さよなら、愛しの純喫茶。閉業した名店たちの「キオクの記録」を辿る【写真展レポート】

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今年2026年3月、神奈川・追浜の廃業銭湯「鷹取温泉」で開催された『在りし日の記憶展』。私は、名古屋や大阪を中心に、惜しまれつつ閉業した純喫茶のコラージュ写真で参加させていただきました。

近年、純喫茶の閉業の知らせが止まりません。物価高騰、店主の高齢化、店舗の老朽化……理由は様々です。
寂しいことですが、個人店の窓に灯る小さく温かな明かりの「儚さ」に、私たちは強く惹かれるのかもしれません。

確かにそこに存在し、多くの人を見守ってきたお店たちの「キオクの記録」。
私の記憶に深く刻まれたお店の記録を、こちらでもご紹介します。

名古屋&半田

キッチンアマンド

●2021年 撮影
●1971年創業 / 2022年廃業

筒井商店街から少し外れた場所に構える洋食レストラン。瓦をアクセントにした壁や、キッチン・床のタイルなど、大人の空間にマスターのこだわりが光るノスタルジックな場所でした。

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【閉業】東区『キッチン アマンド』魅惑の昭和空間で味わう懐かしのオムライス!
筒井商店街界隈までレトロ散歩へ、交差点角の食料品店「かとう」さんが跡形もなく姿を消していて涙。ラク亭、岩正、、お昼を食べようと思っていたフレンズがお休みだったので、商店街を少し離れた「キッチンアマンド」までふらふらと。昭和過ぎる空間でオムラ…

純喫茶ウィーン

●2021年 撮影
●創業不明 / 2022年閉業

ウッドの扉を開ければ、こじゃれた赤の床、ミッドセンチュリーな赤のチェア、そして赤の壁タイル。タイムスリップしたような、レトロで可愛らしいお店でした。

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【閉業】中川『ウイーン』昭和レトロでキュートな純喫茶
2021年10月15日

サンドイッチ ペリカン

●2020年 撮影
●1964年創業 / 2020年閉業

栄町ビル地下商店街の名店。ビル解体により惜しまれつつ閉業しました。アールのショーケースやアイアンアート、アールヌーヴォー調の床など、店主の美学が詰まった空間でした。

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【閉業】サンドイッチ『ペリカン』魅力いっぱいの昭和純喫茶、栄町ビルとともに惜しまれつつ閉店
名古屋・栄の栄町ビル地下グルメフロアにお店を構える純喫茶『サンドイッチ ペリカン』、2020年9月25日に閉店と聞きお別れに伺いました。栄町ビルの開業は1964年9月、若かりし頃にはファッションビルで同世代には思い出深いビルなんじゃないかし…

喫茶ポッポ

●2022年 撮影
●1972年創業 / 2022年閉業

並んだアールの高い窓とドレープカーテン。ガラスに貼られた薔薇のシールも愛おしく、昭和プライスの豊富なメニューで地域に愛された場所でした。

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【閉業】中村区『ポッポ』半世紀愛されたドレープカーテンが素敵な純喫茶
中村区のレトロ好きに人気の純喫茶「ポッポ」さん、惜しまれながらも2022年3月31日に閉業されました。わたしは最初に行った時に臨時休業、2回目は定休日で振られ、閉店を知って慌てて駆けつけました。あのオレンジの素敵なドレープのカーテンと照明、…

喫茶らん

●2020年 撮影
●1968年創業 / 2025年閉業

斜め扉にゆったりソファ。壁のテラコッタタイルや壁紙など、創業当時のままの姿を残す王道の純喫茶でした。

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【閉業】池下『喫茶らん』でモーニング!半世紀過ぎて褪せない魅力の昭和アンティークな純喫茶
池下『喫茶らん』でモーニングしてきました。レモン糖さんも紹介されてた魅力あふれる昭和純喫茶、足を運んでみると期待以上に素敵なお店だったのでした。

喫茶みもざ

●2022年 撮影
●1978年創業 / 2022年閉業

手作りのガラスランプシェイドは手作りで一つ一つが違う顔。壁いっぱいの窓から差し込む陽射しが、温かみのある空間を演出していました。

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【閉業】北区『みもざ』ランプシェイドが素敵な純喫茶
去年の秋に訪問した北区の純喫茶『みもざ』、令和4年12月20日で閉店されます。おしゃれなランプシェイド、並んだ丸みを帯びた大きな窓、Pullと書かれたドアハンドル、どれもお気に入りだったのになんとも寂しい。閉店前にkikiさんとお邪魔してお…

喫茶マリアナ

●2023年 撮影
●1969年創業 / 2024年閉業

天井のアール吊り板や銅板のカウンター。レトロフューチャーな照明など、今見ても新しさを感じるこだわり抜かれた空間でした。

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【閉業】半田『マニアナ』半世紀超えのこじゃれた意匠のレトロ純喫茶で鉄板スパ
知多「珈琲マニアナ」へ、すでに2月で閉店されてしまっていますが素敵な店内だったので載せておきます。

