この記事は旧額田郡公会堂物産陳列所とともに保存され、2025年に修復された看守人室の見学レポです。
当時は管理人が常駐していた建物は、2025年の修繕工事で曳家で移動し屋根も葺き替えられました。
外観は新しくなりましたが元の姿をできる限り忠実に再現されました。
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管理室看守人室の建築データ
旧額田郡物産陳列所看守人室について
竣工:1913年(大正2年)
特記:内部改修を経て公開された貴重な小空間
見学:外観のみ(特別公開時除く)
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物産陳列所のすぐ脇に建つ、大正2年(1913年)築の小さな木造平屋建ての建物が『看守人室(かんしゅにんしつ)』です。
小規模ながら、本館(公会堂)や陳列所と意匠を合わせて設計されています。
当初は「看守人(管理員)」が駐在し、公会堂や陳列所の管理・警備を行うための詰所として使われていました。
和と洋の融合
全体は洋風の造りですが屋根は切妻造桟瓦葺き(きりつまづくりさんがかわぶき)、簡素な建物ながら建ちが高く、妻面拝み部分の装飾など、物産陳列所と意匠を揃えています。
当時の地方公共建築における「和と洋の融合」がこの小さな建物にも反映されており、地方にも西洋建築が浸透したことを示します。
外壁は公会堂と同じく、大正期らしい横板を重ねた「下見板張り」が採用されています。

外観は洋館風ですが建物内は和風になっており、暮らしやすさを優先した造りになっています。
創建当時の配置模型

創建当時の「公会堂」「陳列所」「管理室看守人室」の模型が飾られていました。
右手にドーンとメインの「公会堂」があり、すぐ左には「陳列所」へ続くアプローチ?、左手には2つの建物を守る「管理室看守人室」。
こちらの模型を見ると「陳列所」にはアプローチがあったように見えますね。
必見!大正時代の貴重な染付トイレ

大正時代の藍染めトイレがよい状態で残されていました。

INAXミュージアムの展示室にあるような貴重なトイレですね。 場所柄からして「伊奈製陶製(現:LIXIL/INAX)」かもしれません。
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さいごに
大正時代の関連する3つの建造物がそのまま残されているのは大変興味深く、地域でどれだけこの場所が愛されているかが伝わります。
ぜひとも美しい大正建築に会いに行って、時代の空気を肌で感じてくださいね。
*2025年11月、2026年3月撮影
※ 記事の情報は公開日月時点のものです。
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