北浜『高麗橋野村ビルディング』ひときわ目を惹く120年超えモダンなレトロビル

淀屋橋周辺のレトロビルの散策、このエリアはレトロ建築の宝庫、浪花教会、生駒ビルディング、芝川ビル、大阪府立中之島図書館、大阪市公会堂、新井ビルなど。

まだまだ現役で活躍されているレトロビルたちに魅了されます。

その中でもひときわ目立つこじゃれたレトロビル『高麗橋野村ビルディング』をご紹介しますね。

アクセスは？

アクセスは大阪メトロ堺筋線「北浜駅」徒歩1分、京阪本線「北浜駅」徒歩3分ほど。交差点の角にあり周りの高層ビルからひときわ目を惹きます。

高麗橋野村ビルとは？

設計は大阪瓦斯ビルディングなどの設計で知られる建築家「安井武雄氏」、東京的な装飾にモルタル塗りの薄い褐色の腰壁。
各階間の腰壁上端を外側に迫り出させた外壁形状はエーリヒ・メンデルゾーンが当時のドイツの建築でとった手法を採用し、さらにその縁をオリエンタル調の装飾を施し趣き深い印象です。

野村財閥の持株会社である野村合名の地所部が建てた最初の貸ビルで、当時としては珍しかった鉄骨鉄筋コンクリート構造。
戦前は地上6階でしたが1964年に7階を増築しました。

ウィキペディア参照

高麗橋野村ビル （こうらいばしのむらビル）は竣工1927年（昭和2年）、同じく淀橋エリアにあるレトロビル芝川ビルと同じですね。

1階はサンマルクカフェが入っています。

印象深い正面入り口。

両脇に月？のオブジェが向かい合わせに立っています。

「高麗橋野村ビル」文字が左から右になっているの竣工当時のものではないのかな。

内側のスクラッチタイル、微妙に色合いが違っていてすてき。

こちらの扉から入るとエントランスとエレベーターが2基ありますが、警備？の方にとめられて入れませんでした。残念。

大阪のレトロ建築をさらにチェック

＊2023年2月現在

さいごに

ひときわ目立つクラシカルでモダンなレトロビル、時間があればサンマルクカフェでまったりしたかったなぁ。

この後にはハードルの高い喫茶ネストに向かいました。

2023年8月19日 肥後橋『喫茶nest』週3日1時間だけ営業、ママさんに会いに行きたくなる魅惑の純喫茶

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