昭和10年築の木造校舎「萩・明倫学舎」へ!赤い瓦屋根と萩暦ランチ

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萩市民館の宇宙船を思わせるダイナミックなトラス構造建築に圧倒された後は、道路の向かいで存在感を放つ「萩・明倫学舎」へ。

昭和10年(1935年)に建てられた学舎をリノベーションし、現在は萩の歴史や世界遺産、観光情報を発信する一大観光拠点として活用されており、おいしいランチがいただけるんですよ。

昭和10年築の木造校舎に宿る、圧倒的な「日常の痕跡」と構造美

萩・明倫学舎は萩市民館の目の前、車はこちらの駐車場におかせていただきました。

赤い石州瓦が印象的な萩・明倫学舎の木造校舎外観

藩校「明倫館」の広大な跡地に昭和10年(1935年)に建てられた、石州瓦(せきしゅうがわら)の赤い屋根が印象的な木造校舎。現在は国指定の登録有形文化財に指定されています。

なんと平成26年(2014年)まで約80年もの間、実際に子どもたちが通っていたそう。広々とした木造校舎で6年間を過ごした子どもたちは、とても伸びやかに育ったのではないでしょうか。

きれいにリノベーションされてはいるものの、歩くたびに木が優しくしなる感覚や、細部に宿る建築の工夫には目を見張るものがある。

日本三大藩校のひとつと称された豪華な教育施設

萩・明倫館といえば、のちの明治維新を牽引する高杉晋作、久坂玄瑞、初代総理大臣となる伊藤博文など、日本の近代化を担う多くの偉人を輩出しています。

歴史を感じさせる萩・明倫学舎の建物と空

今回この記事を書こうと深掘りしてみて初めて知ったのですが、萩の藩校は日本三大藩校のひとつと称され、広大な敷地内に学問・武芸に関する多くの設備や校舎、武道場などが立ち並んでいたんだとか。

今でいう総合大学+巨大スポーツ施設のようなものが武家の子息はすべて無料、さらに吉田松陰の松下村塾は身分を問わず若者を受け入れていました。

萩藩は多くの資金を教育に注ぎ込んでいたんですね。明治維新で多くの萩の若者が活躍したのも、江戸時代からの土台があったからこそなのだなと納得しました。

建築好きが愛でる、明倫学舎の構造ディテール

昭和初期の建築美を残す萩・明倫学舎の廊下や天井構造

この校舎が建てられる前年、関西一円に甚大な被害をもたらした「室戸台風」の教訓から、校舎のすべての壁や屋根の小屋組みにいたるまで「筋交い(すじかい)」がしっかりと配され、風雪や地震に耐える頑丈な耐震・耐風構造が組み込まれています。

どこまでもまっすぐ続く約90メートルの木造廊下

全長90mの長い木造廊下は圧巻、子どもたちの元気な笑い声や、おしゃべりが聞こえてくるようですね。

建て替え前の面影をたどる

ちなみに、この昭和校舎に建て替えられる前、同じ明倫館の敷地内には明治20年(1887年)頃に建てられた「旧萩学校教員室」がありました。

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本館「レストラン 萩暦」で味わう、至福の和食ランチ

木造校舎のぬくもりを楽しみながら、一緒に行ったしおちゃんと「ここの木は古いままだよね?」「この天井は新しくしたよね?」と二人で細部までチェックをいれつつ(笑)、本館の無料エリアにある「レストラン 萩暦」へ。

本館内にあるレストラン萩暦の落ち着いたレトロな空間

レトロで落ち着いた空間で、地元の旬の食材をふんだんに使った和食ランチ『萩暦 特選ランチセット(1,980円)』を。

レストラン萩暦でいただいた小鉢たっぷりの特選ランチセット

小鉢がたくさんならび、お刺身やきんぴら、鶏の南蛮漬けやイカの酢味噌和えだったかな。 どれも手作りのほっこりとやさしい味わい。

高いウッドの天井、窓際からの眺め、こどもたちもこうして窓の外を眺めながら同じように給食を食べていたのかな、なんてほっこりといただきました。

萩・明倫学舎(レストラン 萩暦)

  • 所在地:山口県萩市江向602
  • アクセス:JR萩駅からバスで約6分(「萩・明倫センター」下車すぐ) / 萩市民館から徒歩で約10分
  • 営業時間:11:00~15:00(ランチ)

おわりに

萩をまわると土産屋さんも吉田松陰推しで、萩の人たちが吉田松陰、萩のことを今でも誇りに思っていることが伝わります。

萩の街で見かけた吉田松陰ゆかりの案内板

今回の旅で松陰神社に現在も松下村塾が保存されていることも初めて知りました! 元乃隅神社、萩、山口市を回って山口が大好きになりました。

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※ 記事の情報は公開日時点のものです。最新の情報は店舗にお問い合わせくださいませ。

店舗・施設情報(Sticky Box)

【施設名】
萩・明倫学舎(旧萩市立明倫小学校本館等)
竣工:昭和10年(1935年)
設計者:萩市土木課(施工:坂本組)
住所:山口県萩市江向602
アクセス:JR萩駅から徒歩約25分 / バス停「萩・明倫センター」下車すぐ
>>Google mapで場所を確認する
電話:0838-21-1500
営業時間:9:00〜17:00(2号館入館は16:30まで)
定休日:2月第1火曜日とその翌日
喫煙・禁煙:敷地内禁煙
座席数:—
駐車場:あり(有料・普通車310台)

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