名古屋駅近くの「ハセ珈琲店」でモーニングしてきました。創業1954年、70年以上の歴史を持つ老舗の喫茶店です。
名物は粒あんが山盛りの「小倉トーストモーニング」、あんこ好きにはたまらない満足感です!
名古屋駅から徒歩5分ほどとアクセス抜群なので、新幹線の乗車前や名駅周辺での朝食、観光・出張の合間のひと休みにもぴったりですよ。
カウンターで創業当時から通っているという「生き字引」のおじいちゃんにタイミングよく出会い、お話しさせていただいたのですが、“喫茶店”の奥深さにしみじみと感動したのでした。
お店の場所は?

お店の場所は名古屋駅から歩いて5分ほど、「那古野交差点」の南側です。

お店の前は広場になっており、なんだか開放的な雰囲気でとても素敵ですよね。

煉瓦(レンガ)の風情ある入口や、使い込まれたドアもいい感じです。
現在の店舗はかつての平屋からビルに建て替えられたのだそうです。
店内の雰囲気

建て替えられているため、店内はとても綺麗で快適です。

平日の10時くらいに伺いましたが、ちょうど混雑が引いたタイミングだったようで空いていました。
店内にも煉瓦が積まれていて、老舗ならではの重厚な雰囲気を醸し出しています。

常連さん専用のカウンター席も使い込まれていて味わい深い雰囲気。
お土産らしきものが置かれていたりと、老舗らしいあたたかみを感じます。
ハセ珈琲のメニュー
モーニングメニュー

モーニングは、好きなドリンクに追加料金で付けられるスタイルです。
- A:トースト(バターorジャム)+ゆで玉子・・80円
- B:小倉トースト+ヨーグルト+ゆで玉子・・150円
- C:チーズトースト+ヨーグルト+ゆで玉子・・200円
*午後2時~5時まではプチデザートがつきます。
※訪問当時のメニューです。現在のメニューや価格は店舗にてご確認ください。
その他のメニュー

一枚板に描かれたかっこいい看板メニュー。
コーヒー
- ブレンドコーヒー・・460円
- 今月のコーヒー・・550円~
- ウインナーコーヒー・・550円
- カフェ・オ・レ・・500円
- カプチーノ・・550円
- コーヒーフロート・・580円
トースト
- トースト(バター・ジャム)・・400円
- 小倉トースト・・550円
- ハムトースト・・560円
(スギモトのスモークハムを使用) - 玉子トースト(ゆで)・・560円
- 野菜トースト・・580円
- シナモントースト・・440円
- チーズトースト・・550円
- ピザトースト・・630円
- ホットドッグ・・600円
※以下は訪問時のメニューです。現在は内容や価格が変更されている可能性があるため、あくまで参考としてご覧ください。
ブレンドコーヒー

ブレンドコーヒーは、先代と同じく2箇所の珈琲屋さんから仕入れた豆を独自の配合でブレンドしているそう。
名古屋らしい深煎りの濃いめコーヒーですが、さほどクセはなくすっきりとした後味です。

ソーサー(受け皿)には「ハセ」と書かれた版画風のマスコットイラストが描かれていて、とてもおしゃれ!
山盛りあんこが圧巻!「小倉トーストモーニング」

厚切りのトーストにたっぷりの粒あん!

モーニングサービスは現在の2代目マスターになってから、常連さんのリクエストで始まったのだそう。
「どうせなら」とたっぷり盛ったら思いがけず大評判になり、今ではSNSを見た若者たちがモーニング目当てに足を運ぶようになったのだとか。

ヨーグルトにはカットバナナが入っていてサービス満点!ゆで卵も絶妙な半熟加減で美味しかったです。
【14時~17時限定】ドリンク代のみで豪華プチデザートがついてくる!
14時~17時までは、なんとドリンク代のみで「プチデザート」が付いてくると聞き、別日に伺ってきました!

