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大阪『北浜レトロ』明治時代のイギリス様式「北浜レトロビルヂング」で楽しむティータイム

大坂でチョコレート検定テイスティングテスト受験後にYC梅田へ、その後は大坂公会堂や大阪府立中之島図書館を見学に向かいました。

が、いきなり冷え込んだ上に小雨まで降り始めて体調を崩し、「北浜レトロ」でゆっくり休憩をしてからホテルに戻ることに。

明治時代に竣工したイギリス様式の素敵な洋館、大阪でオールドブリティッシュを味わえます。

建物概要&MAP

名称北浜レトロビルヂング(旧桂隆産業ビル)
きたはまれとろびるち゛んぐ(きゅうけいりゅうさんぎょうびる)
竣工1912年(明治45年)/1997年(リノ ベーション)
設計大林組の設計・施工
その他登録有形文化財(1997年12月)

土佐堀通りに面して建つ小規模な煉瓦造建築。
正面開口部は,花崗岩の切石を用いて縁取りし,玄関廻りを変形アーチを4本の柱型で受け,2階は大きく開く窓枠を置いてアクセントとする。
近隣の洋風建築とも,金融の町北浜の往事の面影を今に伝えている。

文化庁・文化遺産オンライン参照

お店の場所は?

大阪メトロ 堺筋線 北浜駅、京阪電鉄 北浜駅 26番出口より徒歩1分の素敵な洋館。 

大きく開く2階の窓、竣工当時はおしゃれな屋根のランドマーク的な存在だったでしょうね。

特徴となる4つの柱に支えられた玄関、両脇は格子の窓になっています。

お店を出る頃にはすでに暗くなり、淡いグリーンのライトで幻想的な雰囲気に。

入口横には「1912年KITAHAMA RETRO」のプレートと登録有形文化財の認定プレート。

シンプルながらアンティークなドアハンドルです。

北浜レトロビルヂングって?

明治45年(1912年)、大林組の設計・施工によって、北浜の株式関係者の集会所「株友会倶楽部」として建てられた地下1階・地上2階建てイギリス様式の洋館。
 当時、「大大阪時代」の北浜は全国一地価の高い地域であり、熟練した職人による贅を尽くした造りは銅板葺きの屋根や内部の木製階段、地階の金庫などに鮮明に残っています。

大阪府下に現存するレンガ造の建造物としては最古の部類に属し、西洋建築導入期の色合いが強く残る、まさしく「株の街、北浜」のモニュメントとも言うべき貴重な文化財建築です。

 第二次世界大戦後は、建築資材の専門商社「桂隆産業株式会社(平成6年倒産)の本社社屋として利用されてきましたが、平成9年(1997年)、大規模な保存・改修工事を経て、建築当時の姿と雰囲気そのままに『北浜レトロビルジング』として蘇りました。
 ちなみに1912年は、あのタイタニック号の沈没事故があった年でもあります。

店内の雰囲気は?

1Fは売店、テディベアなどイギリスをテーマにした商品が並んでいるみたい。

人気のケーキは入り口すぐのショーケースに並んでいます。

カフェスペースは2F、おしゃれなウッドの階段を上がって上へ。 この日は3組ほどが並んでいて10分ほど待ちました。

アンティークな雰囲気がとってもすてき。

ケーキセット 

『ケーキセット』(1,300円)を、紅茶専門店なので紅茶をいただきました。

『いちじくショートケーキ』と『中の島アフタヌーン』をいただきました。 

ケーキは大きめ、紅茶はポットで出てきておしゃれ! アフタヌーンティーもありますよ。

大坂のレトロ純喫茶をさらにチェック!

見学はできる?

紅茶とお菓子のお店として営業されており、お客として建物内に入れます。1階は売店、2階はカフェ営業しています。

毎年秋にイケフェス(生きた建築ミュージアム大阪)のイベントで開放されますが、地下が見学できるかは不明。

大阪の登録有形文化財・重要文化財↓

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さいごに

明治時代に建てられた洋館で楽しむティータイム、すてきなひとときでした。

レトロ建築を見逃したのは残念ですが、あらためてゆったり巡りたいと思います!

店舗情報

<店舗情報>
北浜レトロ (きたはまれとろ) 
住所:大阪府大阪市中央区北浜1-1-26 北浜レトロビルヂング(google mapで見る
アクセス:大阪メトロ 堺筋線 北浜駅、京阪電鉄 北浜駅 26番出口より徒歩1分
電話:06-6223-5858
営業時間:〔月~金〕11:00~19:00〔土・日・祝〕10:30~19:00
定休日:年中無休
喫煙・禁煙:全席禁煙
座席数:40席(大テーブルでのご相席となる場合がございます。)
駐車場:無(近隣にコインパーキング有)
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