鶴舞『名大医学部附属病院正門』隠れた大正ロマン登録有形文化財の記録

栄・伏見・丸の内・鶴舞エリア

鶴舞の名古屋大学附属病院に登録文化財となっている「旧愛知県立愛知病院」の正門が残っているのをご存知ですか?

リズム感のある装飾の門扉にスクラッチタイルの外壁、知らなければ通り過ぎてしまいますが大正ロマンを感じられるすてきな正門なんですよ。

建築物概要

名 称名古屋大学医学部附属病院門及び外塀(旧愛知県立愛知病院正門及び外塀)
なごやだいがくいがくぶふぞくびょういんもんおよびそとべい(きゅうあいちけんりつあいちびょういんせいもんおよびそとべい)
竣 工1914年(大正3年)/1930年(昭和5年)・1999年(平成11年)改修
設 計
見 学一般開放(敷地内には入れません))
その他登録有形文化財(2007年10月指定)

名古屋大学鶴舞キャンパス敷地の南辺にあり、道路を挟んで鶴舞公園に面する。門柱は花崗岩の方柱で、新築病棟の柱にそのデザインが引用されている。塀は昭和5年にスクラッチタイルとテラコッタで改修したもので、当時のデザイン傾向が窺える。

文化庁・文化遺産オンライン参照

アクセスは?

「名古屋大学医学部附属病院門」の場所は名古屋大学附属病院南側、道路を挟んで鶴舞公園の市公会堂の裏あたり。

こちらの門だけが凛とした雰囲気。

両側の柱をアーチが飾り、病院という場所柄か華美な装飾はないけれど華やかさがありますね。

銘板は削られていますが設置された当時、かつての「愛知県立愛知病院」名称が刻まれていた名残を感じさせます

名古屋大学附属病院の創立は1871年(明治4年)、現在の鶴舞へ移転したのが1914年(大正3年)で何度か改称しています。

デザイン性のある門扉。

軽やかなリズム感がありますね。

外壁は1930年(昭和5年)に以前のデザインを引き継いで改修されているそうです。

スクラッチタイルに角には装飾と保護のためのテラコッタ、なんだか背骨のように見えますね。

積まれた丸石も装飾的ですね。

4月初めに伺ったので鶴舞では桜祭りが行われ、市公会堂では名古屋工業大学の入学式が行われており賑やかでした。

鶴舞の桜はとてもきれいですよね、多くの露店が出店されていました。

↓↓登録文化財の名古屋市公会堂のレポはこちら↓↓

『名古屋市公会堂』竣工昭和5年、昭和天皇ご成婚記念に建てられたロマネスク建築
鶴舞公園内に建つ『名古屋市公会堂』、昭和天皇御成婚記念事業として昭和5年に竣工されたロマネスク的表現の建物。設計は名古屋市建築課が担当しましたが、顧問として武田五一、佐野利器、鈴木禎次らが関わったとも言われています。街中に広い敷地を持つ鶴舞…

↓↓消えゆく鶴舞高架下のレポはこちら↓↓

サヨナラ『鶴舞高架下商店街』昭和レトロな「ツルマイ」の迷宮と歴史の記録
再開発が進みほぼ撤退してしまった「鶴舞高架線商店街」2026年現在の記録、1963年(昭和39年)開業の時代背景とかつて名古屋の中心だった鶴舞の歴史を追う。

↓↓近くの純喫茶でひと休み↓↓

鶴舞『喫茶新潟』でモーニング 創業68年ビルもお店も渋すぎる!レトロと珈琲を味わう純喫茶
昭和27年(1952年)創業。70年以上の歳月を静かに刻み続けてきた鶴舞の至宝『喫茶 新潟』へ。名物の「ハッピーターン」が添えられた、心温まるモーニングを堪能してきました。入居している渋ビルも、店内の天井、床、照明もすべてが印象的ですてきな…

さいごに

街中にポツンと残された大正時代の門扉、ほとんどの方は立ち止まることもなく通り過ぎていきます。

鶴舞図書館の帰り道、桜を愛でたついでに、静かに佇む大正レトロのカケラに足を止めてみてくださいね。

記事の情報は公開日月時点のものです。
最新状況については公式サイト、お電話にてご確認くださいませ。

施設情報

<施設情報>
名古屋大学医学部附属病院門及び外塀(旧愛知県立愛知病院正門及び外塀)
住所:愛知県名古屋市昭和区鶴舞1丁目1
アクセス:JR鶴舞駅すぐ

コメント

You cannot copy content of this page

タイトルとURLをコピーしました