白壁『料亭か茂免』増築棟レポ!網代天井の粋と鯉が泳ぐ中庭の美の記録

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「か茂免」の旧中井邸宅の続き、1955年(昭和30年)に増築された部分と中庭をご紹介しますね。

※建物の歴史、大正時代に建てられた洋館のステンドグラスや、2面が総ガラスになった大広間などのレポはこちらの前半記事で詳しくご紹介しています↓↓

名古屋・白壁『料亭か茂免』完全ガイド!大正数寄屋の粋と格式ある名庭の記録
武家屋敷エリアにお店を構える高級料亭「か茂免」、鯉が泳ぐ池が流れる日本庭園を囲む風情あるお屋敷を見学。美しステンドグラスの洋館など粋で静寂な空間が広がっていました。

昭和30年の増築部分

増築されたと言っても1955年、すでに70年の歴史があります。廊下の天井や壁にも、戦後の名建築ならではの風情を感じますね。

中庭を臨む和室。

螺鈿(らでん)細工が施された贅沢な襖。

軒先の壁、上部には細やかな竹細工(網代編みでしょうか)が施されており、数寄屋の粋を感じます。」などとすると、より専門性が増します。

廊下の見事な天井も「網代(あじろ)編み」になっています。

廊下の見事な天井、そして当時のままと思われる照明。

中庭は庭全体が池のようでまるで自然と一体になっているよう。

鯉も飼われていました! この広大な庭園を維持管理し続けるのは、並大抵のことではありませんね。

廊下の窓からもお庭を堪能。

料理旅館の面影

茶室の奥の扉の向こうは、かつて料理旅館として使われていた空間だそうです。

「つるまい」と書かれた札。一筆書きのような線だけで舞う鶴を描く、その洗練された意匠に目を奪われました。

※大正時代に建てられた壮麗な洋館のステンドグラスや、2面が総ガラスになった大広間、正門全体の完全攻略ガイドは、こちらの【親記事・前編】で詳しくご紹介しています!

名古屋・白壁『料亭か茂免』完全ガイド!大正数寄屋の粋と格式ある名庭の記録
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さいごに

この土地での「か茂免」の歴史も約80年。お店とともに歴史ある家屋を守るのは、並大抵の苦労ではないはずです。ましてや近年のコロナ禍などは、さぞや大変だったことでしょう。

今回は3代目にご案内いただきましたが、「子どもの頃は洋室で遊んだ」といった家族の記憶が残るエピソードもお話しくださいました。100年を超えた邸宅を三代にわたって守り続ける重圧は、私のような庶民には想像もつきませんが、この場所への深い愛着があるからこそ、今日まで受け継がれてきたのだと感じました。

*2025年11月撮影

記事の情報は公開日月時点のものです。
最新状況については公式サイト、お電話にてご確認くださいませ。

料亭か茂免(かもめ)
住所:愛知県名古屋市東区白壁4-85
アクセス:市バス「清水口バス停」から徒歩5分、または地下鉄「高岳駅」から徒歩15分(※敷地内駐車場あり・日曜日定休)

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