あいたて博2024で蒲郡クラシックホテルを見学してきました。 三河湾を臨む高台の頂に位置する和と洋を融合したクラシックなホテル。
普段は見られない地階宴会場の美しいインポートタイルや、愛らしいステンドグラス、デラックススイートルームまで見せていただき大満足で帰ってきました!
さっそくレポしますね。
建物情報&MAP
名称 | 蒲郡クラシックホテル本館(旧蒲郡ホテル本館) |
竣工 | 1934年(昭和9年) |
設計 | 久野 節 |
見学 | ホテル |
その他 | 登録有形文化財(2022年指定) |
三河湾を望む丘の頂に位置。鉄筋コンクリート造躯体に入母屋造銅板葺屋根を載せ、寄棟の塔屋、千鳥破風や軒唐破風で飾る。3層の西棟は和洋折衷のレストランや玄関ホールとし、2層の東棟は客室を並べる。和風意匠を用いて格調高い外観を造る国際観光ホテル。
文化庁・文化遺産オンライン参照
アクセスは?

名鉄蒲郡線・JR「蒲郡駅」から徒歩15分ほど。タクシーで5分ですが今回は陽気もよくのんびり歩いてみました。

こちらは竹島へ続く橋の鳥居前から見た蒲郡クラシックホテル、高台で緑に囲まれたお城のようなホテル。
1934年(昭和9年)竣工、昭和・平成・令和と、高台の美しいホテルを保存するために多くの人に守られてきたクラシックホテルです。

和と洋の建築様式を合わせた絶妙なデザイン。

城郭を象った和と洋が融合した美しいデザイン。

木材とコンクリートが絶妙に組み合わされています。

2階カフェ「アゼリア」のテラス、神社のような佇まいですね。


2本バーのクラシカルな扉。
ロビー

入り口を入ると正面にエレベーターと階段があります。

竣工当時「蒲郡ホテル」エレベーターの中には換気用グリルに雷紋の装飾が施されており、プリンスホテルに変わってエレベーター交換の際に元デザインを模様として再現したようです。

階段表示の指針は蒲郡ホテル時代から使われているそうですよ。

吹き抜けの天井。


天井漆喰まわりに透かしの彫刻があしらわれています。

クラシカルな雰囲気のロビー。

ホールのマントルピース?も創業当時からものだそうです。
地階宴会場「松の間」

地階にある宴会場「松の間」を見学させていただきました。

六角形の背もたれの裏には蒲郡クラシックホテルのロゴマークが彫られています。


階段を下りますが窓の外は庭園で庭に出られます。

テラスのタイルがとても素敵。

レトロタイルなので微妙に表情や 色合いが違います。
ロイヤルスイートルーム

窓から竹島を望む「ロイヤルスイートルーム」も入らせていただけました!

温かみのある上品な雰囲気で寛げそうです。

壁紙もクラシカル。

テラスからの眺めも最高ですね。
吹抜けステンドグラス

2~3階への階段にあるステンドグラス。

エレベーターを使ってしまうと気づかないかも。

摺りガラスからのやわらかな光とやさしい色合いの上品なステンドグラス、すてき。
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さいごに
今回の見学会でさらに蒲郡クラシックホテルが大好きになりました!
派手さはありませんが可憐で上品、クラシカルな雰囲気がとても魅力的ですよね。
*2024年10月撮影
※ 記事の情報は公開日月時点のものです。
最新状況については公式サイト、お電話にてご確認くださいませ。
施設情報
<施設情報>
蒲郡クラシックホテル
住所:愛知県蒲郡市竹島町452
アクセス:JR蒲郡駅徒歩15分