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『旧神戸居留地十五番館』竣工140年こえ現存する唯一の商館跡カフェレストラン

神戸レトロ巡り、神戸旧居留地エリア『旧神戸居留地十五番館』。

1881年(明治14年)頃に建てられた洋館は現在はカフェレストランとして営業しています。

中には入りませんでしたが外観だけでもすてきでした。

建物情報&MAP

名称旧神戸居留地十五番館
こうべきょりゅうちじゅうごばんかん
竣工1881年(明治14年)頃
設計不明
見学Salon15 TOOTH TOOTH
その他登録有形文化財(1989年指定)

慶応三年(一八六七)、兵庫(神戸)居留地の設立が決定し、造成工事がはじまった。第一回の競売が明治元年(一八六八)におこなわれ、「十五番」の土地はフランス人が落札しホテルが建てられた。この地に現在の建物が建ったのは明治十四年ころと推定される。昭和四十一年に株式会社ノザワ本社となった。
 この建物は木骨煉瓦造、二階建で、海に面する南面両端にペジメントをつけ、二階を開放的なヴェランダとして正面性を強調していた。のちにヴェランダを室内に取り込んでいる。
 全般的に保存状況がよく、ヴェランダ、中廊下や階段廻りの細部意匠にみるべきものがある。旧神戸居留地に現存する唯一の商館遺構として貴重である。

文化庁・文化遺産オンライン参照

アクセスは?

アクセスはJR阪急「三ノ宮駅」徒歩7分、阪神「三宮駅」徒歩6分、地下鉄海岸線「三宮・花時計前駅」徒歩5分、JR、阪神「元町駅」徒歩7分、地下鉄海岸線「居留地・大丸前駅」徒歩5分ほど。

140年を超えた建物とは思えないくらいにきれい!と思ったら1995年(平成7年)に発生した阪神・淡路大震災で全壊、倒壊前の部材70%を使用して復原されたそうです。

復元しているのに登録有形文化財?と疑問に思いましたが登録後の復元ですね。

旧神戸居留地に現存する唯一の「商館遺構」としても貴重な建築物、建てられた当時は何の店だったんでしょうね。

アーチのエントランスがすてき。

ケーキと紅茶を扱っているお店で1階が売店、2階ではランチやアフタヌーンティを楽しめるようです。

海を臨むベランダ、柱には装飾があしらわれています。 低い冊も昔のままなんでしょう。

冊の向こうはちょっとしたお庭にになっていました。

明治の頃はどんな街並みが広がっていたんでしょうね、きっと華やかだったんだろうなぁ。

こちらの一角に登録有形文化財の明治時代の水道管が展示されています↓

さいごに

同じく貿易で栄えた横浜とはまた違った雰囲気の街並みが広がる神戸、どっちもすてきだけど神戸の方が親しみがあるかも。

*2024年11月現在

※ 記事の情報は公開日月時点のものです。
最新状況については公式サイト、お電話にてご確認くださいませ。

施設情報

<施設情報>
旧神戸居留地十五番館(こうべきょりゅうちじゅうごばんかん)

住所:兵庫県神戸市中央区浪花町15番地
アクセス:JR阪急「三ノ宮駅」徒歩7分、阪神「三宮駅」徒歩6分、地下鉄海岸線「三宮・花時計前駅」徒歩5分、JR、阪神「元町駅」徒歩7分、地下鉄海岸線「居留地・大丸前駅」徒歩5分

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