横浜レトロ巡り、この日の宿ホテルニューグランドの手前「インペリアルビル」へ。
1930年(昭和5年)に外国人専用のアパートメントホテル(長期滞在型ホテル)として竣工、戦後進駐軍に接収されました。
ドラマや映画の撮影にも使われるモダニズム建築です。
建物情報&MAP
名称 | インペリアルビル |
竣工 | 1930年(昭和5年) |
設計 | 川崎鉄三 |
見学 | 事務所・店舗 |
その他 | 横浜市認定歴史的建造物 |
1930年(昭和5年)に、外国人専用のアパートメントホテル(長期滞在型ホテル)として竣工。当初は「上田屋ビルディング第二号館」の名称であった(一号館はホテルニューグランドの裏手にあった)。施主が、ニューヨーク・タイムズ横浜支局員に「これからは外国人向けのアパートメントが必要である」と勧められたことから、長期滞在型の施設とされた。第二次世界大戦後は約10年間進駐軍に接収され、ホテルニューグランドにいるダグラス・マッカーサーを護衛するため将校クラスの軍人が詰めた。この時期に、屋上に増築が行われた。客室の設備の一部は米軍により本牧や根岸の住宅に持ち去られたため、接収解除後は宿泊施設として営業できず、主に港湾関係の事業者に貸し出された。
Wikipedia参照
アクセスは?
アクセスは横浜高速みなとみらい線「元町・中華街駅」徒歩4分ほど。ビル屋上の屋根のある小屋は戦後進駐軍に接収されている間に増築されたそうです。
外観を撮影するのを忘れてしまったのでGooglemapよりお借りしました。
1階には古美術店がはいっていました。
階段を上がった奥に扉。
右手の部屋に入る扉。
玄関扉を入って右手、こちらは管理人室とかだったのかしら。
1階のトイレ、部外者使用禁止になっているのでご注意を。
スチーム暖炉が置かれていました。
階段。
ひし形にくり抜かれて模様がはいっています。
おしゃれですよねぇ。
ほとんどが事務所なので迷惑にならないように静かに見学しましょう。
電話の交換機?このビルで実際に使われていたものなのかな。
これは何だろう? 各部屋に繋がる電気か何かかな?
タイルもすてきです。
さいごに
昭和5年竣工、後5年で100周年を迎えるレトロビルです。
現3代目オーナーが細かなところを元の姿に近づけるべく、コツコツご自分で修繕されているそうですよ。
ビルへ愛情が伝わりますね。
*2024年5月撮影
※ 記事の情報は公開日月時点のものです。
最新状況については公式サイト、お電話にてご確認くださいませ。
施設情報
<施設情報>
インペリアルビル
住所:神奈川県横浜市中区山下町25−2
アクセス:横浜高速みなとみらい線「元町・中華街駅」徒歩4分