創業300年と言われる名古屋・錦の「川口屋」、今月も伺ってきました。
どんな和菓子が並んでいるのか、毎回お店へ伺うのが楽しみです。
「さくら餅」と「椿もち」は先月末と変わらず、散りゆく桜の「水面の桜(みなものさくら)」、藤の和菓子が増えてましたよ。
さっそくご紹介していきますね。
お店の場所は?
お店の場所は名古屋錦、地下鉄からは栄町ビルを地上にあがり、歩いて4分ほどの場所にあります。
店頭に並んだ和菓子6点
4月下旬に伺い、店頭に並んでいた和菓子はこちら6点、わらび餅が品切れしたようです。
お値段は書かれていませんが、この日は各320円税込でした。
- 桜もち
- 藤棚(ふじだな)
- 椿もち
- 水面の桜(みなものさくら)
- 井出の里(いでのさと)
- 藤の花
並んでいた6点を購入してきました。
藤の花
美しい藤色のあんに、藤の花が流れるように描かれています。
中は粒あんです。
藤棚(ふじだな)
こちらも藤、棚から零れ落ちるように垂れる藤の花。
もちっとやわらかな皮にこしあん。
井出の里(いでのさと)
井出は現在の京都府綴喜(つづき)郡井手町、山吹の名所として知られているそうです。黒い点はなんだろう?
2色の山吹のきんとんが美しい。
きんとんに包まれているのは明道寺。
水面の桜(みなものさくら)
写真で上手く映りませんでしたが、ぷるんとした生地の下に桜の花がうっすらと見えています。
「水面の桜」とはなんとも風情がありますね、桜色なのは水の上に散った桜の花びらなんでしょう。
ぷるんとした生地になめらかな2色のこしあん、塩漬けの桜と一緒にいただくと絶妙!
椿もち
椿の葉の鮮やかな緑が印象的な「椿もち」。
つるんとした艶のある白に濃い緑、シンプルながら絵になりますね。
のどごしがよく、これは大好きです。
桜もち
塩漬けの桜の葉2枚に挟まれた「桜もち」。
中は関東風の桜餅です。
やわらかな餅にこしあん、塩漬けの桜の葉と一緒にいただくとクセになる味わいですよね。
消費期限は?
消費期限はわらび餅のみ当日限り、他は翌日までの2日間です。
生菓子のお取寄せも
Instagramに”生菓子の発送も始めました”とのお知らせがありました。
予約は詳細お電話にて、気さくな女将さんなので気軽にお問合せくださいね。
予約はできる?
店内は広くなく、入場制限があります。
公式ツィッターと公式Instagramで店頭に並ぶ和菓子が確認できますので、できるれば待たずに受け取れる予約がおすすめですよ。
駐車場は?
駐車場はありません。近隣にコインパーキング有り。
名古屋デパ地下、新宿高島屋で購入可能
名古屋のデパ地下、そして東京の新宿髙島屋でも川口屋の和菓子を購入できます。
詰合せの和菓子は季節ごとに入れ替わり、予約も可能ですよ。
松坂屋名古屋店
松坂屋名古屋店地下1F「旬菓彩々」にて「火・金曜日」に「季節の生菓子の詰め合わせ」が販売されます。
ジェイアール名古屋タカシマヤ
名古屋駅ジェイアールタカシマヤ1階「銘菓百選」にて「毎週水曜日」に「季節の生菓子の詰め合わせ」が販売されます。
新宿髙島屋
東京・新宿髙島屋地下1階「銘菓百選」にて「第3木曜日」に「季節の生菓子の詰め合わせ」が販売されます。
こちらは毎月1回、第3木曜日ですのでご注意くださいね。
人気商品なので早めに売切れてしまうこともあり、どちらのデパートでも予約が確実ですよ。
まとめ
全国から修業に来る方も多い歴史あるお店ですが、メディアにあまりでないので(お断りしているそう)一般にはあまり知られない名店です。
ぜひ一度味わってみて下さいね。
全国の和菓子歩いた畑さんの本でも冒頭で紹介されています!
※ 記事の情報は公開日月時点のものです。
最新状況については公式サイト、お電話にてご確認くださいませ。
店舗情報&MAP
<店舗情報>
川口屋
住所:愛知県名古屋市中区錦3-13-12(google mapで見る)
アクセス:地下鉄名城線・東山線 栄駅から徒歩4分
電話:052-971-3389(予約もこちらから)
営業時間:9:30~17:30
定休日:日、祝、第三月曜日
駐車場:無(近隣にコインパーキング有)
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