なごや建築祭まつり2025で念願の『か茂免』を見学させていただきました。
武家屋敷だった格式ある白壁エリアに佇む高級料亭、敷居が高くわたしのような庶民は縁がないものとあきらめていたのでInstagramの募集を見て小躍りしながら応募しました(笑)。
旧中井邸宅の日本庭園と母屋1階をこちらでご紹介し、1955年に増築した建物を東区『か茂免』大正時代の邸宅を守り続ける高級料亭①②でご紹介しますね。
アクセスは?

アクセスは市バス「清水口バス停」徒歩5分、高岳駅から徒歩15分ほどにある高級料亭です。
歴史と格式ある土地と家屋
武家屋敷であった歴史ある白壁エリアに1,000坪のお店を構える「か茂免」の敷地は尾張徳川家の中級武士「安藤十次郎邸」跡地であり、座敷として使われている母屋は大正時代に京都の紙問屋「中井氏」別宅として建築されたもの。
第二次大戦前にはかつての宮家「東久邇宮稔彦(ひがしくにのみやなるひこ)氏」が保形団長の宿舎として、その後「賀陽宮恒憲(かやのみやつねのり)氏」の邸宅として使われるため隣地300坪を購入して防空壕を造成されました。
「か茂免」は昭和3年に中区島田町にて河豚・鳥の水炊き専門店として出発し、後に中区園井町に移転しましたが昭和20年に戦災。
昭和23年から東区白壁のこの地を譲り受けて料理旅館として営業を再開し、現在は料亭として営業されています。
か茂免公式サイト参照
正門

正門には「か茂免」の看板、「か茂免」は芭蕉の句に因んだそうです。

正門を入って右に進むと玄関口、2階の窓が風情ありますね。
紙商「中井商店」の名古屋支店支店長であった中井氏は、大正期には名古屋紙商同業組合の組長など業界の中心的な役割を務め、邸宅は接待や同業組合の活動の場としても活用されていました。
洋館

三角屋根の洋館、壁のオレンジは塗り直す時に創建当時の色合いに近づけたそうです。

応接室として使われていた洋館、窓が多いですね。 地下室もあり娯楽室として使われていたそうです。

味わいのある大正グラス、窓枠もそのままでしょうか。


メダリオンのあるシャンデリア。

入り口横にはステンドグラス、大正ステンドグラスは色合いがやさしくて品がありますね。
庭園

洋館の横には庭園へと続く石畳の小径。



参加者のお一人が「京都にも引けを取らない料亭が名古屋にもあったのね。」とおっしゃってました。しかも個人所有という点もすばらしいですね。
広い庭園に驚きましたが、母屋の中庭にも池になった庭が広がってました。
玄関

玄関口、天井もすばらしい。

玄関を入って左手、この先にも部屋があるのかな。

松の鴨居。
大広間

2面が総ガラスになった大広間。

どの窓からの景色も美しい。
茶室

母屋1階には4畳の茶室があります。

茶室から先ほどの庭へ出ることもできます。

茶室のさらに奥への部屋へ、全室から庭が見えるようになっています。

廊下へ降りる数段の階段にも3種のタイルが使われています。

こちらの部屋までが「旧中井邸」、さらに奥は1955年に増築された木造2階建てになるようです。
さいごに
旧中井邸宅1階をご案内いただきました、2階もいつか見れたらいいなぁ。
1955年に増築した木造1階は②でご紹介しますね↓
※ 記事の情報は公開日月時点のものです。
最新状況については公式サイト、お電話にてご確認くださいませ。
店舗情報&MAP
<店舗情報>
料亭か茂免 (かもめ)
住所:愛知県名古屋市東区白壁4-85
アクセス:市バス「清水口バス停」徒歩5分
電話:052-931-8506
営業時間:【昼】11:30~15:00(L.O 13:00)【夜】17:00~22:00(L.O 19:30)
定休日:日曜日
喫煙・禁煙:
座席数:
駐車場:有
食べログで口コミを見る



コメント