中区丸の内に創業安政元年(1854年)から本店を構える『美濃忠』、江戸時代から続く桔梗屋を受け継ぐ老舗の和菓子処です。
今回ご紹介するのは春限定羹『初がつを』、初鰹を模した春らしい淡いピンク色の和菓子。
ういろうよりもなめらかで上品な口当たり、特別な味わいです。
趣のある丸の内本店
美濃忠の本店は地下鉄 桜通線・鶴舞線 丸の内駅 8番出口から徒歩5分ほど。店の横に駐車場もあります。
昭和の終わり頃に建て替えたという趣のある店構え、アプローチは日本庭園のよう。
店内の雰囲気は?
店内も素敵、ししおどしもあります。
彩りよく並んだ広いショーケース。老舗だけに看板商品は色々とあります。
「初かつお」と「上り羊羹」
今回は『初かつを』と『上り羊羹』を。
どちらも『一棹』は2,300円、『半棹』は1,200円。
贈答用に箱詰めもできるそうですが、今回は単品で包んでもらいました。
パッケージの箱の絵柄も素敵。
初かつを 1,200円税別
鰹の腹のように美しい筋は、職人さんが手作業で捻った糸で入れているんだとか。
もっちりとやわらかで包丁ではきれいにカットできなため、付属の竹ようじに巻いた糸でカットします。
食感はういろうのようですが、もっちりとなめらかな食感はういろうよりもあっさりと上品です。
昭和初期には初任給ほどする高級和菓子で贈答用として1本づつ配達もしていたんだとか。
今ではハーフのサイズも登場し、企業努力で手軽に楽しめるようになったんだとか。
美濃忠といえば、わたしたちの年代でも高級店ってイメージですものね。
「初かつを」が買えるのはいつからいつまで?
「初かつを」が店頭に並ぶのは、2月上旬~5月初旬くらいまで。
これを過ぎると水羊羹が登場、こちらも上品な口当たりでおいしいですよ。
日持ちは?
日持ちは当日含めて4日間です。
名古屋のデパ地下でも購入可能
美濃忠直営店3店舗の他、名古屋のデパ地下や名古屋駅のキオスクなどで購入できますよ。
上り羊羹の紹介はこちら↓
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さいごに
2月~5月と3か月ほどしか食べられない「初かつを」。
すべて手作業なので一日の販売数は多くはなく、デパ地下などは午前中で完売してしまうこともあるので予約がおすすめですよ。
※ 記事の情報は公開日月時点のものです。
店舗情報&MAP
<店舗情報>
美濃忠本店
住所:愛知県名古屋市中区丸の内1-5-31(google mapで見る)
電話:052-231-3904
営業時間:9:00~18:00
定休日:年中無休(元日を除く)
駐車場:有(店舗横・共有)
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<店舗情報>
美濃忠 檀渓通店
住所:愛知県名古屋市昭和区檀渓通4-13-1(google mapで見る)
電話:052-853-3151
営業時間:9:00~18:00
定休日:年中無休(元日を除く)
駐車場:有
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<店舗情報>
美濃忠 平和公園店
住所:愛知県名古屋市千種区猫洞通2-22(google mapで見る)
電話:052-783-6121
営業時間:9:00~18:00
定休日:元旦・水曜日定休(祝日を除く)
駐車場:有
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