岡崎へレトロ純喫茶巡りに伺った際、旧東海道沿いで目を引くレトロ建築『岡崎信用金庫資料館(旧岡崎銀行本店)』を見つけました。
大正建築ならではのルネッサンス様式の華やかさと、赤煉瓦に白御影石を配した絶妙なカラーバランス。鈴木禎次が設計を手掛けたこの建物は、外観が美しく復元され、現在は貨幣にまつわる資料館として無料開放されている「幸せな近代建築」です。
| 名 称 | 岡崎信用金庫資料館(旧岡崎銀行本店) (おかざきしんようきんこしりょうかん(きゅうおかざきぎんこうほんてん)) |
| 竣 工 | 大正6年(1917年)/1950・1959・1982改修 |
| 設 計 | 鈴木禎次 |
| 見 学 | 資料館として無料開放 |
| その他 | 登録有形文化財(2008年指定) |
旧東海道沿いの角地に建つ。建築面積302㎡、鉄筋コンクリート造、2階建一部3階、スレート葺。塔屋を含めたリズミカルな外観は御影石と煉瓦で構成する。ルネッサンス様式を基調としながら、当時流行していた幾何学的意匠も織り交ぜ、多彩な表情をみせる。
文化庁・文化遺産オンライン参照
アクセスは?

アクセスは名鉄本線「東岡崎駅」から徒歩約10分、名鉄バスなら「篭田公園前」バス停から徒歩約2分ほど。
旧東海道沿いの角地に建つネオバロック様式の煉瓦ビルは、街の中でもかなりの存在感を放っています。
旧岡崎銀行本店として大正6年(1917年)に竣工。岡崎銀行は明治23年に地元の有力者たちによって設立され、昭和20年に東海銀行(現三菱UFJ銀行)と合併するまで、この街の経済を支えてきました。

一度は戦災で失われた角型の尖塔(せんとう)屋根や、ルネッサンス様式の箱型屋根、煙突なども、当時の姿に忠実に復元されています。歴史ある外観を大切に残しながら、内部を改造して昭和57年に資料館としてオープンしました。

旧岡崎銀行本店の建築当時の姿に復元、外観を残しながら建物内部を改造し「岡崎信用金庫資料館」として昭和57年にオープンし無料開放されています。
戦災で失った角型の尖塔(せんとう)屋根、ルネッサンス様式の箱型屋根、煙突等を当時の姿に復元され保存維持されています。



銀行建築らしい重厚なエントランスをくぐると、地元の名産である御影石と赤煉瓦の質感が間近に迫ります。

1階の展示エリアは新しく整えられていますが、階段部分には当時のレトロな雰囲気が色濃く残っており、ウッドの手すりの柔らかな曲線にも職人のこだわりが感じられます。


ウッドの手すりも再現されているのかな。
2階の展示室も楽しい

2階の展示室では、貨幣の歴史や世界中の珍しいコインが紹介されており、大人がじっくり見学しても飽きない楽しさがあります。

特に「1億円の札束の重み」を体験できるコーナーや、金を量るための天秤など、銀行ゆかりの建物ならではの展示が興味深かったです。

金を量るための天秤と文鎮、他にも色々な展示がありました。
さいごに
資料館の存在を知らずにふらりと立ち寄りましたが、建築美だけでなく展示内容も充実しており、とても有意義な時間を過ごせました。
これだけの空間を無料で見学できるのは嬉しいですね。岡崎散策の際には、ぜひ立ち寄ってみてほしいおすすめのスポットです。
*2022年3月撮影
※ 記事の情報は公開日月時点のものです。
最新状況については公式サイト、お電話にてご確認くださいませ。
施設情報
<施設情報>
岡崎信用金庫資料館(旧岡崎銀行本店)
住所:愛知県岡崎市伝馬通1-58
アクセス:名鉄本線「東岡崎駅」徒歩約10分、名鉄バス「篭田公園前駅」徒歩約2分
開館時間:10:00~17:00(最終入館 16:30)
休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)、1月1日~1月3日、12月31日
電話番号:0564-24-2367


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