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両口屋是清お正月和菓子【御題菓】2018年「竹取物語」&2017年「初春の野」

マツコの知らない世界で今年初めに紹介されて話題となった、両口屋是清のお正月の棹菓子「御題菓」。
歌会初めのお題に因んで作られる、その年のお正月だけのために作られる竿菓子です。
2019年の今年は「彩雲(さいうん)」、2018年は「竹取物語」、2017年は「初春の野」です。

「御題菓」は「干支羊羹」と同じく、その年だけの限定棹菓子なんですよ。
年明け間もなくから、一年をかけて職人さんたちがお正月のためだけに作る贅沢な棹羊羹、歴代のものをこちらでご紹介しますね。

2018年御題菓「竹取物語」

2018年の御題菓「竹取物語(たけとりものがたり)」、御題は「語」です。

栗羊羹がやわらかな色合いの村雨ではさまれています。

側面も緑の濃淡に淡い紫とピンクの波型、お正月の和菓子らしく華やかに金粉も添えてあります。

「竹取物語」なので、緑のグラデーションの村雨に型押してあるのは笹の葉でしょうか。
なんとも手が込んでいますね。

なんとも美しい棹菓子ですね。
やさしい甘さの村雨がほろりと口で溶け、羊羹の甘さと栗の食感も楽しめます。

”今はとて天の羽衣着るをりぞ 君をあはれと思ひ出でける”

竹取物語は日本最古の物語文学と言われています。いにしえの貴族の優雅さ、月の神秘さを、餡村雨と栗入り小豆粒あんで鮮やかに表現しました。

2017年御題菓「初春の野」

春の野を描いた包装紙。

包装紙を外してパカッと開くとこんな感じです。

両側のきれいな色合いの層になっているのが「村雨」。
餡に砂糖、米粉を混ぜて蒸し、ふるいにかけたそぼろ餡です。
ほろっとした感じですがしっとりとしています。

 

サイドはこんな感じです。
ピンクとグリーンの美しいグラデーションに波と四葉。
春の野に咲き乱れる花と緑なのか、そよ風でしょうか。

 

やわらかな色合いを重ねた村雨の層も素敵です。

 

まあ、そこは「大人の事情」ってことで(笑)
こちらはこちらで村雨の層の部分が波をうっているようになっていて凝っていますね。

春の野にすみれ摘みにと来し我ぞ
    野をなつかしみ一夜寝にける

花が咲き乱れ、鳥が歌い出し、春の野原は生命の讃歌を歌い出す。
心に残る幸せな風景を、栗入り抹茶あんと色とりどりの餡村雨で表現しました。

 

栗が入った抹茶羊羹ももちろんおいしいです。
春らしい彩りに、思わず笑顔になってしまいますよね。

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