喫茶店巡りの59巡目は丸の内「喫茶さくら」、桜華会館という一般財団が運営する古めかしい(失礼)建物の1Fにあります。
喫茶さくらの創業が1975年(昭和50年)なので、会館も同じく半世紀近い建造物と思われます。
ちょうど桜華会館に用事あったのですがお昼になると満員御礼の賑わい。老舗喫茶店の元気な姿になんだか嬉しくなってしまったのでした。
お店の場所は?
お店の場所は丸の内「桜華会館」の1F、地下鉄丸の内駅からも市役所駅からも歩いて10分ほど、周りは裁判所や神社といった公共施設。
ぶっちゃけで用事がなければいかないような場所ですね。
正面から入ってすぐが「喫茶さくら」、食品サンプルの並ぶ昭和レトロな喫茶店。
営業中と書かれた看板、喫茶店で見るのは珍しいんじゃないかしら。
喫茶店というより食堂風?
どうやら「珈琲大福」(170円)が名物のようです。
使い込まれた木の扉、入る前からすでにキュンキュンしちゃいます。
店内の雰囲気
中にはいると天井はシャンデリア、ウッドの高級そうなテーブルと椅子と豪華絢爛です。
これは「さくら」より「ばら」じゃないかと思ったけど、桜華会館に因んでつけたんだよね。きっと。
こじゃれた細工の椅子も赤!テーブル赤!
先客が誰もいなかったので4人テーブルに座ったら「混雑時には相席をお願いします。」と言われました。
こんな広くてガラガラなのに満席で相席?
と思ったら、あれよあれよという間に満席になっちゃいました。
わたしは検定で午前中だけだったんだけど、他で会議室を使ってた方は午後も引き続き会議室を利用するようで皆さんお昼を食べてました。
そうか、この建物の周りはお店とか何にもないもんねぇ。皆さん、ここでお昼を食べて午後に備えるようです。
それにしてもガラス壁のフラワーシールがいい感じ!
プリン ア ラ モード 740円税込
お昼食べようかとも思ったんだけど、珍しく頭使ったせいが糖分が欲しいってことで『プリン・ア・ラ・モード』(740円税込)をオーダー。
昔ながらの舟形パフェグラス、プリンは自家製っぽい感じ。
カラーチョコスプレーが昭和を醸し出してる(笑)
シャインマスカットまでついて思ったよりも豪華、でも生クリームが多すぎかも。
プリンアラモードにまでちゃんと「ピーナッツ」がついてきて、結構大粒で安っぽくないヤツ。
甘いパフェ→ピーナッツとこれがなかなかパフェにも合う!
ホントはパフェの後にコーヒーも頼みたかったんだけど、満席まで混んじゃったので注文しそびれちゃいました。
シュガーポットはなんと木製、なんか囲碁の碁石入れみたい?
なんで2つもと思ったら、ブラウンシュガーとグラニュー糖の2種類が用意されていました。
なんともゴージャスです。
読み古された雑誌とかあるので常連さんも多そう。
床の感じもなかなかに渋い!
お会計を済ませて店の外に出ると「満席」の札。
中では若い(といっても30歳前後?)の男の子一人がテキパキと仕切ってて、元気な声が響き渡ってました。
元気ないにしえの喫茶店、コーヒーは飲めなかったけどなかなかに気分良くお店を後にしました。
メニューの種類と値段
軽食や食事メニューがかなり充実。(大盛)の設定もあり、丁寧に注文を取ってたのも好印象でした。
コーヒー(400円)、ミックスジュース(500円)と老舗にしては強気のお値段です。
食事メニューもエビピラフ(610円)、ミートスパ(610円)、中華丼(710円)など昭和なラインナップ。
平日限定でランチタイムはドリンクが200円でつくようです。
こちらは伊勢神宮にも奉納された名古屋ブレンドです。
さいごに
「喫茶 さくら」、創業当時はかなり豪華絢爛でおしゃれなお店だったことでしょう。
わざわざは行かないけど、桜華会館まで行ったらまた入っちゃうでしょうね。
今度はランチ食べてみようかなぁ。
名古屋の昭和純喫茶を歩いて巡るお散歩旅をしています↓
昭和純喫茶を巡る旅
※ 記事の情報は公開日月時点のものです。
最新状況については公式サイト、お電話にてご確認くださいませ。
店舗情報&MAP
<店舗情報>
喫茶 さくら
住所:愛知県名古屋市中区三の丸1-7-2(google mapで見る)
アクセス:地下鉄桜通線「丸の内駅」・名城線「市役所駅」から徒歩8分
電話:052-203-1900
営業時間:8:00~17:00
定休日:不定休
喫煙・禁煙:全面喫煙可
座席数:61席(カウンター席9席、テーブル席52席)
駐車場:有(桜華会館前に10台分)
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