2020年秋の東京レトロ巡り、向島の生ジュースとくるみパンのお店『カド』へ。 テレビや雑誌にも登場する有名店、念願の訪問です。
お迎えしてくれたのはおしゃべり上手な2代目マスター、向島のお話も色々と聞かせていただき、アンティークいっぱいの店内で楽しいひと時を過ごしました。
お店の場所は?
お店は都営地下鉄新宿線本所吾妻駅徒歩15分、東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー駅」から徒歩10分。
この日は鳩の街(はとのまち)から歩き店名のとおりに角地にあり、素晴らしき存在感ですぐにわかりました。
創業1958年
創業1958年(昭和33年)、建物はほぼ創業当時のままと思われます。看板にはうっすら「ホットドッグ サンドイッチ」と書かれていますね。
辿り着くまで料亭と思われる立派な店構えの建物がたくさんありましたが、昔は料亭が150軒、芸者さん100名をかかえてかなり華やかだったと2代目マスターからお話を伺いました。
料亭の空きの連絡待ちのお客や、待ち合せでカドもいつもお客さんで賑わっていたんだそう。携帯やスマホがない時代は喫茶店が電話取り次いでたのだよ、若者よ。
お店に入る前から胸キュンキュン、しばらく一人撮影大会でした。
印象的なこの看板、味わいありますよね。
細かな細工もとっても豪華で、どこを切り取っても絵になります。
店内の雰囲気は?
店内に一歩入るとまるで別世界、前後左右、天井までもすべてアンティークで埋め尽くされてる!
絶景に立ち尽くすわたしをマスターが「いらっしゃい。」とにこやかに迎えてくれました。一人撮影大会は丸見えだったみたい(笑)
見どころが満載で目が忙しく、フリーズしそうでした。
壁の絵は1年ごとに入れ替えているそうです。
天井は10年に一度塗り替え、絵も入れ替えているそうです。わたしが訪問した時にはちょうど塗り替えたばかりですって。
細部までこだわった店内は、長年少しづつ手を加えてきたそう。
創業から進化し続け現在の独特な世界観になったんですね、「もう置き場ないから。」とおっしゃってましたがアンティークって有るべき所に集まってくるんですよね。
アンティークなストーブ、いつの時代のものなんだろう?
お店のそこここにあふれるアンティーク、なんだか映画のスクリーンに入り込んだみたいな不思議な空間。
テーブル2つとカウンター席。
テーブルの脚がすてき。
メニューの種類と値段
生ジュース
- 活性生ジュース・・600円
- いちごジュース・・600円
- アボカドジュース・・700円
- マンゴージュース・・700円
- ホットオレンジ・・500円
- バナナセーキ・・500円
- オレンジジュース・・500円
- コーヒー・・400円
自家製くるみパンのサンドイッチ
- くるみベリーベリーパンのなすモッツアレラサンド・・400円
- くるみベリーベリーパンのトマトクリームチーズサンド・・400円
- くるみパンのコロッケバーガー・・500円
- くるみパンのフィッシュフライサンド・・500円
- くるみパンのオムレツサンド・・400円
- くるみパンのハムカツサンド・・500円
- くるみパンのメンチカツサンド・・500円
人気サンド『くるみベリーベリーパンのなすモッツアレラサンド』と、人気ジュース『活性生ジュース』を。
くるみベリーベリーパンのなすモッツアレラサンド
『くるみベリーベリーパンのなすモッツアレラサンド』(600円)、自家製パンはソフトフランスといった感じで外はパリッと生地はもっちり。
焼いたナスがめちゃくちゃおいしい~!
『活性生ジュース』(600円)はクセはなくて身体によさそう(笑)。
どちらも他では楽しめないおいしさでした。
さいごに
カドさんは東村先生「主に泣いています」のモデルにもなっている喫茶店、ぜひこの空間を味わってもらいたいです。
*2020年11月撮影
※ 記事の情報は公開日月時点のものです。
最新状況については公式サイト、お電話にてご確認くださいませ。
店舗情報&MAP
<店舗情報>
季節の生ジュースとくるみパンの店 カド
住所:東京都墨田区向島2-9-9
アクセス:都営地下鉄新宿線「本所吾妻駅」徒歩15分、東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー駅」から徒歩10分
電話:03-3622-8247
営業時間:11:00~21:00
定休日:月曜日
駐車場:無(近隣にコインパーキング有)
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