『名古屋陶磁器センター』表と裏の新旧合わせ技レトロビルがおもしろい

東区・北区・守山区エリア

名古屋陶磁器会館を見学後は歩いて近くの「名古屋陶磁器センター」へ。

名古屋陶磁器センターは1934年(昭和9年)創建した旧館を桜通の桜通拡張にともないビルを曳家(ひきや)して後方に移動。

大通り側の新館と裏の旧館とが中でドッキングしたとても面白いレトロビルになっています。

日本陶磁器センタービルの建築データ

【施設情報】日本陶磁器センタービル

所在地:
愛知県名古屋市東区代官町39-18

アクセス:
地下鉄桜通線「高岳駅」2番出口より徒歩6分

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竣工:
1934年(昭和9年)/1957年(昭和32年)移築

設計:
【旧館】志水建築業務店
【新館】山下寿郎設計事務所

備考:
登録有形文化財(2015年8月指定)

【この場所の魂】
大通側はモダンな新館、裏は昭和初期の近代建築が融合した迷路のような楽しいビル。随所に増築跡や昭和のカケラが残っている。

新館

山下寿郎設計事務所の設計になる鉄骨鉄筋コンクリート造のオフィスビル。ガラス面を広くとったモダニズム建築で、均整のとれた窓配置が軽快な印象を与える。階段室の窓配置や円弧を描く階段は、機能性と意匠性を兼備する。地域のタイルを多く用いる点も特徴的。

文化庁・文化遺産オンライン参照

旧館

代官町に所在する鉄筋コンクリート造のオフィスビル。陶磁器を扱う団体の建築らしく、内外にタイル等の陶磁器をふんだんに使用する。特に三階大会議室ではステージのアルコーブを外部に張出し、細部にアールデコ意匠を採り入れるなど洗練された意匠になる。

文化庁・文化遺産オンライン参照

アクセスは?

名古屋陶磁器センターの新館外観

場所は地下鉄桜通線「高岳駅」2番出口より徒歩6分ほど、名古屋陶磁器会館からも徒歩圏内です。

名古屋陶磁器センターの新館入口

桜通に面した玄関口、渋い赤茶のレンガが印象的なこちらが1957年(昭和32年)竣工の新館です。

名古屋陶磁器センターの階段

新館の階段、奥に進むと旧館と繋がっています。

今回は1934年(昭和9年)竣工、移築された旧館をご紹介しますね。

名古屋陶磁器センターの美しい階段

奥にずずいと進んでこちらが旧館の階段。

名古屋陶磁器センターの窓

色ガラスがはいったR窓。

名古屋陶磁器センターのタイル壁

階段にも壁にも贅沢にタイルが使われていますね。

名古屋陶磁器センターの装飾

メタルの飾り。

名古屋陶磁器センターのステンドグラス

ステンドグラスも。

名古屋陶磁器センターのステンドグラス②

こちらの幾何学模様のステンドグラスは関係者のみ入れる倉庫のような部屋に隠れていました。

名古屋陶磁器センターのアイアン装飾

大会議室

名古屋陶磁器センターの3階大会議室

3階大会議室、天井がアーチになって優雅なフォルム。

名古屋陶磁器センターの窓

会議室の高い窓

名古屋陶磁器センターの3階会議室の窓

天井にもタイル、絶妙な色合い。

トイレ

名古屋陶磁器センターの昭和なトイレ

男性用トイレ、便器と壁のタイルは新しいようですがレトロ感が漂ってますね。

名古屋陶磁器センターの洗面所

名古屋陶磁器センターのタイル床

床もおしゃれ。

地下の機械室

名古屋陶磁器センターの機械室

地下の機械室、こちらの奥に旧館と新館のドッキング跡がありあます。

名古屋陶磁器センターの古い窓

年季の入った窓、こちらは機械の奥にある窓です。

関係者以外は出入りしない場所だけに窓や床も当時のまま。

名古屋陶磁器センターの試験室の跡

「試験室」では危険な釉薬などを使用していたようです。

裏の旧館

名古屋陶磁器センターの旧館外観

こちらの裏側が旧館、1957年(昭和32年)に桜通拡張にともないビルを曳家(ひきや)して後方に移動、新館を増築させて1958年(昭和33年)に「財団法人 日本陶磁器意匠センター」が設立されました。

名古屋陶磁器センターの竣工当時の写真

こちらが旧館俊工時の桜通側の玄関口です。 新館といっても竣工からすでに半世紀以上がたってますけどね(笑)。

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さいごに

日本陶磁器センターは初めて入りましたが新館、旧館ともにレトロですてき。

ツアーの最後は1階のイタリアンレストランでランチでしたがこれまたすてだったのでした。

*2023年11月

記事の情報は公開日月時点のものです。
最新状況については公式サイト、お電話にてご確認くださいませ。

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