2024秋「あいたて博(愛知建物博覧会)」で伺った三河大野、緑に囲まれたとてもすてきな町でした。
鳳来館カフェでランチをいただいたり、お隣の料亭跡を見学したり、そして町に残る昭和レトロな建物、レトロ好きにたまらない奇跡のような建物をレポ。
文具店

一番印象に残ったのがこちらの建物。

斜めから見ると看板建築ですね、昭和初期に建てられたものでしょうか。

斜めになったショーケース、土台はタイル。


「はりきり一年生」とチラシがあるので学校生活にかかわる文具やら本などを販売していたのでしょうか。

丸窓がかわいい。

扉はアルミ枠に帰られてますが上部は木枠のまま、貼られたシールがよき。

2023年のGoogle mapから拾ってきました、「文具店」と書かれた看板が置かれています。

そして2013年のGoogle map(10年飛んでいる)、扉には「時計店」とあります!この時には窓ガラスにテープが貼られていないのでどなたか住んでらしたのかも。
文具店にしては格式のある建物だと思ったのですがこれで納得、時代とともに地域のニーズに合わせて文具を扱うようになったんでしょうね。
化粧品・薬局

店先にトイレットペーパー、KOSEの看板が掲げられているのでドラッグストアですね。
ベランダと一体化したカットがこじゃれています。

波打つ赤いテントもすばらしい!

よく見るとテントが2重になっており、上にハリのあるテントを重ねてあるようです。
カーテンふとん

古い商店街には必ずカーテンや布団屋さんってありますよね。
こちらのテントも2枚重ね、下のツートンのテントもよさそうなのに。 重ねるのが流行ったのかな。
古い街並み

こちらが旧道となるようで古い趣きのある街並みです。


「竹内時計店」の看板。

「火縄銃製作」と新しそうな看板が!
調べてみると店主さんが時計で培った細かな作業技術を活かし、火縄銃を部品から手作りで製作されているようです。
二宮金次郎像

町歩きで小学校もご案内いただきました。
絶滅に近づきつつあると言われる「二宮金次郎像」もこちらでは建材、見晴らしの良い校舎にしっくりと似合います。

校舎からは街を一望でき、街を見守るように緑に覆われた山々が囲んでいました。
さいごに
今回は見学に参加させていただくことで町の歴史や街並みを案内していただき楽しい時間でした。
案内いただいた方々もとても気さくで地元への愛情も感じられました。 今年のあいたて博も楽しみです!
*2024年11月撮影
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