伊勢神宮の茶屋と言えば「赤福」が有名ですが、「二軒茶屋餅」は赤福よりもなんと100年以上歴史が古いんですよ。
勢田川沿いで昔の船着き場近くにお店を構え、舟でお陰参りに来る参拝客をもおいしい和菓子でもてなしていたそう。
歴史を感じる店構えの本店へやっとお邪魔してきたのでさっそくレポです。
二軒茶屋餅「角屋」とは?
二軒茶屋餅「角屋」の創業は天正3年(1575年)、創業300年の赤福よりも150年近くも古いんですね!
本店は伊勢中心部を流れる勢田川の船着き場にあり、「角屋」と「湊屋」の2軒の茶屋に因んで「二軒茶屋餅」と呼ばれるようになったんだとか。
江戸期から昭和初期にお陰参りで活気づいた伊勢、三河や遠江から伊勢湾を舟で勢田かわを上がった舟参拝客で賑わっていたんだそう。
本店は裏手すぐに勢田川が流れており、昔は船着き場になっていたそうですよ。
お店の場所は?
お店の場所JR五十鈴ケ丘駅から1,200kmほど、国道102号勢田川沿いにあります。
歴史を感じる立派な建物で目立ちますね。
店内へは表ではなく横手の入口から入ります。
店内の雰囲気は?
店内も風情があり、商品を並べるカウンターも使いこまれた感じいいですね。
奥が作業場になっているようです。
メニューの種類と値段
メニューは二「二軒茶屋餅」のみ、直球勝負ですね。
- 20個入・・1,680円
- 15個入・・1,260円
- 10個入・・840円
- 3個入・・270円
『一盆(2個入)』(240円)で店内でもいただけます。
右手奥が客席かな、こちらもすてきです。
二軒茶屋餅を食べてみた
『二軒茶屋餅(10個入)』(840円)を、日持ちが2日間と短めなので食べきれるだけ購入するのがおすすめです。
レトロ風の包装紙。
竹皮風の包装紙もよき。
今でもちゃんと一つづつ丁寧に手結びしているんですね。
小さめサイズのお餅にたっぷりのきなこ。
中には上品なこしあんが入っていますよ。
きなことお餅と甘さひかえめのこしあん、伊勢名物のおまんじゅうの中で一番好きなお味です。
おはらい町に町にもお店があり「二軒茶屋餅」が購入できますが、数が少なく早めに看板してしまうのでご注意くださいね。
賞味期限は?
日持ちは当日を含めて2日間。
原材料名
水稲餅米(国産)、砂糖、小豆、水飴、きな粉(大豆)、トレハロース、酵素 |
駐車場は?
駐車場は道路を挟んだお向かい地ビールのお店「角屋本店」の駐車場と共有です。
さいごに
お気に入りの二軒茶屋餅、今回はやっと本店へ伺うことができました。
お店の裏手は川になっており、その昔はお伊勢参りの旅人をのせた船が賑やかに往来していたんだろうと思うと感慨深いですね。
次は黒糖が販売される25日にぜひ伺って黒糖二軒茶屋餅をゲットしたいですね。
※ 記事の情報は公開日月時点のものです。
最新状況については公式サイト、お電話にてご確認くださいませ。
店舗情報&MAP
<店舗情報>
二軒茶屋餅角屋本店
住所:三重県伊勢市神久6丁目8番25号
アクセス:五十鈴ケ丘駅から1,128m
電話:0596-23-3040
営業時間:8:00~売り切れ次第終了
フリーWi-Fi・電源
定休日:無休
喫煙・禁煙:全席禁煙
座席数:
駐車場:道を挟んで向かいにある伊勢角屋麦酒蔵の駐車場
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