★レトロ純喫茶を巡る旅★

名古屋・東別院『柴ふく』きな粉たっぷりかき氷!築120年古民家の行列店!

名古屋市中区、東別院からほど近い「甘味処 芝ふく」さん、わたしが一番好きなかき氷屋さんです。
夏になると住宅街に突如現れる行列、他に何もない場所にわざわざ人が集まる人気店なんですよ。

看板商品はきな粉たっぷりのかき氷と看板犬のくるみちゃん!さらにこじんまりとした店内に並ぶアンティークの品々も大のお気に入り。

築120年の古民家にぴったりの古美術品はいくたびに変わっていて、お店にお邪魔するのがとっても楽しみなんです。

お店への行き方

柴ふくまでの交通機関を使ったアクセスをご説明しますね。

  • 地下鉄東別院から→東別院駅4番出口を出たら、目の前の東別院交差点を渡らず北(右)へ歩いて2分ほどの一本目の角。
  • 地下鉄上前津駅から→上前津5番出口を出たら、目の前の交差点を渡らず南(反対側)へ真っすぐ歩き、10分ほど歩いた左側にあります。
  • 金山総合駅から→金山総合駅から東へ出て大津通を真っすぐ北に向かい東別院交差点を超えて右側一本目の角、歩いて10分ほどです。

氷の垂れ幕が目印、暑い日には平日でも行列になっているのですぐにわかりますよ。お店の横には看板犬の”くるみちゃん”がお昼寝していることも。

看板犬のくるみちゃんがお出迎え

かき氷と同じくらいに人気なのが看板犬の「くるみ」ちゃん。

「今日のワンコ」にも出演し、某専門誌の表紙も飾ったことがある人気者の「くるみちゃん」。

暑いと涼しい店内の奥に行ってしまいますが、お外でもよく昼寝しているのでそっとご挨拶してあげてね。

店内の雰囲気

お店は築120年ほどの風情ある古民家、さらに店内には古美術好きのご主人が集めたというアンティークがそこここに、なんとも素敵なお店なんです。

店内は20席ほど(夏は24席に増えます)、カウンター席もあるのでお一人様でも気軽に入れますよ。

メニューの種類と値段

  • 黒柴(くろしま 黒糖+きなこ)
    黒柴(黒蜜+きな粉)690円
    黒柴ミルク(黒蜜+きな粉+ミルク)760円
    黒柴金時(黒蜜+きな粉+小豆)790円
    黒柴金時ミルク(黒柴+きな粉+小豆+ミルク890円
  • 柴(しば 赤蜜+きなこ)
    柴(赤蜜+きな粉)660円
    柴ミルク(赤蜜+きな粉+ミルク)730円
    柴金時(赤蜜+きな粉+小豆)760円
    柴金時ミルク(赤蜜+きな粉+小豆+ミルク830円
  • 赤蜜(あかみつ)
    赤蜜630円
    赤蜜ミルク(赤蜜+ミルク)680円
    赤蜜金時(赤蜜+小豆)700円
    赤蜜金時ミルク(赤蜜+小豆+ミルク)760円
  • お抹茶
    宇治660円
    宇治ミルク(抹茶+ミルク)730円
    宇治金時(抹茶+小豆)760円
    宇治金時ミルク(抹茶+小豆+ミルク)830円
  • 夏季限定
    マンゴー(マンゴ果肉+プリン+ナタデココ)840円
    イチゴ(イチゴ果汁+イチゴゼリー+ナタデココ)790円
    イチゴミルク(イチゴ果肉+イチゴゼリー+ナタデココ+ミルク)840円
  • その他
    キャラメルミルク(大人の味)690円
    紅茶 650円
    紅茶ミルク 690円

甘味処なので冬にはぜんざいなどもメニューにありますが、夏はかき氷メニューのみになり、夏季限定のフルーツ蜜が登場します。

一番人気は「黒柴(くろしば)」、最高級の沖縄産黒糖を使った黒蜜と京きなこをたっぷりと使ったかき氷です。
「柴(しば)」は赤蜜で精製前の砂糖を使ったやさしい甘さの赤蜜と京きなこを使ったかき氷なんですよ。

今でこそ「きな粉」のかき氷はよく見かけるよになりましたが、9年前に始めた頃には「かき氷にきな粉なんて!」と全く人気がなかったんだとか。
ということは「きな粉かき氷」の元祖のお店かもしれませんね!

