丸の内『料亭 河文』を名古屋建築祭で見学してきました

伏見・丸の内

2025年11月の「名古屋建築祭」で丸の内『料亭 河文』を見学させていただきました。

江戸時代から続く名古屋で最も歴史が古いと言われる料亭「河文(カワブン)」、名古屋城まで地下道が続く井戸があるともいわれる由緒ある料亭です。

夕方からだったのでちょっと撮影した画像が暗いところもあり、数年前にランチに伺った時の画像と合わせてレポしますね。

お店の場所は?

アクセスは地下鉄丸の内駅4番出口より徒歩5分ほど、お隣のイタリアンレストラン「ザ カワブン ナゴヤ」と共に存在感があります。

こちらは以前夏にうかがった時、蓮が飾られていました。

国指定の「登録有形文化財」。

門をくぐると生け簀があります。

左手入口の暖簾には「葵の御紋(三つ葉葵)」、尾張徳川家ご用達の料亭だからなんだとか。

門を潜った玄関ホールには7月に伺った時には「七夕」、有松絞りの短冊が飾られていました。

エントランスホールに飾られた金屏風。

廊下奥には「葵の御紋」が。

こちらはお祭りの画?

通路途中の部屋。

中庭を臨む開放的な空間。

反対側はバーカウンターがあるお部屋。

マントルピースの上にある帆船は創業者の岩崎家から譲り受けたものだそうです。

調度品もビンテージなお品が並びます。

さらに奥へ進むと谷口吉郎が設計した新館に続きます。

透かし柄の障子、格子枠は採光が美しくみえる工夫がされているそうです。

水鏡の間

長い歴史の中で国賓の会食にも使用された
由緒ある会場「水鏡の間(みずかがみのま)」。

大きなガラス窓からは
水面に美しく光が反射するお庭「水鏡」と
四季折々の表情が趣深い日本庭園を一望いただけます。

谷口吉郎が1973年(昭和48年)に設計しホテルオークラや赤坂御用地のお手本になったとも言われる「水鏡の間」。

和と洋が上品にミックスされています。

総ガラスの窓からは水面と緑の庭園が広がります。

和テイストの照明もすてきです。

水鏡の間の水辺を挟んだ建物。

和室ですが日本庭園と水面が眺められるようになのかガラス窓になっていますね。

お部屋も見せていただきましたが広いですね。

庭園の奥には鳥居がありました。

こちらは通用口、石畳がきれいですね。

さいごに

名古屋建築祭では「料亭河文」と「ザ カワブン ナゴヤ」「コンダーハウス」を回っていただき、さらに別日に「か茂免」まで見学させていただきました。

前回ランチをいただいた時のレポは別ブログにあげてます↓

丸の内『料亭 河文』名古屋最古の料亭で懐石ランチ
丸の内『料亭 河文』へ、400年の歴史のある名古屋最古の料亭です。庶民には敷居が高く、こちらの門をくぐることができるとは! 実は旅行会社開催のランチツアーに参加したのですが、雰囲気だけはしっかりと味わってきたのでレポ。

※ 記事の情報は公開日月時点のものです。
最新状況については公式サイト、お電話にてご確認くださいませ。

店舗情報&MAP

<店舗情報>
料亭 河文
住所:愛知県名古屋市中区丸の内2丁目12-19(google mapで見る
アクセス:地下鉄丸の内駅4番出口より徒歩5分
電話:052-222-0873
営業時間:11:30~13:30(L.O/L.I)/17:30~20:00(L.O/L.I)*完全予約制
定休日:水曜日
喫煙・禁煙:全席禁煙
座席数:
駐車場:無(近隣にコインパーキング有)
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