東京レトロ巡り、閉店してしまう前にもう一度と向島カドさんへ行った帰りに久々に浅草へ寄りましたが、あふれかえる海外からの旅行客に恐れをなし、雷門をくぐらずに人形町へ。
築地も浅草も外国人だらけで旅行者向けの派手なお店が増え、すっかり情緒がなくなっちゃって、最後の癒しが人形町になってきたなぁ。
そもそもそうゆう発想が昭和なのかしらん。
とりあえず、おいしい鯛焼きを食べて小腹をみたしましょ。
お店の場所は?
お店の場所は東京メトロ日比谷線「人形町駅」A1出口 徒歩3分、甘酒横丁にあります。
看板に「高級鯛焼本舗」と赤文字で書かれています。
創業1916年(大正5年)、昭和レトロな雰囲気の店舗。
テイクアウト専門ですが、店舗のカウンター横にぐるりと行列ができます。
鯛って普通は泳いでる姿で描かれてるけど、柳屋さんの鯛は反対向きでなんだか活きがいい。
希少な「天然鯛焼き(一丁焼き)」
今ではすっかり珍しくなった「天然鯛焼き」または「一丁焼き」とも呼ばれます。 よく見かける鯛の型が一枚の鉄板に並んでるのは「養殖鯛焼き」です。
金型で一匹づつ焼き上げるので頭から尻尾までしっかりと火が通って香ばしく焼きあがります。
金型が重く操るのも大変だし、手早くタネを流してあんをのせたりとまさに職人技。 見ていて飽きませんね。
メニューとお値段
- アイス最中・・各180円
- 鯛焼き・・180円
”高級鯛焼”と銘打っているのに180円の安さ! 老舗さんってなかなか値上げしないので良心的なお値段のところ多いですよね。
名古屋・大須にある天然鯛焼きのお店は300円だよ、、、。
パリパリカリカリのおいしさ
前に並んだおばさまは「人形町に来た時のお楽しみなのよ。」と20匹買ってました!
わたしはその場でいただきます。
こんがり香ばしく焼きあがった鯛焼き、見ただけでおいしさが伝わってきちゃう。
薄皮でパリパリおいしい、粒あんも上品な甘さで3匹くらいペロッと食べられちゃいそう(笑)。
さいごに
人形町って老舗さんが多く、魅力的で行きたいお店がいっぱいです。
まだまだ下町情緒が漂う、インバウンドに侵略されていない人形町はこれから行く機会が増えそうです。
*2023年6月撮影
※ 記事の情報は公開日月時点のものです。
最新状況については公式サイト、お電話にてご確認くださいませ。
店舗情報&MAP
<店舗情報>
柳屋(やなぎや)
住所:東京都中央区日本橋人形町2-11-3
アクセス:東京メトロ日比谷線 人形町駅A1出口 徒歩3分
電話:03-3666-9901
営業時間:12:30~18:00
定休日:日・月曜日
駐車場:無
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