岐阜

喫茶タコシン

●2023年 撮影
●1973年創業 / 2025年閉業

オレンジのテントに、とんがり三角屋根のショーケース。外観から内装まで唯一無二の個性を放つ、こだわりが凝縮されたお店でした。

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『閉業』羽島『タコシン』個性的なテントが目印、店内の意匠もすばらしいレトロ喫茶店
やっと行けた『タコシン』、鮮やかなオレンジのテントととんがり屋根が印象的なレトロ喫茶店。辿り着いたお店は外観はもちろん、店内の意匠も照明もすべてが素晴らしい!半世紀を迎えたとっても渋くてすてきなお店でした。

カトリーヌ

●2024年 撮影
●1976年創業 / 2024年閉業

外観も内装もレトロで可愛い焼きたてパン屋さん。店名ロゴや自家製ジャムなど、すべてがキュートで地元の方に愛されていました。

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【閉業】岐阜『カトリーヌ』メルヘンのようにかわいらしいパン屋さん!
岐阜市レトロ巡りも今回で3回目、岐阜駅周辺もレトロがいっぱいで楽しいエリアです。今回のお目当ては焼きたてのパン屋さん「カトリーヌ」、どなたかがインスタにあげてて一目惚れで足を運びました。

大阪

コーヒーショップ LEEK

●2023年 撮影
●1959年創業 / 2024年閉業

壁のイラストや手編みのクッション。映画のセットのような空間は、多くの純喫茶ファンを魅了し続けました。

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【閉業】生野区『LEEKリーキ』創業62年ほぼ変わらぬ佇まいの激渋純喫茶!おばちゃまもかわいい
大阪レトロ巡り、桃谷「チェリー」からさらに歩いて「LEEK(リーキ)」へ。住宅街に静かに佇むお店はウッドに覆われた創業62年の激渋店舗、気さくなママさんがお迎えしてくれました。店内は創業当時とほぼ変わらぬ装い、すてきなレトロ純喫茶でした。

ティールーム薔薇

●2023年 撮影
●1980年創業 / 2024年閉業

楕円の大きなカウンターが印象的な、バーのような佇まい。アンティークな調度品に囲まれ、深いノスタルジーに浸れる場所でした。

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閉業『薔薇屋』(大阪)アンティークなレトロ純喫茶で贅沢気分のティータイム
文目堂(あやめどう)でビブグルマンに認定されたお蕎麦をいただいた次は、アンティーク穴雰囲気がすてきな『ティールーム薔薇屋』へ。マスターが一人で切り盛りする静かな喫茶店、ちょっと贅沢な気分でティータイムを楽しめますよ。

コーヒーハウス ケニア花園店

●2022年 撮影
●1987年創業 / 2022年閉業

豪華なシャンデリアと、中央で光るブルーライトのショーケース。大阪らしいミステリアスで華やかな雰囲気のお店でした。

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【閉業】大阪『コーヒーハウスケニア花園店』異国情緒ただようゴージャスな喫茶店
2022年11月の大阪レトロ巡りでお邪魔した『喫茶ケニア』、なんと12月28日閉店されてしまったそうです。ギリギリ間に合ったのですが、あんな豪華で個性的なお店が閉店してしまうとは本当に寂しい限りですね。

喫茶もぐら(岐阜・四日位市)

●2022年 撮影
●ビル1983年頃竣工 / 1996年創業

こちらは「タイル」をテーマにした企画展示でご紹介したお店です。現在も元気に営業中!

地下へ続く階段の先には、絨毯のような見事なタイルが。壁・床・柱まで総タイルの贅沢な空間は必見です。

↓↓ぜひ行ってみてい下さいね!↓↓

四日市『もぐら』総タイル豪華な店は元バー、ママさん手作りのランチが人気の純喫茶
四日市レトロ巡り、近鉄四日市駅近くの『もぐら』へ。お店が地下1Fにあるので”もぐら”、総タイルの豪華な店内はおしゃれで豪華、ママさんの手作りランチが人気の純喫茶です。

写真展が開催された「鷹取温泉」の男湯「東郷青児ふう」モザイクタイル画などの様子をレポしています↓

鷹取温泉応援企画 「在りし日の記録展」に参加してきました!
妓楼や純喫茶などディープな建物を巡るレトロ界隈で有名なインスタグラマー、KIKIさん(@kikikawamura)にお誘いいただき、神奈川県・追浜で開催された『在りし日の記録展』に参加してきました。KIKIさんは写真集「名古屋 中村遊廓 『…

さいごに

お店に行ったことがなくてもなんだか懐かしい、そんな一枚があれば嬉しいです

※ 記事の情報は公開日月時点のものです。
最新状況については公式サイト、お電話にてご確認くださいませ。

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