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京都『平安女学院大学 有栖館』日本庭園を臨む学舎

京都モダン建築祭2023でレトロ建築巡りをしてきました。

御所近く、明治時代から続く平安女学院「聖アグネス教会」「明治館」そして日本庭園を囲む緑豊かな旧有栖川宮宮廷「有栖館」を見学してきました。

*2024年、平成女学院大学が有栖館を手放したようです。

建物情報&MAP

名称平安女学院有栖館主屋
へいあんじょがくいんありすかんしゅおく
竣工【主屋】
竣工年|1895年(明治28年)
改修年|2008年(平成20年)
設計不明
見学不可
その他登録有形文化財(2012年2月指定)
京都モダン建築祭

木造平屋建、桟瓦葺、建築面積387平方メートル、中庭を中心に玄関棟、客室棟、居室棟、廊下を配する。玄関棟は入母屋造の玄関を正面に構え、客室棟は広間2室の奥にトコ、付書院を備えた上段の間を配する。公家住宅の面影を残す明治期の官舎である。

文化庁・文化遺産オンライン参照

アクセスは?

Screenshot

アクセスは地下鉄「丸太町駅」より徒歩5分ほど、通りを挟んだ向かいに聖アグネス教会が、その奥に明治館があります。

雨もパラついていたので入口「長屋門」の画像を取り忘れしまいGoogle mapをお借りしています。

有栖館は上の画像「長屋門」、「主屋」、「晴天門」が登録有形文化財に指定されています。

京都御所の建礼門前にあった有栖川宮宮廷は1873年(明治6年)に京都裁判所(後の京都地裁)の仮庁舎となり、後1891年にこの場所に移築され京都地裁長官官舎として大きく改築され2007年まで使用されました。

入口を上がると畳敷きの部屋、生徒さんたちが琴の演奏を披露されていました。

廊下からは日本庭園が広がります。

主屋は竣工1895年(明治28年)、公家住宅の面影を残す明治期の官舎だそう。

庭でお茶を飲めるようにと企画されていたようですが、残念ながらこの時は雨模様。

こちら「晴天門」も登録文化財に指定されています。

銅板葺、軒は吹寄の輪垂木、扉は一枚板の立派な門です。

京都の重要文化財、登録有形文化財をさらにチェック!

さいごに

向いの聖アグネス教会は洋風建築、真逆な日本建築、明治館は和洋ミックスとそれぞれ魅力があり、5つの時代を超えて現役のすばらしい建築でした。

*2023年11月撮影
*イベント時の撮影につき人物ボカシは最低限にさせていただいています。

※ 記事の情報は公開日月時点のものです。
最新状況については公式サイト、お電話にてご確認くださいませ。

施設情報

<施設情報>
平安女学院大学 有栖館

住所:京都市上京区室町通椹木町上る武衛陣町221 
アクセス:地下鉄「丸太町」徒歩5分

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