京都レトロ散歩、七條橋から五条通へ抜ける高瀬川沿いを歩いてきました。
小さな川の両岸には旧遊郭、旧任天堂本社、銭湯など風情ある街並みが残るノスタルジックな雰囲気を楽しめますよ。
たばこ屋
たばこ屋さん。
ロゴが「TOBACCO」になってる!
上の方には「たばこ 24 自動販売」とあり、まだ自販機が珍しい頃から設置してあったようです。
「おくりものにたばこ」と書かれてて笑う。
会社かお店だったのでしょうか?
Googlemapを見る限り10年間ずっとこのまま、草の様子をみても出入りされている様子はないですね。
ろっけんばし
「六軒橋(ろっけんばし)」。
この辺りに花街「五条楽園」があったようです。
こちらのアーチを見てかなり古そうと思ったのですが、なんと大正15年架橋、恐らくコンクリート造りの橋は新しくアーチだけが古い貴重なレアものじゃないかと橋マニア?クリックさんがおっしゃってました。
三友楼
花街「五条楽園」の面影を唯一残した建物。
残念ながら2022年夏頃に建て壊しになったようですでに姿を消していました。こちらは2021年に歩いた時に撮影しました。
次に歩く時には今回撮影した建物も姿を消しているかもしれません。
銭湯
こちらもかなりの年代モノと思われる銭湯「サウナの梅湯」。
なんと明治時代から続くそう、花街と湯屋はセットですからね。
中もぜひ見てみたいですが、やはりお風呂に入るとなるとそれなりの準備が必要ですからね。
こちらも現在は住んでいないみたいですね。
裏庭まで見通せます。
「いちょう路地」と書かれた奥に抜ける細い路地。
歴史博物館
角地にかなり立派な建物。
「眼科・外科医療器具 歴史博物館」となっています。 事前予約すれば見学ができるようですよ。
子宝地蔵尊
通の地蔵さまも京都は上品ですね。
西木屋町通の目立つ建物、こちらも表札がなく空き家になっているようですね。
総タイルの立派な建物。
2階の窓も凝っています。
丸福楼
旧任天堂本社社屋が安藤忠雄氏設計監修のホテル「丸福楼」になりました。
任天堂は1889年(明治22年)にこの地で創業、こちらの建物は昭和5年竣工だそうですよ。
こちらの商標版は古いものなのかしら?
貼りだした円形のキャノピー、照明もすてき。
ホテル玄関前の石像、獅子かしら。
2本バーの扉、丸く張り出したキャノピー、存在感ありますね。
任天堂と言えば「花札」のイメージだけどトランプで大きくなった会社のようですね。グローバルに大きくなったのはゲーム機発売からだけど。
近くにもカード屋さんがありました。
昔は花札や百人一種、トランプなどを扱う家内工業みたいなお店がいくつかあったのかもしれませんね。
目次
さいごに
狭い路地ですが人通りは少なく、ほぼすれ違うこともありませんでした。
古い建物をリノベーションしたレストランやホテルなどおしゃれなお店もあるのでランチタイムや夕方には人通りがあるのかもしれませんね。
*2023年2月撮影
※ 記事の情報は公開日月時点のものです。
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