初夏の京都レトロ巡り、ゴゴ、村上開新堂菓舗、ソワレ、柳月堂、築地、フォーチュンガーデンキョウトを回ってきました。
今回ご紹介するのは、”京都で最も古い”といわれる西洋菓子店『村上開新堂菓舗』、2017年からは創業者の奥様が茶室として使っていた売店奥スペースをカフェとしてオープンしたとのことです。
昭和初期に建てられた洋風の建物は明治・大正の面影を色濃く残しており、店内はモノクロ映画のワンシーンのよう。
素敵なお店をさっそくレポ。
京都 村上開新堂とは?
京都で生まれた初代は叔父の村上光保(東京開新堂の初代)に西洋菓子の製造を教わり、村上家の発祥の地である京都に戻った後に明治40年(1907年)、現在の地に西洋菓子舗として開業しました。
創業100年超えの京都最古の西洋菓子店で、手作りクッキー缶は予約半年待ちの人気となっています。
お店の場所は?
お店の場所は、地下鉄東西線 京都市役所前駅 11番出口から徒歩約4分、地下鉄烏丸線 丸太町駅 7番出口から徒歩約10分、京阪本線 三条駅 12番出口から徒歩約10分、京都市役所前駅から徒歩5分ほどの場所です。
右から左読みのロゴ、老舗の威厳を感じますね。
カーブを描くショーウインドウもそのまま、当時はさぞやハイカラで豪華な建物だったことでしょう。
店内の雰囲気は?
入ってすぐが売店になっており、まるでドラマか映画のセットのように素敵!
憧れ?のクッキー缶、予約で半年待ちの幻の缶クッキーです。
缶クッキーのレポはこちら↓
『村上開新堂』京都最古の洋菓子店、予約半年待ち缶クッキーを開封!上品なくちどけと甘さ
缶クッキーは予約制ですが、ロシアンクッキーなどは気軽に一つから購入するこができます。
ロシアンクッキーは名古屋でも購入することができますよ。
店内に飾られた「開新堂」の書は明治の三筆の一人、日下部鳴鶴の揮毫だそう。
1階奥のカフェスペース
売店を抜け、1階奥のカフェスペースへ。
昔は茶室として使われていたそうで、奥につ続く廊下は高い屋根の吹き抜け、明りとりなどがありました。
カフェスペースには靴を脱いで上がるので、とてもリラックスができました。
中庭に面したカフェスペース、きれいにリノベーションされていましたが、建物自体がとても立派。
メニューの種類と値段
- 開進堂ブレンドコーヒー・・750円
- アイスコーヒー・・750円
- だーいリン・・・・750円
- 白桃アールグレイ・・・・750円
- オレンジジュース・・500円
- アップルジュース・・500円
- オレンジゼリー・・562円
- 焼菓子セット・・900円
- カフェ限定スウィーツセット・・1,200円
カフェ限定スウィーツセット
せっかくなので『カフェ限定スウィーツセット』(1,200円)を、「ほうじ茶のシフォンケーキ」か「フォンダンショコラ」を選べます。
『焼菓子セット』(900円)は「ロシアケーキ」「マドレーヌ」「ダックワーズ」「フロランタン」「ガレット・ブルトンヌ」から選びます。
「ほうじ茶シフォンケーキ」は一保堂本舗の極上ほうじ茶葉を使用しており、ほうじ茶の味わいが濃厚でした。
レジ横にアンティークな空間が!
入店した時には背中側だったので気づきませんでしたが、レジ横にアンティークな素晴らしい空間が残されていました。
年季の入った床や家具、突き当りの窓枠が素晴らしい。
時代なら、わたしみたいな庶民はこの空間へ足を踏み入れることができなかったでしょうね。
*2021年6月撮影
さいごに
帰りに缶クッキーも予約してきました。
届くのは5か月後の11月、用意ができ次第でいつ届くのかはおまかせです。11月はわたしの誕生月なので楽しみです。
届いたクッキーのレポはこちら↓
『村上開新堂』京都最古の洋菓子店、予約半年待ち缶クッキーを開封!上品なくちどけと甘さ※ 記事の情報は公開日月時点のものです。
最新状況については公式サイト、お電話にてご確認くださいませ。
店舗情報&MAP
<店舗情報>
村上開新堂
住所:京都府京都市中京区常盤木町62(google mapで見る)
アクセス:京都市営地下鉄東西線 京都市役所前駅 11番出口から徒歩約4分
京都市営地下鉄烏丸線 丸太町駅 7番出口から徒歩約10分
京阪本線 三条駅 12番出口から徒歩約10分
京都市役所前駅から徒歩5分ほど
電話:075-231-1058
営業時間:【販売】10:00~18:00【カフェ】10:00〜17:00(L.O.16:30)
定休日:日曜・祝日・第3月曜
喫煙・禁煙:完全禁煙
座席数:15席
駐車場:無(近隣にコインパーキング有)
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