「か茂免」の旧中井邸宅の続き、1955年に増築された部分と中庭をご紹介しますね。
①の記事はこちら↓

か茂免

東区白壁にお店を構える「か茂免」、武家屋敷の跡地に旧中井邸宅として大正時代に建てられた母屋と庭園を3代に渡り守り続けています。
か茂免の敷地と家屋の歴史をこちらでもご紹介しておきますね↓
歴史と格式ある土地と家屋
武家屋敷であった歴史ある白壁エリアに1,000坪のお店を構える「か茂免」の敷地は尾張徳川家の中級武士「安藤十次郎邸」跡地であり、座敷として使われている母屋は大正時代に京都の紙問屋「中井氏」別宅として建築されたもの。
第二次大戦前にはかつての宮家「東久邇宮稔彦(ひがしくにのみやなるひこ)氏」が保形団長の宿舎として、その後「賀陽宮恒憲(かやのみやつねのり)氏」の邸宅として使われるため隣地300坪を購入して防空壕を造成されました。
「か茂免」は昭和3年に中区島田町にて河豚・鳥の水炊き専門店として出発し、後に中区園井町に移転しましたが昭和20年に戦災。
昭和23年から東区白壁のこの地を譲り受けて料理旅館として営業を再開し、現在は料亭として営業されています。
か茂免公式サイト参照
増築部分

増築されたと言っても1955年、すでに70年の歴史があります。廊下の天井や壁も風情を感じますね。


中庭を臨む和室。

螺鈿細工の襖。

軒先の壁、上野部分は竹細工?

廊下の見事な天井。

廊下照明も当時のままかな。

中庭は池が造られており水が流れています。

鯉も飼われていました! お庭の手入れも大変そうです。

廊下の窓からもお庭を堪能。

料理旅館の面影

茶室の奥の扉の向こうは旅館として使われていたそうです。

「つるまい」と書かれた札、線だけで舞う鶴を描くとは素晴らしい。
*周辺エリアは「ぶんかの道」として見所いっぱいですよ↓
さいごに

この土地での「か茂免」の歴史も80年、お店とともに歴史ある家屋を守るのはそれでなくとも大変なこと、ましてやコロナ禍などはさぞや大変だったでしょうね。
今回は3代目にご案内をいただきましたが”子どもの頃は洋室で遊んだ”とかのエピソードをお話くださり、100年を超えた邸宅を三代守り続ける重圧はいかなるものかと庶民には想像もできませんが愛着があるからこそかと思いました。
*2025年11月撮影
※ 記事の情報は公開日月時点のものです。
最新状況については公式サイト、お電話にてご確認くださいませ。
店舗情報&MAP
<店舗情報>
料亭か茂免 (かもめ)
住所:愛知県名古屋市東区白壁4-85
アクセス:市バス「清水口バス停」徒歩5分
電話:052-931-8506
営業時間:【昼】11:30~15:00(L.O 13:00)【夜】17:00~22:00(L.O 19:30)
定休日:日曜日
喫煙・禁煙:
座席数:
駐車場:有
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