栗の季節と言えば「栗きんとん」、東海エリアだけで食べられる郷土菓子です。
栗の季節には老舗和菓子屋にも並ぶくりきんとんですが、こちらの記事では栗の産地”岐阜県”に本店を構える名店「恵那 川上屋」「中津川すや」「恵那寿や」3つの栗専門店の「栗きんとん」を食べ比べしてみました。
3店とも名古屋に店舗がありますよ。
中津川すや
まずは江戸時代から続く歴史ある「中津川すや」、名古屋ではジェイアール名古屋タカシマヤと松坂屋名古屋店に常設店があります。
渋い色合いのショップバッグと包装紙、括られたヒモが老舗感が伝わりますね。
作家「吉川 英治氏」も食べたそうですよ。
平たく丸みのある形、お店によって形や色合いが違って味わいがあります。
中津川本店へも巡礼してきました↓
恵那川上屋
秋になるとCMが流れる「恵那川上屋」、名古屋には星が丘テラスに常設店があります。
栗のショップバッグに木の葉の包装紙。
BOX入は密封パックになっているので日持ちが若干長め。
ツンと山形で黄味が強めなのが特徴です。
栗の季節は「栗一筋」も行列人気、名古屋では覚王山にお店を構える姉妹店「おかしな大地」でいただけます。
恵那 寿や
「恵那寿や」は名古屋には石川橋にお店があります。
シンプルなショップバッグに上品な包装紙。
中箱は「中津川寿や」とちょっと似てるかな。
つまんだみたいに真ん中が盛り上がった形、色は白っぽいかな。
名古屋では「中津川すや」とこんがらがってる方もいるかも↓
栗専門店の「栗きんとん」食べ比べ
名古屋で入手できる3店舗の「栗きんとん」を食べ比べしてみました。一度やってみたかったのよね(笑)。
左から「恵那川上屋」「中津川すや」「恵那寿や」、すべて今年9月~10月にかけて購入。
形はもちろん、色目も微妙に違うのは栗の種類が違うから?
割ったところ、粒感とねっとり感も違ってそれぞれ個性があります。
川上屋 | 中津川 | 恵那 | |
甘さ | ★ | ★★ | ★★★ |
ねっとり | ★★ | ★ | ★★★ |
粒感 | ★★ | ★ | ★★★ |
くり感 | ★ | ★★★ | ★★ |
価格 | 1,620円 | 1,814円 | 1,857円 |
甘さ、ねっとり感、粒感、くり感、価格(6個入)で比べてみました、あくまで個人の感想です。
恵那寿やが3つの中では甘め、ねっとり感と粒感が強め。
中津川すやがくり感が強めでなめらかで上品。
恵那川上屋は3つの中では甘さ控えめで食べやすい。
恵那川上屋は賞味期限が少しだけ長め
後、恵那川上屋はBOX入は真空パックになっているので日持ちが少し長めなのでギフトには有難いですね。
通常は賞味期限が2~3日(涼しくなると3日になります)です。
栗きんとんの販売時期は?いつからいつまで
栗きんとんは通常9月~1月くらいまで、材料がなくなり次第に終了となります。
栗の産地「岐阜」の郷土菓子で東海エリアだけ、しかも栗の季節しか買えない逸品、遠方への手土産にも使っていますが大変喜ばれますよ。
さいごに
念願の食べ比べができて大満足、それぞれ特徴がありどれもおいしいですよ。
わたし的には中津川すや本店の栗きんとんを食べていたからかお気に入りですね。
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