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サヨナラ『長者町繊維街アーチ看板』レトロビルはまだまだ残ってるよ

長者町で見慣れた「長者町繊維街」の看板が来年(2024年)撤去が決まったそうです。

まだ古い街並みも残る町ですが衣類を扱うお店は姿を消して、古い店舗をリノベーションしたおしゃれなカフェなどが増えています。

撤去の前に写真を撮ってきました。

*【追記】現在(2023年末)「長者町繊維街アーチ看板」を保存するよう検討されているようです。
*【追記】2024年3月10日に撤去されました。

長者街繊維街

長者町通は戦後「日本三大繊維問屋街」に数えられるほど発展し、1951年に組合前身の「名古屋長者町織物協同組合」の設立し1952年に最初の看板を、現在の看板は1983年に設置されました。

ピーク時の56年には正会員数98社だった組合ですが量販店などが増えて小売店が振るわず、99年には正会員数は61社に、その後は倒産や廃業で現在は17社まで減ったことで解散が決まったそうです。

アーチ看板は長者町通に大型看板5か所、小型看板2か所を設置、見慣れた風景がなくなってしまうのは寂しいですね。

昔は衣類やバッグを扱う問屋が会社から個人店まで立ち並び、一般人お断りの店舗もありました。

20~30年くらい前までは子供たちの服や下着などを買いに行ってましたが賑わっていましたよ。

昔ながらの懐かしい店舗を一つだけ見つけました。

どこの店先にもハンガーに吊るされた衣類が並び、業者や一般客、車も多く行きかって活気がありましたね。

普段は業者しか入れない卸会社で年に2回ほど関係者限定「ファミリーセール」があったりして奪い合うようにして買ってました。

長者町エリアには魅惑の古ビルがたくさんあります。

「エルディスパレホビル」、1973年竣工。

「袋町ビル」、1976年竣工。

「エビスビル パート2」。

1階がなく半地下になっている面白い設計。

伏見駅にはまだ地下道も残っているので、またゆっくり散策に行きたいな。

さいごに

久々に歩いてみると、こじゃれたお店が増えた長者町、時代の移り変わりを感じました。

※ 記事の情報は公開日月時点のものです。
最新状況については公式サイト、お電話にてご確認くださいませ。

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