川口屋の9月初めの和菓子たちです。
創業300年の名古屋が誇る老舗和菓子処「川口屋」、2週間ごとに和菓子が変わり季節を感じられます。
9月の始めに店頭に並ぶ初秋の和菓子たち、淡い緑と紫でした。
お店の場所は?
お店の場所は名古屋・錦、地下鉄栄駅から歩いて3分くらい。
知らなければ通り過ぎてしまうくらいにさり気なく通りに溶け込んだ有名店です。
9月初旬の和菓子
この日は12時くらいに伺い、6種類が店頭に並んでいました。
- 小萩もち
- 秋草
- 女郎花(おみなえし)
- 萩の露
- 秋茜(あきあかね)
- 桔梗(ききょう)
緑と紫のハーモニー、色合いも上品です。
お値段は書いてませんが基本は(320円税込)、~350円税別です。
店頭に並んだ6種類、コンプリートしてきたのでご紹介しますね。
桔梗(ききょう)
ほんのり淡い紫の色をした『桔梗』、持ち帰る間に形が崩れちゃってます。
甘めの粒あんを白あんでくるみ、もちもちのういろう?生地に包んでいます。
秋茜(あきあかね)
その名の通り、トンボの秋茜が飛んでいます。
残暑の中、トンボが低いところをスーッと飛んでいくと秋を感じますよね。
最近はすっかりトンボも見かけませんが。
上用饅頭で中身はこしあん、定番ですが皮もこしあんも本当においしい。
萩の露(はぎのつゆ)
ぷるんと涼し気な葛まんじゅう。
中はやわらかなこしあんの周りに道明寺、透けて薄ピンクに見えていたのは2重になっていたからなんですね。
こしあんも葛に合わせてなめらか。
女郎花(おみなえし)
女郎花の花畑、おみなえしってこんな字を書くのかと初めて知りました。
淡いグリーンの皮に包まれているのは白あん、皮が少し残っているので白粒あんかな。
白あんの粒って久々に食べた気がします。
秋草
ねりきり、基本は同じだけど季節によって色合いが違って趣きがあります。
紫の粒々は”紫蘇”を使っているそう、一畝づつしっかりしてて美しい。 透明の寒天は秋露かな。
中は道明寺、あんじゃないので甘すぎないのがさすがです。
小萩もち(こはぎもち)
流れるような紫が萩。 なんでできてるんだろう。
こしあんの周りにほんのり白あん、道明寺も2色を重ねているので淡い上品なグリーンになっているんですね。
消費期限は?
消費期限はわらび餅のみ当日限り、他は翌日までの2日間です。
生菓子のお取寄せも
Instagramに”生菓子の発送も始めました”とのお知らせがありました。
予約は詳細お電話にて、気さくな女将さんなので気軽にお問合せくださいね。
予約はできる?
店内は広くなく、入場制限があります。
公式ツィッターと公式Instagramで店頭に並ぶ和菓子が確認できますので、できるれば待たずに受け取れる予約がおすすめですよ。
駐車場は?
駐車場はありません。近隣にコインパーキング有り。
名古屋デパ地下、新宿高島屋で購入可能
名古屋のデパ地下、そして東京の新宿髙島屋でも川口屋の和菓子を購入できます。
詰合せの和菓子は季節ごとに入れ替わり、予約も可能ですよ。
松坂屋名古屋店
松坂屋名古屋店地下1F「旬菓彩々」にて「火・金曜日」に「季節の生菓子の詰め合わせ」が販売されます。
ジェイアール名古屋タカシマヤ
名古屋駅ジェイアールタカシマヤ1階「銘菓百選」にて「毎週水曜日」に「季節の生菓子の詰め合わせ」が販売されます。
新宿髙島屋
東京・新宿髙島屋地下1階「銘菓百選」にて「第3木曜日」に「季節の生菓子の詰め合わせ」が販売されます。
こちらは毎月1回、第3木曜日ですのでご注意くださいね。
人気商品なので早めに売切れてしまうこともあり、どちらのデパートでも予約が確実ですよ。
まとめ
全国から修業に来る方も多い歴史あるお店ですが、メディアにあまりでないので(お断りしているそう)一般にはあまり知られない名店です。
ぜひ一度味わってみて下さいね。
全国の和菓子歩いた畑さんの本でも冒頭で紹介されています!
※ 記事の情報は公開日月時点のものです。
最新状況については公式サイト、お電話にてご確認くださいませ。
店舗情報&MAP
川口屋
住所:愛知県名古屋市中区錦3-13-12(google mapで見る)
アクセス:地下鉄名城線・東山線 栄駅から徒歩4分
電話:052-971-3389(予約もこちらから)
営業時間:9:30~17:30
定休日:日、祝、第三月曜日
駐車場:無(近隣にコインパーキング有)
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