★レトロ純喫茶を巡る旅★

大須『鯛福茶庵』天然たい焼き一丁焼きが食べられる!

大須商店街で多くの人に愛された、「一丁焼きの天然たい焼き」のお店「鯛福茶庵」が突然閉店をしてから約半年。
多くのファンの復活を望む声を受け、旧店舗のすぐ前に復活オープン!

今度の店は通りからも「一丁焼き」でたい焼きを焼いているパフォーマンスが見られるんですよ。

名古屋ではすでに天然たい焼きを食べられるのは、こちらと高辻のシャンピアポートの澤屋のみなんだとか。
5月1日のオープン当日から行列のできる人気ぶりで一日1,000個売れる人気ぶりだったそう。

お店の場所

お店の場所は大須観音から大須観音通に入ってすぐとのことろ、旧店舗の目の前です。
お店のベンチからは大須観音からすぐ、和風の店構えが門前町の風情を伝えています。

通りから一丁焼きでたい焼きを焼く様子を見られるよう、ガラス張りの店舗にしたのは十代目のこだわりなだとか。
海外からの観光客ももの珍しそうにパフォーマンスをのぞき込み、撮影やムービーを撮っている方もいました。

「一丁焼き」とは?

たい焼きの「一丁焼き」とは、「天然焼き」とも言われ、1個つ金型で焼くたい焼きのことです。
6個ほど並んだ金型でまとめて焼くたい焼きを「養殖」、1匹づつ焼くたい焼きを「天然」と呼び差別化されています。

金型はずっしりと重く2㎏ほどもあるんだそう。
それを片手で支え、反対の手だけで生地を流し込み、あんこの形を整えてのせるのはかなりの修練と力がいるんだとか。

今では名古屋でも1匹づつ焼く「一丁焼き」は見かけなくなってしまった「天然たい焼き」は、まさに「絶滅機種」と言ってもいいかもしれません。

パリッと焼いた薄皮にたっぷりの自家製あんこが自慢

「一丁焼き」の特徴はパリッと焼かれた香ばしい薄皮、お値段は140円税別でうs。
中のあんこが透けるくらいの薄皮は、まさに職人さんの技といったところ。


食べ歩きには、かわいいたい焼きのスタンプされた紙に包んでくれますよ。

しっぽまでたっぷり詰まった粒あんは十勝産小豆で作った甘さ控えめの自家製あん、ほっこりとした味わいです。
パリッと焼かれた薄皮で食感が軽く、特に尻尾の部分はうまい!

手間をかけているのに151円(税込)と、お手頃価格なのも嬉しいですよね。
名古屋で「天然たい焼き」が食べられるのは、他には高辻のシャンピアポート内の「澤屋 高辻店」くらいではないかとのこと。

一丁焼きの天然たい焼きへのこだわり

澤屋は愛知県の蟹江町の龍照院(りゅうしょういん)門前町で天保から続く和菓子屋。
大須に”一丁焼きの天然たい焼き”のお店「八代目澤屋 鯛福茶庵」をオープンしたのも門前町にこだわったからんだとか。

絶滅危惧種の天然たい焼き復活のキッカケは、会社の古い倉庫を整理していたら大量の「一丁焼きの金型」が出てきたんだとか。
大切に保存されていた金型を見て、名古屋でも天然たい焼きを復活させようと10年前にオープンしたのが「八代目澤屋 鯛福茶庵」。
元の店舗は諸事情で閉店になったものの、新しい場所を探していたところ旧店舗のすぐ前に空きがでたんだそう。

澤屋の金型は尻尾が大きめの独得の形。受け継いだ金型を手入れをしながら使っているそうですよ。
これからも是非「一丁焼きの天然たい焼き」を伝えていって欲しいですね。

自家製タレのみたらし団子も人気

鯛焼きは「あん140円(税別)」のほかに「カスタード150円(税別)」、季節限定の「抹茶あん150円(税別)」も。
250円(税別)のドリンクセットもあります。

お店で焼いてくれる「みたらし団子(80円税別)」、自家製のタレが人気なんですよ。

お団子は他に「きなこ、黒ごまきな粉、抹茶きな粉」と色々と選べます。

店舗奥にはイートインスペースが現在準備中だそうでえすよ。
「大須門前町」限定の商品も検討中だそうで、楽しみですね。

さいごに

一丁焼き(天然焼)のたい焼きが食べ歩きやイートインで気軽に食べられるのは嬉しいですね!

ガラス張りの店舗は、金型に生地と粒あんをのせていくパフォーマンスを見られるのも楽しみの一つ。
パフォーマンスを含めて大須名物になりそうです。

店舗情報&MAP

 

<店舗情報>
鯛福茶庵 八代目澤屋
住所:愛知県名古屋市中区大須2丁目18−2第一サカイビル(google mapで見る
電話:052-232-8308
営業時:10:00〜18:00
定休日:水曜日
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