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横浜『KN日本大通りビル』関東大震災にも耐えた100年超えモダンビル

横浜レトロ巡り、今回もゆるゆる自然食Life管理人winさんにご案内いただきレトロ満喫のよき旅になりました。

横浜開港記念会館神奈川県歴史博物館、横浜情報センター、インペリアルビル、KN日本大通ビル(旧三井物産横浜ビル)と公共機関から個人ビルまですてきなレトロがいっぱいでした!

こちらの記事では『KN日本大通りビル』をレポしますね。

建物情報&MAP

名称KN日本大通ビル(旧三井物産横浜ビル)
竣工1911年(明治44年)竣工、1927年(昭和2年)に増築
設計遠藤於菟
見学可(オフィスビルのため迷惑にならないように
その他

三井物産横浜ビル(みついぶっさんよこはまビル)は神奈川県横浜市中区にある近代建築物である。1911年に三井物産横浜支店の事務所棟として竣工した。2015年現在の名称は「KN日本大通ビル」。
1911年(明治44年)竣工、1927年(昭和2年)に増築。設計は日本人初の独立設計事務所を山下町に構えたといわれる遠藤於菟。また、創建時にはコンクリート建築の専門家であった酒井祐之助がかかわっている。同ビルは日本の初期のモダニズム建築であり、日本で最初の全鉄筋コンクリート造の事務所ビルである。関東大震災で横浜の建物群が壊滅的な打撃を受けた際にも、当建物は倒壊を免れ、鉄筋コンクリート造の地震に対する有効性を印象付けた。

Wikipedia参照

アクセスは?

アクセスはみなとみらい線「日本大通り駅」 徒歩3分、みなとみらい線「元町・中華街駅」 徒歩7分ほど。

三井物産横浜支店として1911年(明治44年)竣工した日本で最初の全鉄筋コンクリート造のモダニズム建築です。 この頃の建物としては装飾が少なくクールでスマートな印象です。

竣工当時の写真が1階ロビーに展示されていましたがランドマーク的な目立つ建物ですね。右手後ろに見えるドームは1904年(明治37年)竣工された旧横浜正金銀行本店本館かな。

この後1923年(大正12年)に関東大震災でも倒壊を免れ鉄筋コンクリートの地震への有効性を印象付けました。

重厚な正面玄関。

扉両側がガラス張りになっておりお堅いイメージをモダンにしてますね。

ノスタルジーなエレベーター。

おしゃれですねぇ。

エレベーター表示の半円が下半分になってるの珍しいですよね!

突き当りはガラスブロックの明かりとり。

床のグラデーションのタイル。

マイナスねじの取っ手。

さいごに

関係者のみ出入りするオフィスビルのためか100年超えとは思えないくらいきれいな状態ですね。
雰囲気を壊さないように改修もされているんでしょうけれど。

若い頃に何度か中華街に遊びに行った思い出がありますが、この年になってやっと横浜の魅力がわかった気がしました(笑)。

*2024年5月撮影

※ 記事の情報は公開日月時点のものです。
最新状況については公式サイト、お電話にてご確認くださいませ。

施設情報

<施設情報>
KN日本大通ビル(旧三井物産横浜ビル)

住所:神奈川県横浜市中区日本大通14
アクセス:みなとみらい線「日本大通り駅」徒歩3分、みなとみらい線「元町・中華街駅」徒歩7分

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