プチデザートが想定以上に豪華でとっても得した気分になりました。

こちらのメニュー板、立派な一枚板でテーブルにしても豪華になりそうなほど。お店で大切に使われてきた歴史を感じます。
喫茶店の黄金時代

建て替える前のお店の写真には「HASE COFFEE」と書かれた看板。昭和29年当時としては、かなりハイカラでおしゃれなお店だったのでしょうね。
カウンターで低音ボイスが素敵なマスターとそんな話をしていると、ドアが開いて「お店の生き字引」のような常連さんがご来店。
御年86歳になるというおじいちゃんで、先代が今の場所に移る前からの常連さんとのこと。マスターを交えて興味深いお話をたくさん聞かせていただきました。
昭和30年代頃がお店の一番の繁忙期だったそうで、まさに「喫茶店の黄金時代」といったところでしょうか。
昭和45年頃まではバスをチャーターして常連さんたちと旅行に行ったり、ボウリング大会やハゼ釣り大会を開催していたのだそう。
おじいちゃんもマスターや仲間に会いに、毎日のように顔を出していたのだとか。
当時の喫茶店は単に飲食をする場所ではなく、大人たちの情報交換や憩いの社交場(コミュニティ)だったのですね。
創業当初はコーヒーのみの提供で、時代の流れとともにモーニングやサンドイッチがメニューに加わったのは二代目からなのだそうです。

昔使っていたレトロでおしゃれなコーヒーカップも、当時の常連さんとのご縁で作ってもらったものなのだと教えていただきました。

お店にはテレビが置かれ、野球中継の夜はみんなで盛り上がったそうですよ。
映画『ALWAYS 三丁目の夕日』のように、昭和30年代は一般家庭にテレビや電話が普及していなかった時代。電気屋さんの店頭や喫茶店、食堂にお目当ての番組を見に行っていたんですよね。

そして、昭和の喫茶店のテーブルに必ずと言っていいほど置いてあったのが、100円を入れる星座占いルーレット!
北多摩製作所さんで今も製造されていて、個人でも購入可能なのだそうです。

さらにその昔、私が子どもの頃に喫茶店で見かけたのが「ピーナツベンダー」と呼ばれるピーナッツの販売機。
10円を入れてレバーを引くとピーナッツが出てくる仕掛けが楽しくて、大好きだったな〜。
あぁ、「昭和」が止まらない(笑)。
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おわりに
ハセ珈琲店がオープンした1954年(昭和29年)は、東京タワー完成(1958年)よりも前のこと。出会ったおじいちゃんのように、日本の高度経済成長期を支えた方々が通っていたお店と思うと、本当に感慨深いです。
多くの常連さんが集まったのは先代のお人柄であり、今もなお愛され続けているのは二代目マスターの魅力があってこそですね。
歴史ある老舗喫茶店の温かい魅力を、しみじみと感じたひとときでした。

※ 記事の情報は訪問当時のものです。
最新の営業状況やメニュー価格については、お店にてご確認くださいませ。
Summary for International Travelers
Founded in 1954, **Hase Coffee** is a historic kissaten (traditional Japanese coffee shop) located just a 5-minute walk from Nagoya Station. It’s renowned for its warm atmosphere and iconic Nagoya-style breakfast service.
- **Generous Ogura Toast Morning:** Order a deep-roasted house blend coffee and add generous sweet red bean paste (*Ogura*) on thick toast, served with yogurt and a boiled egg.
- **Afternoon Treat:** Visiting between 2:00 PM and 5:00 PM gets you a complimentary mini-dessert with your drink!
- **Showa Nostalgia:** Experience the authentic history of a local hub that has been warmly serving generations of locals for over 70 years.
店舗情報&MAP
<店舗情報>
ハセ珈琲店
創業:1954年(昭和29年)
住所:愛知県名古屋市西区名駅3丁目11-2
アクセス:名古屋駅から徒歩5分ほど
>>Google Mapで場所を確認する
電話:052-551-4847
営業時間:07:30~18:00(※訪問時より変更の可能性があるため最新情報をご確認ください)
定休日:第一・第三土曜日、日曜日
喫煙・禁煙:完全禁煙
座席数:26席
駐車場:無(近隣にコインパーキング有)
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