました。
(*赤福公式サイトから引用させていただいてます。)
こちらも「ゑびす」とめでたい名前で柚子と黒糖の2種類の味が楽しめます。
商売繁盛と開運招福を祈願する縁起物の和菓子なのでぜひ食べてみてくださいね。
12月の朔日餅は雪をかぶった「雪餅」
12月朔日餅まとめ
- 雪餅
- もろこし粉入りの餅生地でこし餡を包み、もち粉をまぶしています
- 価格:■6個入/620円■10個入/1,030円■化粧箱入/1,500円(すべて税込価格)
- カロリー(一個当たり):132kcal
- 賞味期限(日持ち):当日中
十二月に入ると寒さも増し、暖をとるため家の内外で焚き火が多く、つい近年まで、十二月は防火月間でした。お米屋さんなどは、台所や水屋など火を使う場所に貼る「火の用心」と書かれた千社札風の貼紙を配ったものです。
十二月の伊勢千代紙は、「火の用心」と書かれた千社札風の貼紙が一面に描かれています。版画家の徳力富吉郎先生が願いと祈りをこめて作ってくださいました。
(*赤福公式サイトから引用させていただいてます。)
大地に見たてたお餅に雪を降らせています。
毎年一緒にいただける「火の用心」のお札が入っているのも風情があります。
朔日餅まとめ
一番人気の朔日餅は7月の「竹流し」です。
個人的にも7月の竹流しが一番好き、次は2月の「立春大福」と11月の「ゑびす餅」。次女子のお気に入りは12月の「雪餅」、こちらも人気があるようですね。
ジェイアール名古屋タカシマヤの予約方法
伊勢の赤福では夜中から行列のできる「朔日餅」、実はジェイアール名古屋タカシマヤ、松坂屋名古屋店、三越名古屋店の地下食品フロアにある「赤福」で予約で確実に手に入れることができるんですよ。
予約方法
赤福の店舗で予約券に名前と電話番号を記入し「予約引換券」を受け取ます。電話予約は不可。
予約券がないと引き換えできないのでご注意を、支払いは代金と引き換えになります。
毎月一日に朔日餅を受け取りに行くと、順番待ちをしている間に予約を聞きに店員さんが回ってくれます。
ついつい翌月分も予約をするのでエンドレスですね(笑)
予約受付期間
販売月の前日1日~(2月のみ前々月12月~)。
だいたい20日頃までは受付してくれますが、7月の「竹流し」など、人気の月は早めに〆切りますのでご注意くださいね。
購入場所
受取場所は予約時に説明があります(たまに変わるので)
商品お渡し時間
正午~午後6時の間に受け取りに行きましょう。
午後6時に間に合わない場合は、電話を入れておくと取っておいてくれます。
予約なしでの当日販売
数に余裕があれば1時から予約券なしでの販売もしていますが、販売開始の1時前から行列ができます。
また人気の七月「竹流し」など当日販売がない場合もあります。
また各店舗で6時以降から受取にこなかった残り分を販売しています。
*予約の受取りが6時以降になる場合は店舗に連絡をすると取り置いてくれます。
さいごに
赤福さんが通年販売している和菓子は「赤福」だけ。
他には「赤福ぜんざい」、暑くなると「赤福氷」(伊勢の店舗のみ冷やしぜんざい)があるだけです。
そのため毎月1日だけに販売される季節の和菓子は特別感があり、早朝から長い行列ができるんでしょう。
赤福さんったら商売上手ですね(笑)。
それぞれの月の伊勢千代紙の包装紙もどれも風情があって楽しめますよ。
見ても食べても季節を感じられるのは嬉しいですね。
2018年7月に赤福から新発売になる4色の赤福が入った「いすず野あそび餅」の予約方法はこちら↓
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