★レトロ純喫茶を巡る旅★

大曽根【うなぎの西本】の”あんかけひつまぶし”庭園が雅な創業90年の老舗うなぎ屋

母の日ということで、義父母とうなぎを食べに行ってきました。

この日は久々に森下の「西本」さんへ、20年ぶりくらい?

創業90年以上の老舗のうなぎ専門店で、庭園が美しいお店です。

お店の場所

お店は名古屋市東区の森下にあります。
老舗らしい格式のある店構え、看板にも歴史を感じますね。

お店の横に小さなお庭があるようで、街中でこちらの一角だけ目立ちます。

店内の雰囲気

入口から入ると待ち席が5席ほどあり、名前を記入して順番を待ちます。

土曜日の12時過ぎでしたが5人ほどが待っていました。

待合室から厨房がチラリと見えます。

「紀州備長炭使用店」との古い看板です。

客席の座席からはガラス張りの大きな窓から庭園が眺められます。

庭園の横がお手洗いになっているので、外に出て眺めることもできますよ。

以前はお座敷だけでしたが、リフォームしてテーブル席が増えていました。個室も含めて座席は66席と結構広いですね。

お品書きと値段

メニューはシンプル、今年(平成30年)4月に値上げしたそうで、うなぎの稚魚の不漁で4月あたりから続々とうなぎ専門店が値上げをしてますね。

  • うなぎ丼(4切)・・・2,500円
  • 中詰丼(5切)・・・3,100円
  • 小丼(3切)・・・1,900円
  • 長焼きご飯・・・3,100円
  • まぶし(6切)・・・3,600円
  • 上まぶし(8切)・・・4,700円
  • お座敷定食・・・5,100円

それぞれのテーブルに急須を用意してくれます。
他には爪楊枝と山椒。

15分ほどでテーブルに注文した品が届けられ、混んでいても回転はよいようですね。

いただいたメニュー2点

中詰丼 3,100円

中詰丼はうなぎが5切入って3,100円、ついてくるのはお吸い物と浅漬け。

よく焼いた鰻が、少し大振りのお茶碗に山盛りのってきます。ご飯は少なめ。

年配のお客さんが多いからでしょうけれど、普通の男の人だと足りない量ですね。

お出汁が独特の「ひつまぶし」3,600円

こちらがひつまぶし、6切はいってお値段は3,600円。

香ばしくて皮がカリッとしているのは好みですが、うなぎが厚みがあまりなくふっくら感がもう少し欲しいところ。

こちらのワサビがなんだかめちゃウマでした。

ひつまぶしのお茶漬けの「お出汁」は、食べる前に声を掛けてくださいと言われたので最後に持ってきてもらいました。

すると出てきたのはトロリとした「あんかけ」のお出汁、これは珍しいですね。

かなりトロミのあるお出汁、初体験です。
こちらのお店でひつまぶしを注文するのが初めてなので、20年前もこのスタイルだったのかはわかりません。

う~ん、わたし的にたれの味がお出汁に馴染む普通のお出汁がいいかも。

窓から見える庭園は絶景

庭園には大きな鯉が泳ぎ、風情がありますね。

庭から見える店内もまたいい雰囲気です。街中で素敵な日本庭園眺めながら食事をいただけるお店は貴重ですよね。

奥まで庭が広がっており、敷地はかなり広いようですね。さすが高級住宅街エリアです。

駐車場は北に12台

駐車場は北に細い道路を挟んで両側にあり、12台が駐車できます。

さいごに

お店が前も庭園もとっても素敵で雰囲気は最高で、そこで食べるうなぎはさらにおいしく感じますね。
お店を出る時にもまだ待っている方がいました。

ただ入ってすぐに「注文は?」と言われ、少し待ってくださいと言ったら5分もたたないうちにまた来て隣に立って待っていられるのが気になってしまった。
お品書きは4人に対して1冊だし、常連じゃないし、義父母は80過ぎでのんびりだし、そんなに急かすなら待合室にお品書き貼っておけばいいのに。

しかも小丼、うなぎ丼、中詰、ひつまぶしと4人違うメニューを頼んだら、「みんな別々ねっ」と不機嫌そうに言われ、義母が「ご飯を少なめに・・・」と声を掛ける間もなく行ってしまいました。

優雅な庭園と裏腹に、大衆食堂のランチタイムのような接客にちょっとガッカリだったのでした。

店舗情報&MAP

<店舗情報>
西本
住所:愛知県名古屋市東区山口町16-14(google mapでみる
電話:052-936-0646
営業時間:11:00~15:00、17:00~20:30
定休日:日曜日
駐車場:店舗北に12台
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