和菓子所「美濃忠」は、初代尾張藩主徳川義直公が名古屋城入府の際に駿河の国より同道した「桔梗屋」の流れをくみます。
安政元年(1854年)に名古屋城下和泉町(現 丸の内)で創業。 暖簾分けされた桔梗屋は姿を消しましたが、伝統の製法と味わいは受け継がれています。
名古屋の誇る「美濃忠」、名古屋土産としても大人気の「名古屋方言まんじゅう ごっさま」をレポしますね。
名古屋方言まんじゅう「ごっさま」
美濃忠の「名古屋方言まんじゅう ごっさま」、いつの間にか目立つパッケージになっていたので思わず購入してみました。
『ごっさま(5個入)』(756円)まぶしいほどのゴールドのグラデーションに名古屋城が描かれた豪華パッケージ!
日持ちも長め(15日間)でお土産に大人気、セントレア「銘品館」にも並んでいましたよ。
「ごっさま」の意味は?
尾張徳川家の藩祖、
徳川義直公の婦人「春姫」は
浅野家の出であることから「安芸(あき)御前」と呼ばれました。
「ごぜんさま」と敬称されたのが
いつしか「ごっさま」へ転じ、
遂には下って一般の妻女の呼称となりました。
「ごっさま」って”妻”の呼称だったんですね。 地元民ながら「ごちそうさま」の意味かと思っていました。
「ごっさま」を食べてみたよ
ゴールドのカバーを剥がすと、いつもの美濃忠の包装紙でした。
包装紙を剥がすと達筆の「忠」が描かれた渋い箱、安政元年(1854年)創業の老舗らしい高級感。
5個入、個装パッケージになっています。
単品1個から購入でき、10~20個入ギフトBOXもありますがゴールドカバーが巻かれているのは5個入だけです。
個装パッケージのイラストは「春姫様」ですね。
なんとおまんじゅうにも「春姫様」が。
もっちりとした食感で、そっと持たないと潰れそうなくらいにやわらかです。
美濃忠のあんこは甘さ控えめで上品、やわらかなこしあんにもっちりとした薄皮が絶妙。
もっちりとしたカステラ生地で、早めに食べた方がやわらかい気がします。
創業170年になる老舗和菓子所「美濃忠」さんには、季節ごとに銘菓があります。
賞味期限は?
公式サイトには賞味期限は購入日から15日間と書かれています。
セントレアで購入したものは購入日を含めて13日間でした。
カロリーは?
1個当たり155kcal
原材料名&栄養成分
原材料名 | 小豆(国産)、砂糖、餅米(米(国産))、卵、還元水飴、水飴、食用植物油脂、小麦粉、脱脂粉乳 /トレハロース、増粘剤(加工澱粉、カラギーナン)、乳化剤、ソルビトール、膨張剤、香料 (一部に小麦・卵・乳成分・大豆を含む) |
栄養成分 | たんぱく質 3.1g、脂質 2.7g、炭水化物 29.7g、食塩相当量 0.04g |
さいごに
もっちり生地と口どけのよいやわらかなこしあん、これで1個から手軽に買えるのも嬉しいですね。
美濃忠は名古屋にしか店舗がないので、名古屋土産にぴったり。わたしも県外への手土産に利用しています。
直営店の他に「ジェイアール名古屋タカシマヤ」「名鉄百貨店」「名古屋三越栄店」「名古屋三越星が丘店」「松坂屋名古屋店」にもお店がありますよ。
※ 記事の情報は公開日月時点のものです。
最新状況については公式サイト、お電話にてご確認くださいませ。
店舗情報&MAP
<店舗情報>
美濃忠本店
住所:愛知県名古屋市中区丸の内1-5-31(google mapで見る)
電話:052-231-3904
営業時間:9:00~18:00
定休日:年中無休(元日を除く)
駐車場:有(店舗横・共有)
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美濃忠 檀渓通店
住所:愛知県名古屋市昭和区檀渓通4-13-1(google mapで見る)
電話:052-853-3151
営業時間:9:00~18:00
定休日:年中無休(元日を除く)
駐車場:有
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美濃忠 平和公園店
住所:愛知県名古屋市千種区猫洞通2-22(google mapで見る)
電話:052-783-6121
営業時間:9:00~18:00
定休日:元旦・水曜日定休(祝日を除く)
駐車場:有
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