今月も川口屋さんに伺ってきました。
先月10月にうかがった時には栗尽くしでしたが、11月は柿が登場していましたよ。
創業300年の老舗の和菓子屋さんだけに季節ごとに移り変わる和菓子、楽しみです。
11月はどんな和菓子が並んでいたのかさっそくレポしてみましょう~。
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お店の場所
お店の場所は名古屋錦、地下鉄栄駅1番出口を出てから歩いて4分ほどの場所にあります。
飲み屋などのビルが立ち並ぶ中、ここだけガラリと雰囲気が違ってすぐにわかると思います。
晩秋の和菓子
11月下旬の和菓子(各320円)
- 紅葉狩り(もみじがり)
- 織部薯蕷(おりべじょうよう)
- 上がり羊羹
- わらびもち
- 山の錦
- 亥の子もち(いのこ)
11月20日頃に伺った時に並んでいた和菓子たちです。
椿餅も登場したようですが残念ながら3時ごろに伺ったので完売してしまったようです。やはり午前中に伺うか電話で予約するのがいいですね。
価格は通常320円ですが、素材によって若干高くなる和菓子もあるようです。
6点のうちの4点をお買い上げ。
亥の子もち(いのこもち)320円税込
イノシシをかたどったというこちらの和菓子。
”11月にイノシシを食べると火事から逃れられる”とされ、イノシシを象った和菓子が11月に並ぶそうです。
なぜイノシシかと言えば、山火事になると真っ先に逃げるのがイノシシだからなんだそう。
画像には写りませんでしたがあんこの中には柿や銀杏の実が入っています。これはイノシシが秋の味覚をたらふく食べている様なんだそうですよ。
お茶会の和菓子にはそんなウンチクも必要なんだそう(笑)
紅葉狩り(もみじがり) 320円税込
オレンジのグラデーションの色合いが美しい和菓子、柿を練り込んでいんですよ。
中は道明寺、もちっとして上品な口当たりです。
思った以上に柿の風味がしっかりとしておいしいです。
織部薯蕷(おりべじょうよう)320円税込
まさに「織部焼き」の緑ですね。
上用まんじゅうの中は紅あん、上品な色合いです。あんのお味も上品でおいしい。
上がり羊羹 320円税込
先月は同じ形で味噌松風と栗羊羹を合わせていましたが、今月はこしあん羊羹。
栗羊羹は弾力のある羊羹ですが、こちらはもっとやわらかで上品な羊羹とのこと。
食べてみるとなめらかでもっちとした上品な上がり羊羹でこちらも絶品。
川口屋さんの和菓子はどれを食べてもおいしいです!
日持ち(消費期限は?)
日持ちは購入日から2日間です。
取り置きもできます
電話をいれれば商品をお取り置きしてくれます。その日に揃う和菓子など丁寧に相談に乗ってくれるので安心ですよ。
食べログで季節の和菓子をチェックしてもいいかもですね。
さいごに
先にいらした日本語ペラペラの外国人のお客さん、どうやら林先生のファンのようでした。
そういえば林先生にバッタリ遭遇なんて可能性もゼロではないんですね(笑)
先週は芳光のわらび餅を紹介されていましたが、川口屋さんのわらび餅も同じくらいにおいしいですよ。
林先生は名古屋でまだ”第3のカード”があると言ってましたがむらさきやあたりかなぁ、楽しみです。
全国の和菓子歩いた畑さんの本でも冒頭で紹介されています!


店舗情報&MAP
川口屋
住所:愛知県名古屋市中区錦3-13-12(google mapで見る)
電話:052-971-3389
営業時間:9:30~17:30
定休日:日祝・第4土曜日
駐車場:無(近隣にコインパーキング有)
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※ 記事の情報は公開日月時点のものです。