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横浜『旧柳下邸』洋館を構える100年超えの大正邸宅

横浜レトロ巡り、この日は根岸なつかし公園敷地内にある大正時代に作られた邸宅「旧柳下邸」へ。 ジブリの「コクリコ坂」のモデルになっているそうですよ。

築100年を超えたとは思えない保存状態がよく、窓やお風呂など細かな造りもすばらしい。 さらに増築された洋館も上品でまさにドラマに出てきそうなすてきな邸宅でした。

建物情報&MAP

名称根岸なつかし公園旧柳下邸
竣工大正8年~13年
設計
見学一般開放(無料)
その他横浜市指定有形文化財

旧柳下邸(きゅう やぎした てい)の建物は明治~大正期の有力商人であった柳下氏により大正中頃に建設されました。大正12(1923)年の関東大震災では一部倒壊したものの、大部分は損失を免れ、その後、戦争など激動の昭和史の中を、柳下家の人々により大切に守り受け継がれてきました。横浜市では平成8(1996)年に敷地を取得し建物の寄附を受けて、できる限り創建当時の姿に復元し「根岸なつかし公園 旧柳下邸」として一般公開しています。

根岸なつかし公園 旧柳下邸公式サイト参照

アクセスは?

アクセスはJR「根岸駅」から徒歩8分ほど、坂の上にあります。

古い住所板が残ってました。

邸宅は大正8年に建てられその後に洋館などが増築されてました。1923年(大正12年)関東大震災で一部倒壊したそうですが大部分が損失を免れました。

その後も親族に大切に守られ、1世紀を越えて美しい姿を保っています。

こちらは勝手口のようですが、正面玄関でなくとも立派な門構え。

コの字になった中庭。

お風呂と脱衣所

お風呂と脱衣所も高級旅館(泊ったことないけど)かと思うほど豪華です。

繊細な飾り枠の窓、木枠の屋根。

お風呂は五右衛門風呂です。

かわいく展示されていました。

脱衣所の天井もすばらしく、板床もぴかぴかでした。

洋館

洋館、なぜか床は畳。

足踏みオルガン。

英国式ストーブは上部がコンロになっていて、アートなのに実用的。

照明も当時のもの?

窓の建具。

残念ながら2階は立ち入り禁止になっていました。

台所

台所、右側は井戸になっており水を汲んで使っていたんですね。

蔵、入口に置かれているのは氷で冷やす冷蔵庫ですね。

なつかし公園

5月に伺ったので立派な皐月人形が飾られていました。

「根岸なつかし公園」として昭和の暮らしを伝える施設になっているようです。

和室にも段ボールが置かれており、おそらくあちこちから寄贈された古い物だと思われます。

包装紙が懐かしくて愛おしい。

さいごに

現存する洋館付き個人邸宅としては規模・室ともに全国的にも優れており、横浜市指定有形文化財に指定されています。

昭和の暮らしと雰囲気が伝わるとありますが、ハコとしては庶民とはかけ離れていますね(笑)。

*2024年5月

※ 記事の情報は公開日月時点のものです。
最新状況については公式サイト、お電話にてご確認くださいませ。

施設情報

<施設情報>
根岸なつかし公園 旧柳下邸

住所:神奈川県横浜市磯子区下町10
アクセス:JR根岸駅から徒歩8分

開館時間:9:00~17:00/開館:9:30~16:30

休館日:毎月第2・第4火曜 (祝日の場合、翌日休)、年末年始 (12月29日~1月3日)

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