ほっくりとしたさつま芋を練った小麦粉で蒸した素朴な和菓子「鬼まんじゅう」。
お好きな方はおうちで作ったことあるって方も多いんじゃないでしょうか。
けれどこの「鬼まんじゅう」、愛知県だけの郷土料理なんだそうですよ。
なぜ「鬼まんじゅう」と名前がついたかと言えば、ゴツゴツとした形が鬼の持っている「金棒」に似ているからという説が有力なんだそう。
そんな「鬼まんじゅう」の名店が、名古屋・覚王山にお店を構える「梅花堂」、創業90年になる老舗なんですよ。
看板商品の鬼まんじゅうは、早い時にはお昼には売り切れてしまうほどの人気なのです。
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お店の場所とアクセス
場所は地下鉄覚王山駅1番出口を出て左にまっすぐあるいて1分くらい。
賑わう日泰寺の参道の反対側ですが、平日でも昼前はお客がひっきりなしにやってきます。
店内の様子と雰囲気
鬼まんじゅうは一日に何度かに分けて蒸しあがり、ほとんどが予約で売れてしまうので行列はありません。
売れてしまうと早めに店じまいになってしまうこともあるんだそう。
和菓子の種類と値段
しかも安いだけではなく、昔ながらの国産の材料を使っているというから驚きです。
季節によって多少変わるそうですが、この日店頭並んでいたのは「わらび餅」「桜餅」「大福もち」「おはぎ」「羽二重餅(よもぎ餅)」など、各134円(税込)。
さらには「切り餅」や「赤飯」も並んでいるんですよ。
ふっくら「鬼まんじゅう」/134円(税込)
店名の「梅」が描かれた包装紙、色は白に山吹色です。
この日も次々とお客さんが訪れていました。
材料も作り方も昔のまま、伝統の味を守り続けているんだそうですよ。
使っているのはさつま芋、小麦粉、砂糖、ほんの少しの塩だけだそうですが、職人の絶妙な練りで仕上がりに差がでるんだそう。
多い時には一日1,000個が売れていきます。
賞味期限は当日中なので買いすぎに注意、行く前に電話して取り置きしてもらうのがおススメですよ。
その他のおすすめ
もちろん鬼まんじゅう以外の和菓子もどれもおいしいのですが、わたしのおすすめを2つ。
もっちりやわらか「赤飯」/154円(税込)
一度食べてみると赤飯のイメージが変わりますよ。
ふっくら「大福餅」/134円
そしてこちらのぷっくりとおいしそうな「大福餅」、お値段は134円(税込)。
今どき国産の材料を使って134円ってあり得ないお値段ですよね。
賞味期限は当日で翌日は皮が硬くなりますが、これをトースターで焼いてたべるとめちゃくちゃおいしいです!
あんこも甘すぎず上品な粒あん、ついつい多めに買ってしまいます。
駐車場は?
梅花堂には店舗右側に2台分の駐車スペースがあり、車での来店も便利です。
店舗情報&地図
梅花堂 (ばいかどう)
住所:愛知県名古屋市千種区末盛通1-6-2(google mapで見る)
アクセス:地下鉄東山線覚王山駅1番出口から徒歩3分
電話:052-751-8025
営業時間:8:00~17:00*鬼まんじゅうは9:15~
定休日:不定休
駐車場:お店右隣(2台分スペースあり)
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