久屋大通・栄『エーデルワイス 』テレビ塔と同じ歳、アジアが交錯する独創的な老舗純喫茶

久屋大通の『エーデルワイス』のモーニングへ。

なんと、すぐお隣のテレビ塔と同じ昭和29年6月19日が誕生日！歴史を感じますねぇ。

実はアラフィー管理人も高校生の頃に2Fの集会所でサークル仲間と集まってたんですよねぇ。

ウン十年ぶりに伺いましたが１Fがこんな立派だったなんて全く記憶になくて、場所と「エーデルワイス」の文字だけ覚えてました。

お店の場所は？

お店の場所は地下鉄久屋大通「５B」を出て北の角。

出勤前に一服ってサラリーマンの多かった昭和時代、栄や伏見・名古屋駅周辺には喫茶店が数多く残ってますよね。

向かい側は久屋大通公園。

オープン時の店名は「コーヒー テレビ」、5年後改装した時に現在の「エーデルワイス」になったそう。

アジアっぽい石のレリーフ、店内も多国籍っぽい雰囲気でいい感じです。

店内の雰囲気

入口はさほど広くありませんが、入ると広々とした店内。１階、中２階、２階と３つのフロアに別れてます。

１階

まずは入ってすぐの１階。

飾られているコレクションはすべて先代のコレクションだそう。

入って右のカウンター。元々喫茶店はコーヒーのみ大人の社交場だったので、キッチンはさほど広くないようです。

中２階

そしてこちらが中2階。先代が登山好きだったそうでロッジ風？

昭和30年代の喫茶店って、ボンボンやコンパル本店など赤ソファーが多いんだけどグリーン。

そしてこちらが圧巻！中２階の天井が木のレリーフになってる！山の動物や植物が描かれてるそうですよ。

２階

細い木の階段を上がると２階。
わたしがJKだった頃、こちらにはまだ珍しいコピー機がありましてですね。サークルの皆と集まってました（遠い目、、、。）

ってことで、なつかしさに声をかけて上がらせてもらっちゃいました。ありがとうございます。

奥の印象的な絵画は「エーデルワイス」の花なんでしょう（わたしゃ花より団子なので、、、）。
8名～30名で誰でも気軽に使えるようですよ。

モーニングの種類と値段

モーニングは5種類。由緒正しき名古屋の喫茶店らしく「本間パン」を使用しています。

• A：ゆで卵＋トースト・・360円
• B：ゆで卵＋トースト＋サラダ・・410円
• C：シナモントースト＋サラダ・・380円
• D：ゆで卵＋ピザトースト・・410円
• E：ゆで卵＋ハム野菜サンド・・410円

「のみものかえれます」だそうです。

ゆで卵＋ハム野菜サンドモーニング 410円税込

純喫茶の3種の神器、お水・おしぼり・週刊誌。

老舗の喫茶店を回ってると興味深いのがこちらシュガーポット。独特でおしゃれなものが多いです。

コーヒー、ハム野菜サンドとゆで卵。これで410円は神⁈

8つ切りを半分に折ったサンドイッチ、個性的（笑）。

コーヒーはさほどクセがなくスッキリ系。

スプーンがかわいい。

その他のメニュー

• コーヒー・・360円
• ウインナーコーヒー・・460円
• カフェオーレ・・370円
• 紅茶・・370円
• しょうが紅茶・・370円
• ウインナー紅茶・・470円
• ロイヤルミルクティー・・470円
• チャイ・・470円
• ミルク・・370円
• ココア・・470円
• さんざし・・380円

ちなみにさんざしとはフルーツジュース？みたいな美容ドリンクのようです。

• たまごサンド2個＋コーヒー・・730円
• ピザトースト＋コーヒー・・720円
• オムライス＋コーヒー・・910円（単品630円）
• たまごトースト＋コーヒー・・700円
• ミニたまごサンド＋コーヒー・・650円
• ミニミックスサンド＋コーヒー・・690円
• アップルパイ＋コーヒー・・700円
• ショコラケーキ＋コーヒー・・670円

伝票の後ろも「エーデルワイス」でした。

雑誌スタンドもかなり年季はいってます。

モーニングは何時まで？

モーニングはオープン7時～10時半まで、土曜日もモーニング有。

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さいごに

10時過ぎにお店に行くと若いカップルが入口に、しばらくして入れ替わりに常連らしいおじいちゃんが入ってきました。
常連さんは認知症の奥さんの介護の合間に来たようで、お店の奥さんが座り込んで愚痴を聞いていました。

家族でもご近所さんでもない、気兼ねなく愚痴れる場所があるっていいよなぁ、と思ったのでした。
次は「オムライス」を食べにこよう。

名古屋の昭和純喫茶を歩いて巡るお散歩旅をしています↓
昭和純喫茶を巡る旅

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