両口屋是清の「銘菓詰合(めいかつめあわせ)」、一つ50円と手軽なお値段で間違いないおいしさ!
さすがに名古屋の誇る、創業380年の和菓子所です。
お歳暮やお持たせにはもちろん、自宅用にもちょこちょこと買って帰るこちらの和菓子。
さっそくご紹介しちゃいましょう。
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両口屋是清 銘菓詰合
先日東京へ遊びに行った折、デパ地下好きとしては銀座三越と東京駅の大丸を一巡りしてみました。
その際「両口屋」の店先が賑わっていたのですよね。
これはなんだか以外でした。
ちょっとしたお遣い物から、法事、お抹茶のお菓子として、名古屋人なら子どもの頃からたびたび口にしているのに自分では買わない(お遣い物としては買ってます)。
地元の銘菓ってそんなものかもしれないですね。
今回買ってきたのは定番の「銘菓詰合」。
こちらを書くのに「両口屋」さんの公式サイトを覗いてみたのですが、
「両口屋」さんの歴史の奥深さにちょっと驚き。
創業は寛永11年(1614年)と380年の歴史があります。
あの「赤福」さんでも創業1707年と「両口屋」の方が100年ほども歴史の古い老舗なのですね。
第二代尾張藩主徳川光友公よりも直筆表看板「御菓子所両口屋是清」をいただいているそうです。
名古屋の和菓子文化はお武家さんが育てたと言われますが、それを裏付けるようなお話ですね。
旅まくら・志なの路・よも山の3種類の詰め合わせです。
贈答用ではなく簡易箱で2段になって倍の量が入っているのですが、これだけ入っても918円と1,000円しないんですよ。
志なの路
砂糖引きをほどこした香ばしい玉子皮の焼き菓子。
玉子皮の上の白いのはお砂糖をふいています。
さっくりとした皮になめらかなこしあん、どこか懐かしい素朴な味です。
あんの中の白いのは外の生地が入り込んだものらしいです。
旅まくら(茶通)
自慢のこしあんを存分に味わえる1品です。
昭和25年には愛知国体開催の際に昭和天皇と皇后の両陛下に献上されたそうです。
薄皮で上と下側だけが焼いてあります。
香ばしい黒ゴマの風味がアクセントになります。
ぎっしりと詰まったなめらかなこしあんで、こぶりながら満足感があります。
よも山
こちらの焼印はもみじだそうです。
季節ごとに変わり、梅や桜など6種類の焼印があるそう。
小麦粉の素朴な皮に甘めのこしあんがお茶によく合います。
こちらよも山のこしあんはほろっと崩れるくらいの固さです。
3種類のお菓子には北海道産小豆を使った同じこしあんを使っていて、
水分量を微妙に調節し、それぞれの皮に合う独特の味わいを出しているそうです。
どちらも安定のおいしさ。
あまりに身近すぎて気づきませんでしたが、「両口屋是清」さんもっと自慢してもいいくらいですね。
「をちこち」や「二人静」も食べたくなってきたのでした。
名古屋駅でも購入できます
両口屋是清のささらがたは名古屋駅ではジェイアール名古屋タカシマヤ地下1F食品フロアなど各店舗で購入できますよ。
お土産にもいかがですか。
※ 記事の情報は公開日月時点のものです。
最新状況については公式サイト、お電話にてご確認くださいませ。
両口屋是清 JR名古屋タカシマヤ店
愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4 ジェイアール名古屋タカシマヤ(googlemapで見る)
電話: 052-566-8550
営業時間: 10:00~20:00
両口屋是清 名鉄百貨店本店
住所: 愛知県名古屋市中村区名駅1-2-1 名鉄百貨店本店(googlemapで見る)
電話: 052-585-2131
営業時間: 10:00~8:00
新幹線地下街 エスカ店
住所: 名古屋市中村区椿町6丁目9番地 新幹線地下街(googlemapで見る)
TEL: 052-452-5811
営業時間: 9:00~20:30
名駅地下街店
住所: 名古屋市中村区名駅三丁目14番15号先(googlemapで見る)
TEL: 052-551-4510
営業時間: 9:00~20:00