創業300年の老舗、名古屋・錦「川口屋」へ。店頭には夏らしい、涼し気な和菓子が並んでいました。
ニッポンドリルで林修先生が押していた若鮎、水ようかんも店頭にならんでますよ。
お店の場所は?
お店の場所は名古屋錦、地下鉄からは栄町ビルを地上にあがり、歩いて4分ほどの場所にあります。
7月中旬店頭に並んだ和菓子たち
- 若鮎(わかあゆ)
- 青嵐(せいらん)
- 水中花(すいちゅうか)
- 夏衣(なつころも)
- 葉末の露(はずえのつゆ)
- うず潮
いつもより少し遅い11時過ぎだったからか、タイミングが悪かったのか、今回並んでいたのは6点。
川口屋さんは値段が書いてありませんが、基本320円(税込)で20円ほど高い品もあります。
やっぱり6点全部をお買い上げ、食べすぎちゃうから少しにしとこうといつも思うんだけど、、、。
夏になったので冷蔵庫に入れたいところなんだけど、寒天で作られた「水中花」以外は常温でとのことでした。
若鮎(わかあゆ)
林修先生のおかげですっかり有名になってしまった「若鮎」。
わたしが伺っただけでも放送後店頭に並ばない間も、「若鮎は?」とお店にいらっしゃった方を2回目撃したので、皆さんお待ちかねかな。
もっちりとした生地に、粒あんを混ぜた道明寺が挟んであります。
こちらは鮎の解禁から8月末までと長い間作っているそうです。
青嵐(せいらん)
青い紅葉をのせた「青嵐(せいらん)」。
”初夏の青葉を揺すって吹き渡るやや強い風”のことだそう。
もっちりとした葛に散りばめた青、美しい。
割るのに失敗しちゃいましたが、中は白あん、そのまた中になめらかなこしあん。のどごしよい一品です。
水中花(すいちゅうか)
寒天にかかっているのは「ブルーベリー」、珍しく洋風ですね。
うっすらと中が透けて見えるのが絶妙。
中身は白あんと?? ブルーベリーとあんのコラボが新鮮。
夏衣(なつころも)
5月の唐衣から衣替えしたようです。
上品な水色と白はういろ。白あんの中にはこしあんが隠れていました。
葉末の露(はずえのつゆ)
「葉末の露」、風流な名前です。上にのった寒天が”露”かな。
中のあんは道明寺、あんは「ずんだ」が入っているのか甘さ控えめでさっぱり味でした。
うず潮
蒸かしたおまんじゅうの皮を丁寧に剥いているそうです。砕いた胡麻が渋いっ。
中は「粒あん」。女将が「素朴おいしい」とおっしゃってましたが素朴というには上品すぎ、でもホッとする味わいでした。
消費期限は?
消費期限はわらび餅のみ当日限り、他は翌日までの2日間です。
生菓子のお取寄せも
Instagramに”生菓子の発送も始めました”とのお知らせがありました。
予約は詳細お電話にて、気さくな女将さんなので気軽にお問合せくださいね。
予約はできる?
店内は広くなく、入場制限があります。
公式ツィッターと公式Instagramで店頭に並ぶ和菓子が確認できますので、できるれば待たずに受け取れる予約がおすすめですよ。
駐車場は?
駐車場はありません。近隣にコインパーキング有り。
名古屋デパ地下、新宿高島屋で購入可能
名古屋のデパ地下、そして東京の新宿髙島屋でも川口屋の和菓子を購入できます。
詰合せの和菓子は季節ごとに入れ替わり、予約も可能ですよ。
松坂屋名古屋店
松坂屋名古屋店地下1F「旬菓彩々」にて「火・金曜日」に「季節の生菓子の詰め合わせ」が販売されます。
ジェイアール名古屋タカシマヤ
名古屋駅ジェイアールタカシマヤ1階「銘菓百選」にて「毎週水曜日」に「季節の生菓子の詰め合わせ」が販売されます。
新宿髙島屋
東京・新宿髙島屋地下1階「銘菓百選」にて「第3木曜日」に「季節の生菓子の詰め合わせ」が販売されます。
こちらは毎月1回、第3木曜日ですのでご注意くださいね。
人気商品なので早めに売切れてしまうこともあり、どちらのデパートでも予約が確実ですよ。
まとめ
全国から修業に来る方も多い歴史あるお店ですが、メディアにあまりでないので(お断りしているそう)一般にはあまり知られない名店です。
ぜひ一度味わってみて下さいね。
全国の和菓子歩いた畑さんの本でも冒頭で紹介されています!
※ 記事の情報は公開日月時点のものです。
最新状況については公式サイト、お電話にてご確認くださいませ。
店舗情報&MAP
<店舗情報>
川口屋
住所:愛知県名古屋市中区錦3-13-12(google mapで見る)
アクセス:地下鉄名城線・東山線 栄駅から徒歩4分
電話:052-971-3389(予約もこちらから)
営業時間:9:30~17:30
定休日:日、祝、第三月曜日
駐車場:無(近隣にコインパーキング有)
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