黒柴ミルク 760円税込

こちらが一番人気の「黒柴ミルク」。
ミルクのかき氷にたっぷりのきな粉がかかったやさしい味わいなんですよ。

食べ進むと中には自家製の黒蜜がたっぷりと!ミルクがほどよく溶け込んでマイルドです。

ごく薄くかいた氷は質がよいのでキーンとぜずに口どけもなめらか。

黒柴金時 790円税込

こちらが最近人気の「黒柴金時」790円(税込)。
やっぱりこぼれるほどのきな粉がこれでもかとかかっています。

黒蜜に上品な甘さの粒小豆がたっぷりと。
ミルクもおいしいけれど、こちらの黒蜜、金時、きな粉の和風の素朴な味わいもなんとも粋です。

こちらの粒あんは、ぜんざいの餡とはまた別のレシピで作ってもらっている、こだわりの餡だそうですよ。

たっぷりの京きな粉。
お店に入るとほんのりときな粉の香ばしい香りがしてきます。

一緒に出してくれる暑いお茶も、冷たいかき氷にちょうどいい。
和風味なのでお茶がとってもよく合います。

店内には古美術がいっぱい!

ご主人が古美術が趣味で古物商の免許も持っているほどなんだそう。
そのため店内のそこここには骨董品が並んでいます。

こちらはアンティークのカメラ。

食器もご趣味のようで、店内で使われている食器もこじゃれています。

アンティークの時計はあちこちに。
使われいてるランプシェードもアンティークなので上も見てくださいね(笑)

昭和初期?と思われる電話ですが、現在使用している電話と繋げて呼び出し音が鳴るようになっている現役なんですよ。

店内の骨董品の数々はたびたび入れ替えているそうで、いくたびにちょとづつ違っています。
これがまた楽しみの一つですね。

『柴ふく』の”柴”は柴犬である看板犬くるみの”柴”。
そして以前はここでハンコ屋さんをされていたそうで、縁起をかついで”ふく”をつけて柴ふくにしたそうです。

冬はぜいざいもどうぞ

夏のかき氷が有名ですが、冬場はぜんざいやあんみつなど甘味処を楽しめます。
かき氷は一年中楽しめますので、暖房が入ったお店で「かき氷」もオツですね。

年始年末は長期休暇が入りますのでご注意くださいね。

駐車場は?

柴ふくには駐車場がないので近隣のコインパーキングにいれてくださいね。

行列や待ち時間はどのくらい?

GWやお盆には開店前から行列で、店内は20人ほどで満席になるので1時間待ちは当たり前のようですね。
お店のおじいちゃんが傘(あきらかに忘れ物の雨傘)を貸してくれます。

平日なら雨が降っていたり、曇って肌寒い日は穴場です。
夏の間は土日は残念ながら行列必須、行列には並びたくないけど食べたいって方は空いている冬に行くことをおすすめします。

レトロな練炭ストーブであったかな店内で食べるかき氷もオツですよ。

ららぽーとにも柴ふくがオープン!

今年9月28日にオープン予定のららぽーとに柴ふくがオープンするんだとか!パスタとかき氷のお店として新業態でのオープンになるそうですよ、楽しみですね。

さいごに

店内は冷房がかかっておらず暑いですが、かき氷が余計に美味しく感じます。
たっぷりのかき氷を食べていると、お口が冷えてくるので暑いお茶が有難いです。

暑い外で待ってからだとさらに美味しいです(笑)が、熱中症にはお気を付けくださいね。

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店舗情報&MAP

<店舗情報>
甘味処 柴ふく (カンミドコロシバフク)
住所:愛知県名古屋市中区大井町1-45(google mapでみる
電話:052-331-5611
営業時間:12:00~19:00
定休日:月曜日(年始年末は長期休暇あり)
駐車場:無(近隣にコインパーキング有)
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※ 記事の情報は公開日月時点のものです。