閉店『向島 カド』”主に泣いています”カトレアのモデル、時を凝縮したようなアンティークな純喫茶

墨田区向島『季節の生ジュースくるみパンの店カド』へ。

2年ぶりかな？ 7月で閉店してしまうと聞いて、時を凝縮したようなあの空間と、ナスのサンドに生ジュースを味わいに行ってきました。

2代目マスターはまだまだお若いので閉店の心配もなく、さらに熟成させてからと思っていたのにこんなに早い再訪になるとは。

移転されるのでまた新たな楽しみが増えたと思おう。

2021年5月20日 【移転】向島『カド』アンティークあふれる店内は別世界！昭和33年創業から進化し続けるレトロ純喫茶

お店の場所は？

お店は都営地下鉄新宿線本所吾妻駅徒歩15分、東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー駅」から徒歩10分。

この日は浅草からバスを利用、最寄り駅は「向島二丁目」です。

2023年7月30日で閉店

2年前にカドさんに伺ったのですが、今回7月30日に閉店されると伺って残念すぎて再訪しました。

こちらの画像のように壁が崩落して危険な状況、最終的に移転を決意されたそうです。

移転先は茨城県日立市、決め手は喫茶店の営業に必須の下水道とパンを焼くためのガス窯が置ける店舗だそうです。
あのおいしいパンはガス窯で焼いていたんですね。

この石壁にかけられた看板を見るのも最後ですね。

この看板、そう、あの「主に泣いています」のカトレアと同じ！こちらのお店がモデルなんですよ。
東山先生らしき方が来店したとマスターもInstagramで書いてらっしゃいました。

店内の雰囲気は？

カウンター壁や天井には絵画が飾られ、定期的に入れ替えているそうです。

店内のアンティークは先代の時代から少しづつ増えていったそうで、まさに時を凝縮したような不可思議な空間。

移転先にはすべてのものを運ぶそうで移動だけで2か月、生活基盤の引越しもあるしで移転オープンは来年後半くらい？

ある程度整え、後は開店後にイメージを膨らませながら少しづつ完成させていくそう。
どんなお店になるのか楽しみですよね。

メニューの種類と値段

ドリンク

サンド

活性生ジュース

『活性生ジュース』（650円）、今回も前回とまったく同じメニューで（笑）

何が入っているのかわからないけどちょいクセがあって緑なのはセロリかな？

くるみブルーベリーパンのなすモッツアレラサンド

『くるみブルーベリーパンのなすモッツアレラサンド』（550円）、ナス好きにはクセになるおいしさで食べたかった～。

パンは自家製、ガス窯で焼いてるそうでそとは借りっと中はもっちり。ソフトフランスっぽい感じかな。

薄くスライスして焼いたナスとモッツアレラチーズとしいたけにトマト、家で再現できるかなってチェックしてきた（笑）。

でもパンはオリジナルなので”っぽい”やつしかできないね。

移転オープンのお知らせ

「外観の大規模崩落のため、7月30日（日）を持ちまして閉店します。
今後は茨城県日立市久慈浜にて移住開店します。
65年間のご愛顧誠に有難うございました。」

マスターならさらに素敵なお店になると思います。
Instagramでメイキングも公開していただけるそうなので楽しみ。

さいごに

前回撮り忘れたアンティークなレジを摂らせていただきました。

カドさんがなくなったらもう向島には来ることはないだろうなぁ。

向島にきたらここも寄らなくちゃ！

2023年7月11日 墨田区『ハト屋のパン』キラキラ橋商店街の名物コッペパン屋さんの「あんバターサンド」

＊2023年6月撮影

※ 記事の情報は公開日月時点のものです。
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