あちこちから冷たい湧き水がこんこんと溢れる水の都、大垣。きらめく水面から一歩路地へ入ると、そこには時間がピタリと止まったかのような、愛おしい昭和の景色が広がっています。
広いアーケードに佇むレトロな看板、渋ビルの階段を上がった先にある純喫茶、そして戦後の闇市の残り香が漂う裏路地……。大垣は、訪れるたびに新しい「レトロのカケラ」に出会える、不思議な魅力に満ちた街です。
今回は、わたしが実際に歩いて見つけた「大垣の魅力を120%味わい尽くす黄金ルート」をご案内します。私のセンスで自信を持っておすすめする最高の喫茶店やディープスポットを、車派も電車派も安心な実用情報と一緒にたっぷりとお届けしますね。
じゅのがおすすめ黄金ルート
まずは電車でも車でも回りやすいおすすめルートを詰め込み気味にご紹介しますね!
まずは大垣駅徒歩圏内をのんびりとレトロ散策、もちろん喫茶店のモーニングから始まります。
モーニングでスタート「ステイン」
大垣についたらまずは駅からすぐの純喫茶「ステイン」のモーニングで旅のスタート、渋ビルの薄暗い階段をソロソロと上がります。

激渋な外観からは意外すぎる、アンティーク家具に囲まれた明るい店内にギャップ萌え間違いなし。
小倉あんトーストにゆで卵、サラダの豪華なモーニングでまずは一日の作戦会議です。

【大垣駅前商店街】をレトロ散策
喫茶ステインでしっかり英気をやしなったら、駅前商店街のアーケードを散策。
こちらの広い道路の両側に広がる、昭和の「空中都市」を構想して建てられた駅前商店街のアーケードは見あげたモダンや屋根部分を要チェックです。

昭和レトロな看板やロゴ、アール窓のレトロ建築を愛でながらスマホ片手にショッピングも楽しみつつ歩きましょう。


商店街の途中、一歩路地に入った大垣城門手前にお店を構える「エグロ会館」も必見! 50年以上続く老舗のビリヤードはレトロマニアにも知られる激渋な建物です。

【ナンデモヤと金物屋】で宝探し
商店街の東側に並ぶ「ナンデモヤ」と「城東金物神保商店」の2軒は昭和レトロ好きにはたまらないお店。

「ナンデモヤ」は並んだ3軒分がすべてお店で籠やキッチングッズなどの懐かしの日用品が所狭しと並んでいます。
わたしも初訪問の時には宝探しが楽しすぎて、1時間ほど店内を見て回りました(笑)。

【駅裏(ディープスポット)】へ
最盛期には駅前まで多くの人で埋め尽くされていたという駅前商店街アーケードから一歩路地へ入り、戦後の闇市の残り香が漂う裏路地へ。

元は闇市マーケットだった「お城街」、細い路地は小さな店がひしめきあうように並んでいます。
この先にある商店街だった通りもすでにすべてのシャッターがおりており、リアルな昭和レトロを味わえますよ。

【大垣八幡宮】の湧き水で癒やされる(駐車場あり)
駅前商店街エリアを楽しんだから、つぎは歴史ある大垣八幡宮へ参拝しましょう。

駅前商店街から八幡神宮は歩くと10分ほど、大垣はそこここに水路や川があり歩いていても癒されます。

水の都大垣ならではの地下12mからくみ上げる湧き水が有名な神社です、清らなで冷たい地下水が喉を潤してくれますよ。

「喫茶サンパウロ」でご神水珈琲を淹れてもらいひと休み(駐車場あり)

八幡神宮近く「喫茶サンパウロ」は、毎朝神社で汲んだ湧き水でこだわりのコーヒーを淹れてくれます。 女性限定のフルーツヨーグルトのサービスも嬉しい!
実はこちらのお店、とある有名デザイナーのマッチでコレクターの間で知られる有名店、お声をかけてマッチを記念にいただくのを忘れずに。

「喫茶 頬頬」で鉄板スパゲッティのランチ(駐車場あり)
ランチは「喫茶 頬頬(ほほ)」、ピンと張った職人技の見事なオレンジのテントと入口の食品サンプルケースは思わず写真を撮りたくなりますよ!

