京都下京区にある「亀屋良長」の銘菓「烏玉(うばだま)」、名古屋駅高島屋銘菓百選で購入してきました。
その名の通りに烏の羽をおもわせる漆黒のあんこ玉。美しく照り輝く様は宝石のよう、芥子粒も黄金に輝いて見えますね。
亀屋良長「烏羽玉」
『烏羽玉(6個入)』(486円)、つい最近まで「鳥羽玉(とばだま)」だと思い込んでました(笑)。そう、鳥羽水族館の鳥羽です。
烏(からす)のように漆黒なので「烏玉」なんですね。
こちらのおしゃれな箱は凝っていて、表の花の部分が浮き出るようになっていました。
蓋を開けるとウンチクが書かれた内蓋が。
広げると黒い宝石の登場です。
沖縄県の波照間島の黒砂糖を使ったあんこ玉を、寒天で包み込こんだ、一口サイズのシンプルな和菓子です。
シンプルだからこそ長い間愛されているんでしょうね。
なめらかで口どけのよいこしあんは上品な甘さ、芥子粒がアクセントになってくれます。
お茶はもちろんですが、珈琲にもよくあいますよ。
1粒は高さ3.5㎝ほど、15g。
烏羽玉(ぬばたま)について
お茶花のヒオウギは、夏に花を開いた後、袋状の実を結び、それがはじけると中には漆黒の種子が入っています。濡れて光り、見る者の心を吸い取り透明感さえ与える小さなつぶ。この実が”ヌバダマ”です。
「ぬばだまの吾が黒髪を引きぬらし、乱れてさらに恋わたるかも」
万葉の古歌にもみられるようにぬばだまは黒、夜、夢にかかる枕詞で「ぬば」という語は『黒い』の最も古い言葉とされています。
当店の烏羽玉(うばたま)も転訛して、その名がつけられたものです。烏羽玉は当店が創業の昔より継がれてまいりました銘菓で、昔通りの黒砂糖(波照間島産)を用いた桧扇の実を思わせる漆黒のお菓子でございます。(八代 亀屋良長記)
ヒオウギ(桧扇)はアヤメ科の花だそうですよ。
賞味期限は?
製造日から14日間
原材料名
小豆(国産)、黒砂糖(波照間島産)、砂糖、還元水飴、寒天、ケシの実/トレハロース |
お取寄せは?
大丸松坂屋オンラインストアでお取寄せが可能です。
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