『豊橋市公会堂』8羽の鷲が護るロマネスク様式建築と雅な応接室の記録

三河・知多エリア(岡崎・豊橋・常滑など)

あいたて博2024で登録有形文化財指定「豊橋公会堂」と重要文化財「豊橋ハリストス正教会」を見学してきました。

ロマネスク様式と言われる市公会堂はメインストリート正面に2階へ上がる大階段が印象的、左右のドームを四方に囲む鷲は街を護っているようですね。

「豊橋市公会堂」建築データ

市制25周年の記念建造物に相応しく,大階段・コリント式列柱による玄関ロッジア・両脇の階段室が堂々たる正面ファサードをつくる。階段室の半球ドームと四方に配置された羽ばたく大鷲がシンボル。静岡や浜松の公会堂を手がけた中村與資平の設計になる。

文化庁・文化遺産オンライン

アクセスは?

豊橋公会堂の外観

アクセスはJR・名鉄豊橋駅より路面電車「市役所前」下車徒歩3分ほど、豊橋市公会堂の近くです。
豊橋駅から歩いて20分ほどです。

大階段は2階へ続いており、玄関からそのままホールへと続いています。
公会堂正面のメインストリートに地位する大階段は都市景観に重要な役割を果たしています。

階段を挟むように左右の塔が伸び、その上には幾何学模様のドーム。

豊橋公会堂の並んだアーチ

大階段上には5連のアーチ型エントランス。

2階へ続く大階段、5連のアーチ型エントランス、左右に伸びた塔と塔上部の正方形を削っているところ、ドームとドームに描かれた幾何学模様、以上6点はアメリカテキサス州に建つサン・アントニオ市公会堂とそっくりで設計の際に参考にしたのではと言われているそうです。

一般的にはロマネスク様式、ドームや施された幾何学桃用はイスラム風、モダン建築セセッションまたはスパニッシュ様式という見方もあるそう。

豊橋公会堂の門

それぞれのアーチに門扉が設置されています。

アーチとエントランスを繋ぐ屋根。

豊橋公会堂の柱装飾

柱には装飾が施されています。

豊橋公会堂の丸窓

翼面にはステンドグラスをあしらった丸窓。

豊橋公会堂のエントランスホール

エントランスとホールの入口扉の間の廊下。

ホール

豊橋公会堂のホール

2階がホールなので上は3階席ですね。

豊橋公会堂のホール客席

天井が波のように斜め下がり、客席は斜めに上がっています。

豊橋公会堂の照明機械

これはロープを引っ張って照明を動かす機械だったかなぁ。

豊橋公会堂の楽屋

楽屋は畳敷き、昭和感でていますね。

カーブの美しい階段

豊橋公会堂の階段

カーブの美しい階段を上がって屋上に上がらせていただきました。

豊橋公会堂の螺旋階段を見上げた図

見あげても美しく。

豊橋公会堂の螺旋階段

下を見ても美しい。

狭い階段なんですが螺旋階段のような美しいデザインです。

イスラム風ドーム

豊橋公会堂の4羽の鷹を配するドーム

屋上には左右シンメトリーにドームがあり4羽の鷲が囲んでいます。

豊橋公会堂屋上の鷹彫刻

まるで四方からの敵から建物を守っているようですね。凛々しい8羽の鷲のお陰で豊橋大空襲の戦火も逃れられたのかもしれません。

豊橋公会堂のステンドグラス

屋上から見える階段窓のステンドグラス。

豊橋公会堂屋上からのメインストリート

正面に続くメインストリート目の前を走る市電、今年の夏で100周年を迎えたそうです。

東応接室

豊橋公会堂の貴賓室

東応接室は昭和天皇ご訪問のために用意されたラグジュアリーなお部屋。

豊橋公会堂の天井装飾

壁の装飾。

豊橋公会堂の貴賓室の並んだ窓

この部屋だけホテルスイーツ(泊ったことないのであくまでイメージ)のようです。

豊橋公会堂の貴賓室ソファ

カーペットやソファーもご訪問当時に用意されたもの。

豊橋公会堂の貴賓室の当時使われていたカーテン

調度品でしょうか。

最近では映画のロケや結婚式などの撮影に大人気だそうですよ。

豊橋公会堂のハンドルドア

豊橋公会堂の古い建具

館内にはあちらこちらに創建当時の建具が残っておりノスタルジーな雰囲気が楽しめます。

見学はできる?

豊橋公会堂の通用口

施設の利用予約が無い日に限り内部の見学が可能です。事前の予約が必要なので問い合わせてみてくださいね。

すぐ近くの豊橋ハリストス正教会も外観だけでもぜひ見学してくださいね。

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さいごに

名古屋市公会堂の竣工は1930年(昭和5年)、座席数からすると2.5倍となり大理石も使われて立派ですが豊橋市公会堂はステンドグラスやドームを囲んだ鷲などロマンがあふれてました!

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