おすすめは鉄板イタリアンスパ、サラダつきで昭和プライスなのも嬉しい。

【御菓子つちや】でお土産を買う(駐車場あり)

お土産はぜひ創業270年の「御菓子つちや 俵町本店」へ。 明治建築の趣きある店舗はその存在感に圧倒されます。
名物は「柿羊羹」、大垣城を象った「大垣城もなか」やブッセもおすすめですよ。

【モンブラン】でレトロパッケージのパンをお持ち帰り(駐車場あり)

給食のパンも担ってきたという老舗パン屋さん「モンブラン」、お客の絶えない人気店です。
レトロパッケージパンは朝パン用に、シフォンケーキはカップ入りの自家製クリームと一緒に買って帰って楽しめます。
お手頃なお値段で並ぶたくさんのパンについつい買いすぎちゃうかも。

こちらのお店も要チェック!
大垣には他にもすてきなお店が盛り沢山!実際に伺ったお店やレトロをご紹介しますね。
赤いソファー、食品サンプル、メニューも豊富な王道レトロ純喫茶「喫茶 愛」でフルーツポンチを撮影しよう(駐車場あり)↓↓

こだわりのノスタルジーな空間をおしゃれなカップで楽しむティータイム「エトワール」(駐車場あり)

ぬくもりを感じるウッドの開放的な店内がすてきな珈琲専門店(駐車場あり)↓↓

人気のクロワッサンは予約必須、3代目こだわりデニッシュ「リボリ」↓↓

日本一硬い「大垣みそせんべい」をお土産に、職人技も見学できる↓↓

夏限定の大垣銘菓「水まんじゅう」は

少し足を延ばして日本最古級の現役郵便局舎と洋風建築美を見に行く↓↓

マグボトルを手に大垣へGO!

水の都「大垣」は街のあちこちに湧き水(自噴水)の給水所が設置されています。 地下水からあふれる冷たい湧き水を味わいましょう。
夏はぜひマグボトル持参で、寒い時期でもペットボトルなど持って行くとよいですよ。
大垣八幡宮の湧き水はもちろん、大垣駅すぐ近くや駅前商店街などにも湧き水がありますのでチェックしてみてくださいね。
>>大垣「湧き水マップ」
大垣観光の無料駐車場情報
大垣の観光スポット「奥の細道むすびの地記念館」は観光目的で普通車が無料で駐車可能なので利用しましょう。
数人で回る場合、こちらに集合して1台で乗り合わせて回るのがおすすめです。
大垣駅城からは徒歩13分ほどと少し遠いですが徒歩圏内、こちらに駐車して駅前周辺ものんびりと散策できますよ。
奥の細道むすびの地記念館
>>Google map(奥の細道むすびの地記念館の第一駐車場)
レンタサイクルも利用しよう
電車で行ってあちこち回りたい方は、駅から5分ほどの「クインテッサホテル大垣」でレンタサイクルを300円/1日~も借りることができますよ。
【英語要約】English Summary
Explore Ogaki: A Retro Travel Guide to the City of Water
Ogaki, Gifu, known for its abundant cold spring water, is a charming city where nostalgic Showa-era scenery remains frozen in time. This article introduces a recommended itinerary for exploring Ogaki’s vintage streetscapes, historic architecture, and classic “junkissa” (retro Japanese coffee shops).
Highlights include starting your day with a traditional Japanese morning service (Ogura red bean toast) at Coffee Shop Stain, strolling under the retro arcades of the station shopping district, hunting for nostalgic daily goods at Nandemoya, and visiting the deep back-alley “Oshirogai”—a alleyway originating from a post-war black market.
Visitors can also taste pure spring water drawn from 12 meters underground at Ogaki Hachimangu Shrine, enjoy coffee brewed with sacred water at Kissa Saint Paul, savor iron-plate Teppan Italian Spaghetti at Kissa Hoho, and buy classic souvenirs from Tsuchiya (founded 270 years ago) or retro-packaged baked goods from Mont Blanc bakery. Ogaki is easily accessible by train, car, or rental bicycle, making it an ideal destination for lovers of authentic Showa-era retro culture.
おわりに
この記事では水の都「大垣」のレトロ旅プランをご紹介しました。
大垣は駅南エリアは美濃路が通り観光地として古くから栄え、駅北は大正から昭和にかけて繊維工場として豊な時代を迎え、駅周辺は戦後の焼け野原から再開発され、多くの時代のレトロがミックスするレトロ好きにはたまらない不思議な魅力があり、何度でも歩きたくなる大好きな街です。
レトロのカケラが残っているうちにぜひ大垣レトロ旅を楽しんでくださいね。
*2025年5月、6月、2026年6月訪問撮影。
※ 記事の情報は各訪問日時点のものです。
最新の営業状況や街の状況については、公式サイトやお電話等にてご確認くださいませ。


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