登録文化財にも認定された学士会館が、再開発のため2024年12月に閉館となりました。1928年(昭和3年)竣工の旧館は保存され、2030年の再開を待つことになりますが、残念ながら1937年(昭和12年)に増築された「新館」は解体の途へ。
あの赤いカーペットが敷かれたホール、重厚なクローク、そして不思議な懐かしさを残す中華飯店。2024年秋、閉館前に宿泊した「学士会館・新館」の最後の姿をここに記します。
(※学士会館の歴史の全ては、メイン記事「学士会館・旧館の歴史と建築美」でまとめています)
建物情報
| 名称 | 学士会館(新館) |
| 竣工 | 1937年(昭和12年)増築 |
| ステータス | 解体(2024年12月閉館) |
旧館とは異なる、新館の華やぎ

手前が新館、奥が旧館。こうして並ぶと、スクラッチタイルの旧館に比べ、新館はどこか明るく軽やかな印象を受けます。

旧館の重厚な美学とはまた異なる、洗練されたライトな佇まい。この玄関口を通れるのも今となっては貴重な記憶です。
記憶の回廊:玄関広間と大階段

ゆったりとした玄関広間。かつて多くの人々が待ち合わせをし、この場所から館内へと足を踏み入れていたのですね。

ホールへ続く赤いカーペットの階段。壁にはステンドグラスが嵌め込まれ、旧館とは対照的な華やかさを演出しています。

ふと見つけた「テレビカード」の販売機。時代が止まってしまったかのような不思議な哀愁を感じました。
さいごに
新館は解体されてしまいますが、その跡地がどのような未来を描くのか。そして2030年に旧館がどのような姿で再開するのか、期待を込めて見守りたいと思います。
リニューアル後も、この歴史ある場所が多くの人に愛され続けることを願って。
↓旧館の建築と歴史についてはこちら↓

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*2024年9月撮影
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