伊勢市駅で降りて「喫茶 寿(ことぶき)」でモーニング、お店を出るとすぐ近くに商店街の入口があるのを見つけて歩いてみました。
なんと江戸時代から始まったという商店街、かなり長く続いていてまだまだ元気なお店もたくさんありましたよ。
商店街の場所は?
JR伊勢市駅から線路沿いを北東に進むと商店街の入口があります。
メインストリートの「新道通」は江戸時代1827年(文政10年)に完成、伊勢市最大級の商店街として愛されてきました。
長い商店街にはアーケードが設置されており快適にショッピングができちゃいます。
まず目に入ってきたのは「ヤングミセス キムラ洋装」、入口横の柱に書かれた”洋装はキムラ屋”の文字もエモい!
紅白幕の奥には制服?をきたマネキン。 蝶ネクタイがオシャレ。
懐かしの「モンチッチ」発見!
しかもかなりビック、こんなに大きいサイズのモンチッチは初めてみました。
「お好み焼・焼そば おもかげ」。
屋根の看板文字は新しいようですが、入口の開き扉は年季入ってますね。
「大安金物店」、2018年に志摩高校の皆さんが描かれたシャッターがきれい。
商店街の洋服屋さんらしくてよき。
”Shikishima”の看板があるパン屋さん。
交差点の角、テントがこじゃれています。
お店っぽくない、立派な日本家屋。
歴史のありそうなお茶屋さん。
火鉢ですよ! 炭が入っているのでまだ現役かも?
おうち用のほうじ茶をお買い上げ、おいしいお茶でもてなしていただきました。
細い路地をはいったところにある呉服屋さん。
マネキンがレトロです。
こちらは大人のパラダイス。
夜になるとオープンするのかな?
靴ではなく”履物店”、その昔は草履や下駄が並んでいたのかな。
個人店の眼鏡やさん、かなり珍しくなりましたね。
薬屋さんかな、奥に「健康相談コーナー」と書かれたプレートが下がっています。たばこ屋併設。
歴史を感じる商店街
途中の広場にある石碑に書かれているのは芭蕉の句「月さびよ明智が妻の話せん」。
芭蕉が奥の細道の旅を終えて伊勢の遷宮参詣をした際に宿を借りた際、貧しくも暖かいもてなしを受けた芭蕉が感激して夫婦に詠んだ句だそうです。
さすが伊勢神宮のお膝元だけに歴史を感じますね。
昭和の時代は商店街には参拝客が溢れ、さぞや賑わったことでしょう。
さいごに
移動手段が電車から車となり、人の流れが変わったんでしょうね。 わたしとしてはおかげ横丁より、こちらの商店街の方が好きですが、、。
また電車でお邪魔した時にはお邪魔したいです。
*2023年6月撮影。
※ 記事の情報は公開日月時点のものです。
最新状況については公式サイト、お電話にてご確認くださいませ。
施設情報&MAP
<施設情報>
しんみち商店街(伊勢銀座新道商店街振興組合)
住所:伊勢市一之木2-2-21(しんみちテラス)
電話番号:0596-28-5668