『コストコのリンドール半額問題』について公式サイトに問い合わせてみたのですが返信なくて解決せず。
モヤッとが止まらないので『コストコのリンドール半額問題』をさらにしつこく検証、無事にクリアしたのでさっそくレポしちゃいます!
コストコで販売しているリンドールと、直営店のリンドールははたして同じものなのか?
コストコでリンドールが半額で買える?
創業1845年にスイスで創業した「リンツ(Lindt)」、現在のなめらなか口どけのチョコレートを生み出した老舗のチョコレートブランドですね。
看板商品のリンドールは定番20種に加え季節限定フレーバーもあり、直営店では量り売りで好きなフレーバーを好きなだけ購入して楽しめます。
人気のリンドールは直営店では1個あたり100円ほどなのですが、なんとコストコでは1個あたり46円と半額以下で買えちゃうんです!
はたしてコストコと直営店のリンドールは全く同じものなのか?
リンツの公式サイトからメールでお問合せをしてみたのですが、返信なしで余計に探究心が湧く(笑)。
悶々としてたら、ドン・キホーテでも激安リンドールを見つけちゃったのでゲット。
ドン・キホーテでもリンツが安い!
近所のドン・キホーテで発見した「リンドールアソート」、ドンキへは月1~2回で行ってますが初めて見つけました!
3種が入ったモカベージュのボックスと、ピスタチオのボックス。
どちらも200g(16個)、1,058円(2023年3月現在)です。
*コストコは左のゴールドパッケージが60個入2,198円(2023年3月現在)。
(*アソートの種類によってお値段若干変わります)
「ラテ」6個、「ホワイト」5個、「カカオ60%」5個が入っていました。
これだと1個当たり66円、コストコに近いお値段なので流通が同じなのでは?と食べ比べて検証してみることに。
リンツ直営店へ
食べ比べるリンドール購入のため、再びリンツ直営店へ。
レジでお会計時に、スタッフさんにダメ元で直球質問してみました。
私「コストコで売ってるリンドールと、ここで売ってるのって同じものなんですか?」
スタッフさん「はい、同じです。」
私「え?」
えええぇぇぇ??
直営店とコストコのリンドールの違いは?
という訳で検証を始めたのですが
「コストコも直営店のリンドールも同じもの」
という事があっさりと判明。
直営店では20種以上から好きなフレーバーを好きな数だけ購入できるのが付加価値、という説明をいただきました。
メールでの問い合わせに返答がなかったので、勝手に極秘事項なのかと思ってました(笑)
もしかしてメールはバグで届いてなかったのか?
販売店により価格と輸入業が異なる
つまりはドン・キホーテや成城石井などのリンドールも同じものだという事ですね。
ただ輸入業者が異なっており、コストコは直接仕入れ、ドン・キホーテは「昭和冷蔵」、北野エースは「六甲バター」と表示がありました。
確認できた容量と1個あたりの価格はこちら。
内容量 | 価格(1個当たり) | 輸入業者 | |
直営店 | 量り売りで1個~ | 101円 | |
コストコ | 48個(600g) | 46円 | コストコホールディング |
ドン・キホーテ | 16個(200g) | 66円 | 昭和冷蔵 |
原産国も違う?
原産国は直営店以外はすべてイタリア産です。
直営店はフレーバーによって異なり、スイス、イタリア、ドイツなど。
直営店で買う付加価値
さて、直営店で買う価値って種類が豊富で1個から好きなの買えるだけ?
その点についてもう少し検証しみましょう。
左が直営店で購入、右がドン・キホーテで購入したリンドール。 同じものなので並べてみても全く同じです。
直営店はリーフレットと保冷剤をつけてくれます。
ただね、ドン・キホーテのリンドールを食べてみて思ったけど形が変形してるのがいくつかあるのね。
ホワイトは特にかなり凹んでます。
中身はこんな感じ、一度溶けかけてから固まったんでしょう。
直営店で購入したリンドールは割ってもほとんどこのようなスキマはありませんでした。同じ場所で保管してます。
チョコレートの成形にはテンパリングと呼ばれる温度調節がとても重要、保管時の温度管理も同じように重要です。
正確な温度調整(テンパリング)でなめらかで口あたりの良いおいしいチョコレートに仕上げても、一度溶けてしまうと味が落ちてしまうんですよね。
日本に店舗を持つ海外ブランドも日本へ運んでくる工程で厳しい温度調整を徹底しており、リンツも直営店の売り場に並ぶ商品は工場から店舗へ、店舗での保管まで、徹底した温度管理がなされているはずです。
このあたりのコストが価格に反映されているのではないでしょうか。
コストコの場合は自社輸入のため、搬送から販売まですべて一貫されているので輸入業者を通すより管理はしっかりしてるかもしれませんね。
という訳で、「単に価格だけでは比べられない付加価値もありますよ。」ってお話でした。
名古屋駅『リンツ』量り売りチョコレート専門店OPEN!おすすめリンドールやカロリーなど直営店買うメリット、デメリット
直営店で買うメリットとデメリットをまとめてみました。
デメリット
- 価格が高い
- 直営店が少ない
メリット
- 20種類以上のフレーバーから好きなものを選べる
- 選ぶのが楽しい詳しい
- リーフレットももらえる
- 季節ごとのフレーバーも楽しめる
- 1個から食べ切れるだけ購入可能
- 高品質のチョコをよい状態で購入できる
- ギフト用のラッピングも可能
- スタッフさんの対応などラグジュアリーな気分になれる
どこで買えばいいの?
それはもちろん「好きなところで買おう。」が正解。
わたしもドン・キホーテで見つけたらまた買いますし、直営店でもたまの贅沢にあれこれ迷いながら好きなフレーバーを購入します。
大量に消費するならコストコは魅力ですよね!ただチョコも鮮度が大切なので買い過ぎには気をつけてね。
コストコやドン・キホーテで同じ味に飽きたら直営店や公式オンラインで購入するのがいいかもしれません。
食べる前には常温で
チョコレート保存の最適温度は14℃〜18℃、夏は冷蔵庫で保管しましょう。
リンドールの特徴であるなめらかな口どけを楽しむには、食べる前に常温でしばらく置くか、しばらく手のひらにそっと包み込むのもおすすめです。
名古屋駅『リンツ』量り売りチョコレート専門店OPEN!おすすめリンドールやカロリーなど愛知・名古屋チョコレート専門店25選!おすすめ人気店、エリア別まとめ
さいごに
気になっていた疑問が解決してスッキリしました!結論としては、
リンツはどこで買っても美味しい
です。
※ 記事の情報は公開日月時点のものです。
最新状況については公式サイト、お電話にてご確認くださいませ。