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京都・丹波口『きんせ旅館 カフェ&バー』江戸時代の揚屋をリノベーションした和モダン空間でティータイム

今回の京都レトロ巡りの旅で最後に目指したのはきんせ旅館、世界最古の花街である「島原遊郭」の揚屋をリノベーションしたプライベート旅館、1階はオープンなカフェ&バーになっています。

基礎と外観は江戸時代と言われ、推定築年数250年。内部は大正後期~昭和初期にかけて直しているようで和洋折衷のレトロモダン。今となってはこの豪華さは再現できないでしょうね。

ため息がでるほど素敵なカフェ&バー、さっそくレポです。
*画像多めなので重たいです。

江戸時代の面影を残す島原遊郭

きんせ旅館はJR丹波口より徒歩10分ほど、情緒あふれる街並みを歩いていくと島原へ入る門があります。
島原大門は慶応3年再建されそのままの姿を残しており、京都市登録有形文化財に登録されています。

日本に唯一残る揚屋建築角屋(かどや)は国の重要文化財に指定され、1998年より「角屋もてなしの文化美術館」で見学が可能です。
輪違屋は島原に唯一の置屋、外観を見学することはできますが、紹介がないとお店には入れません。

お店の場所は?

きんせ旅館は島原大門をクグッてすぐ、かなり立派な建物なのですぐにわかるかと思います。

外観が素敵すぎてなかなか中に入ることができません。

京都市「歴史的風致形成建造物」に登録されています。

裏に回ってみると中庭は日本庭園になっているようで、きっと素敵に違いない! チャンスがあれば宿泊もしてみたいです。

窓のデザインもなんとも上品でモダン。

外観は推定築250年、江戸時代に作られているので大変に貴重ですね。

さて、いよいよ中へ!

*内部の撮影は座った席からのみ撮影OKだとのことでした。(わたし一人になったので席から乗り出しちゃいましたが)
玄関も許可をいただいてから帰り際に撮影しています。

店内は和モダン

扉を開くと期待以上に素敵、ステンドグラスが迎えてくれます。

こちらは鳳凰のステンドグラス、外観の和風建築とのギャップがすごい。

床のタイルがアート!いったい何種類のタイルを使っているんでしょう。

玄関でまたまた動けず(笑)

左手奥、獅子?の置物。2階のゲストルームに繋がっているのでしょうか。

カフェスペース

カフェスペースは2つに分かれており、こちらは玄関から入ってすぐの広いスペース、奥の窓際は明るく大きなテーブルが置かれていました。

アンティークなランプスタンドやソファー。

奥の部屋にはカウンターとキッチン。カウンターは煉瓦になっています。

奥は通路になっていて、その奥が中庭になっているみたい。

出来る限り古いままを残してリノベーションしたそうで、本当にタイムスリップしたようです。

メニューの種類と値段

  • コーヒー・・500円~
  • カフェオレ・・600円
  • ソフトドリンク・・各500円
  • 自家製ドリンク・・各600円
  • 本日のケーキ・・600円
  • チーズスコーン・・600円

*ドリンクとセットで150円引き

グレーズたっぷりレモンのパウンドケーキとコーヒーはセットだと950円。こんな素敵な空間でいただけるのに1,000円以下とは。

建物はもちろん、家具、調度品、照明、すべてがうっとりするほどすてきでした。

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さいごに

島原大門をくぐると風情ある街並みが並び、みどころがたくさん。今回は時間がなく島原神社に寄らずに帰ってしまったのでまたぜひ伺いたい。

店舗情報&MAP

<店舗情報>
きんせ旅館
住所:京都府京都市下京区西新屋敷太夫町80(google mapで見る
アクセス:JR丹波口駅より徒歩10分以内。
電話:075-351-4781
営業時間:月・木曜日:15:00~22:00 / 金・土・日・祝日:15:00~22:00
定休日:火曜日
喫煙・禁煙:
座席数:15席(ソファー席、大テーブル席、カウンター席)
駐車場:有
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